出井康博のレビュー一覧

  • 松下政経塾とは何か

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    最近因縁を感じ始めたので、読んでみた。

    小物臭がするな~とは思っていたが、

    やっぱり実際のところも政経塾出身の者は選挙の仕方だけを学んだ成り上がり者にしか過ぎない。

    民主主義を破たんに追いやる一因になるのは間違いないだろうな。

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    2010年06月15日
  • 松下政経塾とは何か

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    今日では政界に多くの門下を輩出するようになった松下政経塾についてよくわかる本。著者は松下政経塾の存在意義に懐疑的で、批判的な文章も多い。一時期は赤字運営で経営が厳しく、さらに塾生と職員の軋轢も絶えなかったというのは意外でした。

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    2009年10月04日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    日本政府の”留学生30万人計画”の名のもとに急増している出稼ぎ目的のベトナム人偽装留学生。
    そして彼らを食い物にしている悪徳ブローカー。
    技能実習生の実態や、官僚利権の問題などの社会構造についても書かれている。

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    2025年12月10日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    ニッポンの何が「絶望」工場なのだろう。と思いをめぐらせたところ、以前読んだ『絶望の裁判所』を思いだし、また法曹界の話か……。と半ばやけくそ気味に手に取ったところ、それは外国人実習生の実態についての本であった。
    ベトナム人がヤギを盗んで食べたという事件にも触れているが、これが2014年のことらしい。
    これを含めて外国人実習生による犯罪が増加していること、それには政府、外郭団体なども加担しているらしいこと、が指摘されている。
    本書の発行が2016年。8年程度経過しているが、その後の状況に変化はあったのだろうか?
    日本の動きの悪さには、相変わらず「絶望」するしかないように感じる。

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    2024年03月05日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    ネタバレ

    ・外国人介護士受け入れ「人手不足」ではなく「EPAでフィリピンに産業廃棄物を持ち込む」ため
    ・厚労省「送り出し国の要請に日本が応じたもの」
    ・外国人が移民として日本に馴染むことは簡単ではない、結果犯罪に手を染める難民がいたとしても不思議ではない。
    ・週28時間以内という法律を守っていれば留学生は日本で生活できない。借金をして日本へ来るが返済できず→不法滞在

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    2019年07月15日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    「留学生30万人計画」という表面的な数字だけの留学生招致による歪みがよくわかる。
    そうして日本のイメージが毀損していく状況は見直さないと、誰も幸せになれない。

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    2019年06月12日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    多くの人が知るべき。著者が書いていることが全てではないだろうし議論の持っていき方に違和感も感じるが、それでも私たちの生活が非人道的な労働に支えられているのは事実。制度や施作ができた経緯、その裏にあった官民双方の思惑にまで踏み込んだ内容で、実態がよくわかる。(ただそういった現状を受け入れ、もしくは知らぬふりをしていた消費者の私たちも同罪)

    『そのときになってようやく、私たちは気づくのかもしれない。「人手不足」を言い訳にして、いかに私たちがニッポンという“絶望工場”で彼らを搾取し、食いものにしてきたのかということにー。』

    そこまでして私たちが守りたい生活の質って何なんだろう。

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    2019年02月02日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    主にベトナム人研修生・留学生が日本語学校に入りながら週28時間以上の労働、低賃金の実態をレポート。今後の移民政策を考えるうえで参考になるだろう。

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    2019年01月20日
  • 松下政経塾とは何か

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    卒業生を中心に松下政経塾関係者に対する取材を元に、松下政経塾について書かれた本。取材に基づいているため説得力はないが、松下政経塾がどのような組織なのかは概観できた。内容は薄い。印象に残る松下幸之助の言葉を記す。
    「私は、欲望は力であり、人間の活力であると思っています。だから尊いものであり、どれも格差はないと考えています。みなさんは、一休禅師のことを知っていますか。あんな欲のない一休さんのような人ばかりだったら、世の中は成り立ちません。一休さん自体はけっこうな姿ではありますが、あのような人は、一万人の中に一人とか、十万人の中に一人だから、社会は成り立つのです。われわれが全部一休禅師になったら、

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    2018年11月26日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    知らないことは罪だと思う。
    単純な議論に集結してしまってはいけないが、
    いろいろな観点から
    物事を知ろうとし続けたい。

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    2018年07月16日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    コンビニは244時間営業しており、すぐに食べられるサンドイッチや
    おにぎりが並んでいる。雨の日も、風の日も、台風の日も、雪の日も
    宅配の新聞は必ずポストに配達される。ネットなどの通信販売で
    購入した商品は指定時間内にきちんと届く。

    便利であることを便利であると感じないほどに、私たちの生活の便利
    になっている。だが、その「便利な生活」を見えないところで支えいる
    人たちがいる。

    そんな人たちのなかに含まれるのが本書で取り上げられている外国
    人労働者だ。みんながみんな、就労ビザで日本にやって来るのでは
    ない。技能実習制度や日本語学校や大学への留学を名目とし、来日
    した彼ら・彼

