長田悠幸のレビュー一覧
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学校のモブやフェスや
ライブハウスのエピソード、本田先生の1人2役が良かったです^ ^;
フォード君の野望?はどうやらまた新たな方策を練っているようで、どうなりますか。
光岡ママン、やはり良いです。彼女も音楽たるものに必要な資質を備えているから娘の異変を敏感に察知したのでしょう。
イップスも局所性(職業性)ジストニアと似ていて、心因性の部分もありそうです。
学校内の有象無象も、この演奏を聴いて少しは感じたものがあったのかどうか。噂くらいしかできない輩っていますからね。
ここでもまた名曲の歌詞が上手く引用されていて、吹奏楽部と軽音部のこれからが気になります。
BookLiveのみの期間限定無償公開だったようですが、素 -
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今度は吹奏楽部の面々
光岡さんとすばる先生の過去話がメインで、お2人とも学生時代は平日は4時間睡眠での地道な練習メニューづけで、やはり吹奏楽部、いわゆる体育会系的なノリが必要とされる部分が出ていますね。
実際にはこれで燃え尽きる生徒が多々いる訳ですし、高校野球等と同様の問題点もありそうです。生涯の趣味とさせないような構造がある訳で。
光岡さん、音楽家の両親の許でもあまり音楽に好きになれなかったところ、高校生のサックス奏者だったすばるさんに音楽の楽しさを教えてもらったのはいいんですが、楽器の変更等と、正に独裁的な顧問、はどうでしょうかね。演奏を合わせるのは合唱とかでも重要なのは百も承知ですが、ちょっとコンクールだけ目 -
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茜さんとすばる先生とかと
光岡さんは常に即断即決で、今度は井鈴茜さんのターン。群像劇スタイルで、個々のメンバーに焦点を当てていっています。
クラシック音楽の分野と同様、吹奏楽部も厳しい専門的な訓練を積み重ねてようやく一人前になるのでしょうし。
バンド名を決めるまでの悶着も良くて、ここではJB先生が好き勝手やっていました。
光岡部長にしてもすばる先生にしても、本田先生たちの演奏CDで色々感じたのでしょう。本調子でなくなった光岡さんがちょっと心配でもありました。
茜さんの生き方、読者にも刺さりそうです。空気を読むって言葉は私も嫌いですよ。 -
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濃密な1週間
GW中、本田先生、曲作りに没頭していたようです。忍さんが誰も来ないと心配していたのも分かりますが、この巻はいわゆる特訓の期間みたいにもなっていました。
章立ても個々人名になっていて、ドラムは元野球部の先輩に師事し、正確にリズムを刻む訓練を。
五月さんはレッスン代用にこっそりアルバイトもし……ブルーハーツの名曲「TRAIN TRAIN」に合わせたコマ割りとTV番組での熱唱、圧巻でした。やはり喫煙は喉に良くないでしょうし。
コレクションを全部売り払ってキーボード代を捻出した忍さんと、ギターをジミヘンに教わりつつ作曲を続けた本田先生、どうやら一段階、上がったようで……ただラストの引きは気になりました -
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色々動きつつも
新曲ができたと浮かれていたものの、実際に演奏しても観客の反応で現実に引き戻されるあたりの描写、リアルでした。
サッカー部の日野先生、好青年です。バンド仲間のエピソード等もピッタリで。
その前にようやく消息がつかめたお兄さんたちのエピソードも入っていて、どうやらフォード青年(登場人物名は概ね自動車メーカー縛りです)と共に来日するっぽいです。
音楽の神様(悪魔?)と契約していたのは……というのも分かる話でした。
伝説舐めんなよ、は本当にそうでしょうが、この辺からどう巻き返すか、でしょう。
TV番組は案の定、しょぼい内容に成り下がっていました。頑張ったあのディレクターさん、再登場して欲しいですがどう -
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悪役が分かりやすく
吹奏楽部、情熱大陸とおぼしき番組の取材を受けることになったんですが、どうやら目利きのディレクターは軽音部の方に焦点を当てているようです。
キダ・タローっぽいとパチモン臭が……まぁ今の劣化したTVだと、実際に予算も人員も不十分にはなっているでしょうね。
新たにメンバーに加わったお2人のエピソードも良かったですし。
名門、という割には保護者とかの反応がショボいんで、実際はさほど大したことはない学校なのかとも思います。ヘンサチ秀才をかき集めているわけでもなさそうですが。
吹奏楽部のすばる先生、分かりやすくなっていて、今後どう出るんでしょうか。
ジミヘンの幻の曲は、聞いてみたい人、多々いるでしょうね。