出井康博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
松下政経塾について書かれた本です。
松下さんは本業だけでなくPHP研究所、そして政経塾も作っていました。
ここでは、新党構想などがあったことも書かれていますが、最終的には松下さんの
死後、政経塾の方向性そのものが変わっていってることを著者は嘆いているように
思えます。
ですが、現実は少しずつですが政経塾出身の議員も増えていってるなかで新党構想が
あがってもおかしくない世の中です。ですが、幸之助自身にあっている議員はまだしも、死後に入塾して議員になっている人はどこまで松下イズムをもっているのでしょうか。そもそもそのような集団が新党構想を掲げる中で「松下」をアピールすることに幸之助の側近たちは納得するのか、議員たちもメリットはあるのか、懐疑的な部分が多々あります。
また、本書の内容は主に塾内部での抗争などを当時を知る人達へのインタビューなどを通して書かれていますが内容がイマイチです。
政経塾のすごさを伝えたかったのかもしれませんがあまり伝わりませんでした。
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多くの日本人に知ってほしい人物
戦後の日本は、特に高度成長時代以降は潤沢な資本に胡坐をかき続けたせいか、外交能力が年々低下している傾向が顕著だ。
しかるに戦前までの日本は、そうした強力な武器がなかったため、外交は現在よりもはるか怜悧で権謀術数にもたけていた。
そうした時代には、この人物のように一民間人さえかくも米国を翻弄したという歴史的事実を我々は注視すべきであろう。