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    2017年08月24日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    外国人技能実習制度で来日した実習生が、実習という名目で低賃金・重労働の仕事に就き、残業代の未払いやパスポートの取り上げといった人権侵害を受けている。欧米の人権団体などには、日本の実習生を「現代の奴隷」と呼ぶところまである。しかし、この実習生より酷い待遇を受けているが、出稼ぎ目的で来日した留学生たち。彼らは多額の借金を背負い入国し、実習生もやらない徹夜の重労働に明け暮れる。そうして稼いだアルバイト代も、留学生の日本語学校に吸い上げられる。日本で最底辺の仕事に就き、最も悲惨な暮らしを強いられている。新聞やテレビが決して触れない留学生たちの悲痛な叫びと怨嗟。変質していく来日外国人との向き合い方を深く

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    2017年04月22日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    日本人がやりたがらない仕事に就くために来日した外国人の現実をルポ。正直,移民や難民はもちろん彼らのような労働力受け入れはどうかと思う。日本人と同等の権利や生活を保証できない日本に受け入れる資格はないと思うから。余裕があるか自分たちを彼らに合わせる気持ちがないのにきれいごとを言っても仕方ない。親日の彼らが反日になって帰っていく現実は耐えられない。

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    2017年03月06日
  • ルポ ニッポン絶望工場

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    せっかく、親日派で日本を訪れた人たちに、より日本を好きになってから自国へ帰って欲しいけれど。

    しかし、この現実は、ひどいなあ。

    特に、新聞配達という奴隷労働を、新聞が報道しないという、日本のジャーナリズムのダメさ加減が絶望的。

    日本の新聞の言説なんて、ホント信用できないよな。
    政府与党や警察権力やスポンサーに屈服しない、真のジャーナリズムは、日本の新聞には、無い。

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    2017年01月08日
  • 松下政経塾とは何か

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    マンションで読む。再読です。非常に読みやすい本です。また、しっかり取材もしています。再読の価値ありです。

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    2013年09月10日
  • 民主党代議士の作られ方

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    前回の衆議院議員総選挙での民主党の現職と新人の選挙戦を通して、政治システムの問題点を書いている。
    予備選挙を行うこと、議員定数を半分にして献金全面廃止、政治資金として1億円。是非マニュフェストにする政党が出てきて欲しい。

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    2011年12月24日
  • 民主党代議士の作られ方

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    [ 内容 ]
    二〇〇九年の総選挙で、民主党は歴史的大勝を収めた。
    政権交代後、矢継ぎ早に政策の見直しを打ち出して注目も集めた。
    しかし、テレビで顔を売る一部の者を除いて、我々が「普通の政治家」の日常を知ることはない。
    「地盤、看板、カバン」に頭を悩ませつつ理想を追う“センセイ”の素顔とは―。
    当選二回の中堅代議士と、初出馬した新人候補に密着する中から、現在の政治システムが抱える問題をあぶり出す。

    [ 目次 ]
    第1章 リーマンショックで消えた政治献金
    第2章 新人候補が犠牲にしたもの
    第3章 スキャンダルに翻弄された地元市長選挙
    第4章 秘書たちの役割
    第5章 あいさつとカネと人間関係
    第6

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    2011年05月23日
  • 松下政経塾とは何か

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    知人が数年前に入塾したのだが、上昇志向ばかりが強いように思える人物なので、こういった人材をピックアップする機関とはどういったところなのか、興味を持った。

    どうやら塾は発足当初、保守二大政党を目指すとしながら、現実路線とは離れた、ある意味で思想家を探していたように見受けられる。だから塾内には本当の意味で議論があり、思索があったようだ。ただしこれでは学者は育っても実務者としての政治家を育てるのは難しいかもしれない。

    時代が移り変わって現在の政経塾は、著者も表現するように「選挙マシーン」養成所と化している。政治家は、「何を成すか」が重要であると思うのだが、どうも「政治家になること・権力を手にする

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    2011年01月28日
  • 松下政経塾とは何か

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    民主党政権できる5年前に出版された本です。
    前原誠司(外務大臣)、野田佳彦(財務大臣)、玄葉光一郎(内閣府特命担当大臣)や山田宏(日本創新党党首・前杉並区長)、中田宏(日本創新党代表幹事・前横浜市長)の名が出てきます。
    現在のそれぞれの立場を思い描きながら読むと面白いかもしれません。

    それから、本の内容とは関係ありませんが一言。
    政治家やそれを志す人が幕末好きなのは分かるが、選挙や何かあるたびに「維新」や「坂本龍馬」を口にするのはやめた方がいいと私は思います。

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    2010年09月23日
  • 黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人

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    一人の日本人をよくここまで調べたな!と感心しちゃうほど、主役の人生を歴史とともに描いている。おもしろいし勉強になった。

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    2009年11月12日