たかみちのレビュー一覧

  • ゆるゆる(1)

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    LOの表紙が動き出したかのような気持ちになる、たかみちフルカラー漫画の代表作。
    メインキャラクターである3人の高1女子がゆるゆると夏を満喫するだけの、これといって大きな事件は起こらない平和な田舎の日常漫画である。
    作中では“青鳩”という、初夏に訪れて夏の終わりにどこかへ飛び立つ鳥が登場するが、まさにこの夏を切り取った作品にふさわしいマスコットキャラクターとなっている。

    全3巻完結というコンパクトな構成ながら、ノスタルジックな夏の雰囲気を女子たちの日常とともに味わえるので、たかみちアートが好きな人間には是非ともオススメしたい。
    野郎は出てくる。

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    2023年02月24日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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     上下巻というのもいいね。
     上巻で感じた疑問伏線は、当然下巻で解き明かされるわけで。
     ちゃんとしたと云ったらおかしいかもしれないけれど、SFとしてしっかり煮詰められた設定群は読んでいて気持ちがいい。
     主人公が状況を把握して考えて行動する作品は素晴らしい。
     あらゆる可能性を試してみるタイプのゲーマーは共感することしかり・・・ではあるが、意外とそういうタイプのゲーマーって少ないので、傑作なのに共感者は多く無いかもしれない。
     チュートリアルで死亡できるようなゲーマー。
    (※↑※野暮ながら解説すると、初めて触ったプレイヤーにルールを伝えるのがチュートリアルモードなので普通に練習する限り誰でも

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    2020年02月01日
  • 百万畳ラビリンス 上巻

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     気付くと謎の世界にいた。
     好奇心旺盛ですぐ暴走する性格の所為で友達を失くし独りゲームに没頭する少女が主人公。
     主人公のルームメイトで理解者な相棒。
     二人が飛ばされた、ゲームの中のような世界。

     持ち前の好奇心を暴走させ、試行錯誤で状況を把握し法則を見つけ、ゲームだとしたらクリアに当たる脱出を目指す。
     上巻。

     ゲームで言えば、ローグライクゲームな感じかしら。
     映画で言うと、キューブか。
     ゲーム会社でデバックのバイトで知り合った二人。
     このゲームの知識を謎の世界攻略に活かしているので、ゲームの知識はあった方がより楽しめる。
     勿論この作品の中でも、解説はされているけれど。
     

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    2020年01月31日
  • 百万畳ラビリンス 上巻

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    ちぐはぐな和室が無限に広がる空間に迷い込む主人公とその友人。ただの廃墟ではなく生活感もあり、建物好きな人にとってはたまらない漫画だと思います。
    常人には耐え難い環境のなかで、生き生きと活躍する主人公。なんとも頼もしいことか。

    現実で窮屈な思いをしたときにこの漫画を思い出す。自分の知らない世界で頑張っている人がいるかもしれない。出会えてよかった漫画です。

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    2017年06月11日
  • 百万畳ラビリンス 上巻

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    ゲーム好きの変わった女子大生と相棒がラビリンスの謎を解く。
    世界観、そして相棒のキャラクターが好き。

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    2016年05月16日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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    表紙見て「え?www」ってなりましたwwwなるほどなってなラストでなっとくのマンガ大賞作です。内容的に角川の作品なのかと思ってたらまさかのヤンキン!?

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    2016年05月03日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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    某成年雑誌を一時期購読していたのもあり、たかみちさんには親しみがあって購入した。百万畳ラビリンス、このタイトルがこの漫画のすべて。いりくんだ舞台設定にも関わらずすんなり読めたと思う。礼香と庸子、二人きりで展開されていく冒頭のスリリングさと緊張感、静謐さが後になってみればかなりよかった。かなりおすすめしたい漫画。

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    2015年08月13日
  • ゆるゆる(1)

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    兎に角絵が可愛くてよい。

    キャラも可愛い。

    某有名成人誌の表紙で有名な方の初コミック。

    なんどその本を手に取りかけたことか…

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    2012年07月30日
  • りとうのうみ

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    まさに「たかみちブルー」。
    沖縄には一度行ってみたいですね。
    ダイビングは気持ちいいだろうなぁ。

