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ゲームのバグ発見が得意な礼香と、ルームメイトの庸子がゲームのテストアルバイト中に奇妙な世界に迷い込んでしまい、その世界を探索していく話。
アパートの一室みたいな畳の部屋が続いていたり、かと思えば外は一面の樹海だったり、無限ループする回廊があったり、それらがチグハグに繋がっていたり…。こんな「奇妙な世界」を主人公たちはうろつくわけですが、そんな世界にも一定のルールやプログラムはあるようで、それを発見したり、活かしたりしながら攻略していく様は、謎解きゲームをプレイしている感覚になって楽しいです。
主人公の二人はゲーマーよろしく、法則やルールを淡々と解明していきます。読んでいると一切詰まらずにゲームを進められている時の高揚感に近しいモノが出てきて、気持ちいいです。
普段からゲームをやる人は、特に楽しめるのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
上下巻というのもいいね。
上巻で感じた疑問伏線は、当然下巻で解き明かされるわけで。
ちゃんとしたと云ったらおかしいかもしれないけれど、SFとしてしっかり煮詰められた設定群は読んでいて気持ちがいい。
主人公が状況を把握して考えて行動する作品は素晴らしい。
あらゆる可能性を試してみるタイプのゲーマーは共感することしかり・・・ではあるが、意外とそういうタイプのゲーマーって少ないので、傑作なのに共感者は多く無いかもしれない。
チュートリアルで死亡できるようなゲーマー。
(※↑※野暮ながら解説すると、初めて触ったプレイヤーにルールを伝えるのがチュートリアルモードなので普通に練習する限り誰でも簡単に突破できるようにできている。そこで、あらゆる可能性を考慮して滅茶苦茶無茶するのがゲーマーであり、ぬるま湯モードでもここまで無茶すると死ぬという事を把握する。)
ゲームの概念が多く登場し、ゲームの知識があると理解が早いと思われるが、説明もしっかりなされるのでゲーム知識が無くても何とかはなる。
結末に、いろんな角度からいろんな感想があると思うが、いろんな意見が出るのもいい作品だと思う。
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