森山大輔のレビュー一覧

  • ワールドエンブリオ(13)

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    ネタバレ

    美しく終わったなぁ…。

    とりあえず黒幕というかラスボス(一歩手前)が予想外。
    これがまた恐ろしいやらキモいやら。正直、ゾッとした。
    そしてまさか、彼がキメるとはなぁ…予想外ばかり。

    天音姉ぇが隠した真相もなかなか絶望的。…とはいえ、それも確かに決定的な事実ではない。
    後はライバルとの決着が何ともラストバトルって感じでしたねぇ。…若干いつか見たような光景ですけれども(^_^;

    何はともあれ、世界を欺く、世界を敵に回す、その展開は確かに最後の究極的な愛の形かもしれません。
    ちょっと泣けた…。

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    2015年06月02日
  • ワールドエンブリオ(12)

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    ネタバレ

    うーあー…天音姉ぇ、切ねぇ…。

    明かされる天音姉ぇの出生。そして彼女の孤独。
    異端だから誰にも頼れなかった、一人で世界の破滅をとめなきゃならなかった…余りに重い宿命です。
    陸がその空隙と痛みを癒せたかどうかは定かではありませんが、確かに彼女が頑張ったからこそ陸達の今があるわけで…。

    同じくタカオの過去と真実も明らかになり、これまたキツい。
    あまりといえばあまりにも惨い過去です。

    何が悪かったのかなぁ…。

    しかし、まだくじけるのか、主人公よw レナの帰還の演出のためには仕方なかったかもしれないけどさー(^_^;

    何はともあれ、ブローバーのデザイン、そしてコンセプトが予想外&かっこよすぎ

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    2014年12月22日
  • ワールドエンブリオ(11)

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    ネタバレ

    うわあああ、天音姉ぇがぁ!?

    えー…。
    つくづく女性陣が魅力的。
    エンデが幼さの発露と共に新しい側面、可愛さを見せてくれるように。陸に懐く姿は実に心和むものがあります。
    そして相変わらず天音姉ぇが可愛いのですが…偽悪者は何とも切なく魅力的なものだなぁ、と。
    陸とぶつかり合う時の苦しそうな表情がたまらなく…萌えます。


    そして…レナさんどうするのw
    ホントにヒロインの座、追われちゃうよ?w

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    2014年12月22日
  • ワールドエンブリオ(10)

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    ネタバレ

    ようやっと陸が主人公らしくなった!

    発売当時、割とどん底状況だったので今頃購入・読んでるわけですけれども。

    裏切りと絶望から這い上がれるかどうか。そこがヒーローというか主人公の資質だろうと思うわけですけれども。
    そこで我らがりっくんはついに覚醒。今までの言い訳と嘘でその場を凌ぐ自分から脱却します。…半ば逆切れ気味にw
    このキレ方が実に爽快ですねw やはり理屈ではなく感情というか熱さで動いてほしいものです、キャラクターというものは(一応理屈もついてきてるけど)。
    更に性格的な成長だけではなく、能力としてもパワーアップするあたり、実に燃えます。しかもその覚醒の仕方がまた熱いのがねぇ…たまりませ

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    2014年12月22日
  • クロノクルセイド(新装版) (1)

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    ネタバレ

    十年近く前にアニメをちらりと見てずっと記憶に残っていた作品をふと思い出し、謎の自信とともに一気買い。
    結果から言うと最高だった。

    ファンタジー、エクソシスト、人間×異人、メリバ(?)…と、私が好む設定をすべて備えていたからもう発狂ものである。
    以下軽いあらすじ。
    修道院"マグダラ"の修道女、エクソシストであるロゼットは4年前に行方をくらませた弟を探す。彼女の相棒の一見年端もゆかぬ少年であるクロノ。その実彼は悪魔で、訳あって魔力の根源である角を失ってしまった。クロノはロゼットと契約をし、緊急事態に限り契約の封印を解いて彼女を全力でサポートする。ただしその力はロゼットの寿命を

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    2013年05月31日
  • クロノクルセイド(新装版) (8)

