狩野みきのレビュー一覧
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【引用文3つ】
1. (p.60)型から考えるのではなく「型」を見つける
世の中のルールというものは常に変わっていきますが,今ほど変化が激しい時代もないのかもしれません.変化の激しい時代だからこそ,「これからは○○がルールになるのではないか」と予測して行動することには特別な意義があります
2. (p.96)「質問ができる」のは,自分で考えている証拠
質問は,誰が,どんな状況で,何のために質問するのか,でその良し悪しが決まります.良い質問,効果的な質問とは,状況・目的に応じて自分が聞くべき質問,自分で納得のいく質問のことを言うのです.
3. (p.115)質問をした場合の最悪のシナリ -
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ネタバレ”考え抜く力”を欧米の学校での教え方をヒントにビジネスパーソン向けにわかりやすく伝授するもの。ハーバード大学が提唱する「考え方のツボ」やクリティカルシンキングをもとに筆者の経験を踏まえ、考える方法がまとめられております。
「考えが浅いと言われる」、「会議で自分の意見を発言できない」と悩んでいるビジネスマンにオススメ!
欧米人と比較して日本人サラリーマンが良くない点を、欧米の学校で学んだ経験をもとに明らかにしてくれます。
本文でも紹介がありますが、著者がTEDでスピーチをされた経験のある方でYoutubeでもその内容を見ることができます。
個人的にはTEDでもスピーチも印象的でわかりやす -
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1.わかりやすくて読みやすい狩野みきさんのシリーズなので購入しました。
2.自分の考えが出ているのに意見として伝えることができない方にどのような順序で文章を組み立てていくのか、どのような反論をしていけば丸く収まるのかなどが書かれています。日本では議論=潰しあいというイメージが強いのですが、欧米では議論=互いの理解を深めることを意味しています。ビジネスの世界では提案の連続なので、議論をしなければ会社が成り立たないくらいです。意見を言うことが苦手な方にもしっかりと実践できるメソッドつきの本なのでいいと思います。
3.わかりやすくて読みやすかったのですが、新しく何かを学ぶことはなかったです。自分 -
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<目次>
序章 ウォーミングアップ
第1章 自分で「答え」を見つけ出す考え方の基本
第2章 ルールを見つける力
第3章 究極の質問を見つける
第4章 常識に負けない「根拠力」を持つ
第5章 言語化の力を養う
第6章 常識・自分の理解を疑う
<内容>
2021年の大学入試で問われる「考える力」。よく出てくる風船の絵から何かを説明する問題( ウォーミングアップ
第1章 自分で「答え」を見つけ出す考え方の基本
第2章 ルールを見つける力
第3章 究極の質問を見つける
第4章 常識に負けない「根拠力」を持つ
第5章 言語化の力を養う
第6章 常識・自分の理解を疑う
<内 -
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ネタバレ日本人は、他人の意見に同調してばかりで、自分の意見を主張しないとよく言われる。だが、そもそも自分の意見の構成方法を知らないのではないか?そう考えた筆者は、ある事柄について、自分の意見を確立し他者に発言するという一連のプロセスの作成方法こそ、まず習う必要があると考え、その考えをまとめたものが本書である。
本書では、ある事柄についての理解力を高め、自分の意見を構築する方法が具体的に記されており、即実践できるものが多い。
以下の1,2が本書で特に印象深いと私が感じた2点である。
1.
ある事柄について、十分な理解なしに意見を言うことはNGということ。それは意見ではなく単なる憶測だからである。
2.
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大学で英語と意見の作り方を教え、世界的なスピーチのイベントTEDの壇上に立ったこともある著者が自分の意見に深みを与えるコツを書いた一冊。
欧米人と日本人の意見を発言する際の思考の明確な違いが本書を読んで知ることができました。
各章のはじめにある欧米式の授業風景が日本とは大きく異なり、こうしたことを繰り返すことによって意見力に差がついていると感じました。
英会話教材の販売の提案をモデルとして解説されていたり図解も多く、意見の精度を高め、自信のあるものにしていくために相手に質問するためのポイントや欧米人の持っている意見交換のルールも載っており理解が深まりました。
本書のなかでも「事実」と「意見」