あらすじ
喜びも悲しみも、半分こしよう。それでも人はあがくのか……
何もこぼさない。「たった1つの冴えたやり方」を求めて……
奇跡届かぬ混沌の空で、その叫び、信仰でも正義でもなく、ただ安らかななる明日を祈って……
悪魔と修道女の物語、ここに堂々完結!!
感情タグBEST3
名作
物語の初めから示唆されていた結末に切なさを感じつつも、決して彼女たちの人生は不幸ではなかったと思えるラストはホントに素晴らしかったと思います。
遅ればせながら評判を聞きに及んで、手に取ってみたのですが、なんともはや嬉しい出会いでありました。
Posted by ブクログ
それぞれの決着の時を描いた最終巻。
ロゼットとヨシュア、クロノとアイオーンの決着。そして、迷いながらも最後まで走り抜けたロゼットとクロノが辿り着いた結末…。本当に素晴らしいラストだったと思う。エピローグは反則的に涙が止まらなかった。
短い人生を生きたロゼットの最期の笑顔がとても印象的だった。生きることと死ぬことについて考えさせられた。
これから何度も読むことになるのだろうなあ…。本当に出会えて良かったと心から思える作品。
Posted by ブクログ
新装版ではなく前の原版で持っていましたが、ロゼットとクロノの表紙と、幸せそうな二人が描かれた帯で思わず買ってしまいました^^;
何度読んでも涙の止まらない感動巻です。
Posted by ブクログ
選択肢に読む、しかありません。
多分自分の中で、一番泣いたと思います。
ありがちな終わりだったのかもしれません。ですがそれがまた良かったのかもしれない。
この本を読むと人生が少し、明るく見えるようになるかもしれません…
Posted by ブクログ
中二臭い、ベタな展開…
だ か ら 良 い 。
ストーリーを全体を通して明確なメッセージが込められてる。
色々とアツい作品。
何より素晴らしいのはキャラの個性がハッキリしているので、非常にすんなり来る。
「コイツならこうするな」と良い意味で「先の展開が読める」作品。
キャラクターの行動に違和感が無い。
惜しむらくはアイオーン側のキャラの薄さ。
何がどう「くだらない」のか等、そういった点をもう少し共感出来る様に描いて欲しかった。
敵にも共感出来る様になる事でより「避けられない戦い」となり「アツい展開」に出来たはず。
あとがきでも言われてる通り「ギリギリまでイメージが固まらなかった」感がするのが残念。
それでも久々に素直に「面白い」と言える作品だと思う。
これからも繰り返し読むことになるだろう。
まだまだ書き足りないけど、この辺で。