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    ネタバレ

    それぞれの決着の時を描いた最終巻。
    ロゼットとヨシュア、クロノとアイオーンの決着。そして、迷いながらも最後まで走り抜けたロゼットとクロノが辿り着いた結末…。本当に素晴らしいラストだったと思う。エピローグは反則的に涙が止まらなかった。
    短い人生を生きたロゼットの最期の笑顔がとても印象的だった。生きることと死ぬことについて考えさせられた。
    これから何度も読むことになるのだろうなあ…。本当に出会えて良かったと心から思える作品。

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    2014年07月13日
  • クロノクルセイド(新装版) (6)

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    ネタバレ

    クロノの過去、そして最後の戦いへ…という第六巻。
    マグダレーナの過去編はいつ読んでもうるっとくる…。
    自分の未来を知りながら、クロノの所に行くことを選んだこと。命を「奪う」ことの意味を理解しながら、クロノと「契約」したこと。どんなに辛い人生であろうとも、決して諦めなかったこと。
    何より、いつも彼女が笑顔であり続けたこと。彼女の笑顔を思い出すだけで、泣きそうになる…。
    この作品の中でも、特に忘れがたいエピソードの一つ。
    そして、ロゼットとクロノのコンビ復活。二人の絆が深まっているのがよく分かる。マグダレーナのときとは違う、二人で立ち向かおうとする力強さが心強い。
    あとがきのロゼットの嫉妬と、マグ

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    2012年08月06日
  • クロノクルセイド(新装版) (4)

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    ネタバレ

    最後の戦いの前の穏やかな時間を描く第四巻。
    アイオーンや他の「罪人」も登場して開戦モードが高まっていくが、どこかのんびりしたロゼットたち一行。その分、写真や街の灯など印象的なエピソードが多く、個人的にかなり好きな巻となっている。
    ロゼットとヨシュアが対面し、次巻からいよいよバトルスタートというところで終了。また上手いところで…。
    それにしても、今回のコメンタリーはかなりぶっちゃけている。確かにこの巻のラストは死亡フラグにしか感じられない…。

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    2012年08月02日
  • クロノクルセイド(新装版) (8)

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    新装版ではなく前の原版で持っていましたが、ロゼットとクロノの表紙と、幸せそうな二人が描かれた帯で思わず買ってしまいました^^;
    何度読んでも涙の止まらない感動巻です。

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    2012年07月23日
  • ワールドエンブリオ(9)

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    いよいよ物語が収束してきました。

    刃旗や柩姫の謎が解けてきて、リクが嘘をつくのを止め、レナが自分の過去と向き合い、クライマックスへの舞台が整ってきた感じです。この作者は前作でもそうだったのですが、画力も凄いのですけど、伏線の回収が上手いなーと思います。ハイクオリティな画力に広げた風呂敷を上手く畳んで落とし込むので漫画に説得力がある。

    クライマックスまでが楽しみです。

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    2012年04月04日
  • ワールドエンブリオ(9)

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    ネタバレ

    地に足のついた展開でありつつ、同時に予想を遥かに超える仕掛けもある。『クロノクルセイド』で見せた森山大輔の筆が今回も炸裂です。おい、そこで終わるのか。

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    2012年03月19日
  • 妄想奇行 Adolescence Avatar

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    敢えて言おう、誰もが必ず通る道…それが厨二病であると。
    そんな青春のトラウマと真っ正面から向き合った森山先生渾身の一冊です。
    厨二病をシニカルに笑う目線は当然あるとして、前向きに肯定すらしてしまう姿勢が好感が持てます。若さ故の過ち? いいじゃない若いのは今だけなんだよ…と。
    それから内容盛りだくさんでお送りしますよ!
    TSに触手にキャストオフにエア彼氏などなど…。全力疾走ですね! 1巻完結も無理はないなあ。

    それにしても、小説の設定とか、なまじ形が残ったりするものをやらかしてなくて本当に良かったよ…。(独り言)

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    2012年03月14日
  • ワールドエンブリオ(9)

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    前半は少し穏やかに……いやあれを穏やかと言っていいものかとは思うがこの作品にとっては穏やかであって人を掘り下げ、これでもかと掘り下げ、中盤以降なんか穏やかじゃないな……というか衝撃事実が露呈して、後半になってまた荒れ出して、あかん!死亡フラグやでそれ!って思ったらうわあああああああああああああってなったっていうのに間髪入れずに最後になんだよこれぇ!って……。どういうことだってばよ……。

    とまぁひとまず置いといて、レナが超絶可愛い!静流さんだって美しい!