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    2011年02月10日
  • りとうのうみ

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    たかみちカラー全開の非常に綺麗で眩しくてあたたかな一冊。
    たかみち画集とは言わせないストーリーとキャラクター達、
    さらにサービス満点な『写真集』付きとクオリティが非常に高いです。
    これだけ良い出来なだけに表紙カバーのグラデーションのラインが出てしまっているのが気にかかりました。もったいない。
    と、他の漫画なら一切気にならないところまで隈無く鑑賞してしまうほどの魅力溢れる単行本でした。

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    2011年01月25日
  • りとうのうみ

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    美しい風景と、その中に丁寧に描かれる人々。

    空間と時間とがゆったりと描かれていて、普段の自分の余裕のなさみたいなものが呪わしくなる。そんなカンジ。

    冬場に読んだからかもしれないけど、描かれる時間に憧憬の念を強くせずにはいられない。

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    2011年01月03日
  • ゆるゆる(1)

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    たかみち氏は稀代の少女絵師であると思う
    毎号LOの表紙楽しみにしているのは私だけでないはずだ
    そんなたかみち氏初のフルカラーコミック
    やっぱフルカラーだよな
    個人的には空き巣を捕まえる話が好きである

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    2010年05月28日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

    ネタバレ 購入済み

    上下巻で読むのに丁度いい内容。
    前にチラッと試し読みか何かで読んで気になってた漫画。
    絵も綺麗だしちょっとしたゲームの攻略っぽいミステリー的内容は今風なのかな?
    面白かったしもう少し長くても良かったかも。

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    2021年03月14日
  • 百万畳ラビリンス 上巻

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    お友達からの紹介で。すごく面白い!

    ゲーム会社でバグ探しの仕事をしていた2人の女の子が、
    謎の異世界空間へと迷い込んでしまうお話。

    主人公・礼香の順応性たるや笑ってしまうほどだし、
    その友人の庸子にしても正反対の性格ながらとっても心強い相棒。

    こんな不思議な場所へ放り出されて、
    楽しみながら脱出ルートを探せるのは礼香ぐらいのものだろうなぁ(笑)

    表紙からも分かるように、とにかくビジュアルがSF風で素敵です。

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    2017年02月05日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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    どこまでも不思議な読後感。

    この結末をすんなり受け止められるかどうかは人それぞれだけど、
    礼香の清々しい表情を見ていると切なさも吹き飛んでいきました。
    仮想の世界でこそ生命力を取り戻す特異な女の子。

    それにしても「人間アクアリウム」という発想は面白いなぁ。
    しばらくの間現実逃避ができました。面白かったです!

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    2017年02月05日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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    ネタバレ

    LOの表紙の人という印象しかなかったけど、こういうの描けるんだね(失礼)
    『四畳半神話大系』の無限四畳半の話と最近流行りのゲームの中に飛び込む系の話を足したら面白い世界観になった、という感じの話。

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    2016年07月11日
  • 百万畳ラビリンス 上巻

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    ゲーム感凄いからついていけるかしら?って思いましたが二人の淡々としたやりとりが面白くて夢中になりました。

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    2016年05月03日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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    目の前に生きやすい世界が広がっているのならそちらを選ぶのが最善だよね。
    ただ私は庸子たち普通の人間の視点でしか考えられないから、その選択をできる礼香が妬ましかったりする。

    脱出ゲームの楽しさ、冒険のドキドキ、世界の謎を探るワクワク感。

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    2016年01月25日
  • 百万畳ラビリンス 下巻

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    計算尽くで作られた話には遊びがなく予定調和のきらいはあるものの、確かに丁寧に作られたラビリンス。さんざん主人公の異質性を知った後だけに、素直に祝福できるハッピーエンドだった。

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    2016年01月01日
  • 百万畳ラビリンス 上巻

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    「ゲームの文法」に則った迷宮。現代にしか描けない話だと思うし、ゲームやらない人は面食らうかもしれない。美人に描かれて相殺されてるだけで結構ヤな性格だと思ってたけど、巻末で落とし所が出て少し安心。

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    2015年12月31日