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    2012年03月07日
  • クロノクルセイド(新装版) (8)

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    選択肢に読む、しかありません。

    多分自分の中で、一番泣いたと思います。
    ありがちな終わりだったのかもしれません。ですがそれがまた良かったのかもしれない。
    この本を読むと人生が少し、明るく見えるようになるかもしれません…

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    2012年01月29日
  • クロノクルセイド(新装版) (1)

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    ストーリー:10 画力:9 魅力:9 デザイン:8 構成:10 表現力:10 独創性:9 熱中度:10 センス:10 感動:10 総合:95


    この漫画は最初はA5版?(大きめのコミック)で発売していたので、何となくスルーしていました
    その後の守山先生の漫画ワールドエンブリオで好きになった後で、新装版としてB6?(青年コミックに多いサイズ)で発売したので、迷わず購入

    主人公ロゼットが悪魔クロノと弟のヨシュアを探す旅をする物語です
    多分、読んだかなりの人が涙を流したと思います


    ワールドエンブリオは、分けありで現在売ってしまいましたが買い戻したいです

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    2011年12月26日
  • ワールドエンブリオ(8)

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    情報量が多すぎて一回では理解できなかった もう何度か情報をかみ砕きながら読もうと思う 絵はケチの付けようがない完成度だけど、また9カ月待たされる日々が始まるね…

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    2011年06月13日
  • クロノクルセイド(新装版) (8)

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    中二臭い、ベタな展開…

    だ か ら 良 い 。

    ストーリーを全体を通して明確なメッセージが込められてる。
    色々とアツい作品。
    何より素晴らしいのはキャラの個性がハッキリしているので、非常にすんなり来る。
    「コイツならこうするな」と良い意味で「先の展開が読める」作品。
    キャラクターの行動に違和感が無い。

    惜しむらくはアイオーン側のキャラの薄さ。
    何がどう「くだらない」のか等、そういった点をもう少し共感出来る様に描いて欲しかった。
    敵にも共感出来る様になる事でより「避けられない戦い」となり「アツい展開」に出来たはず。
    あとがきでも言われてる通り「ギリギリまでイメージが固まらなかった」感がする

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    2010年06月11日
  • ワールドエンブリオ(1)

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    ウソと記憶の物語。
    主人公が不思議な力を手に入れ、仲間と共に謎の化け物と戦っていく、
    と書くと王道な少年漫画ですが、ストーリーやテーマは重くて、
    ひどく曖昧で、優しくて、とても悲しい印象の話です。
    先の読めない展開が面白い。続きが気になる作品です。

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    2010年02月14日
  • クロノクルセイド(新装版) (1)

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    新装版出てるなんて知らなかった!
    連載当時から好きで面白かったです。
    ラストはあまりの感動で涙が止まらなかったです。

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    2010年02月02日
  • ワールドエンブリオ(1)

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    2年前に死んだはずの従姉、天音から主人公のもとに突如として写メールが届く。

    主人公、天海 陸(リク)はその背景から昔自分が入院していることをつきとめて向うが、そこで昔の入院仲間、洋平と謎の少女、有栖川レナと会う。


    リクは天音のことを説明するが、そこへケータイの着信音が・・・

    それはケータイの電波を通して人に感染する、“人間のなれの果て”「棺守」であった。



    洋平は棺守に「刃旗(ジンキ)」として立ち向かいこれを退ける。


    ジンキもカンシュもよく分からない主人公は、とにかく必死に逃げる。途中でとっさに大きな卵をつかんでいたが・・・。

    よくわからないがなんとか助かった主人公は、それを

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    2009年10月04日