北野武のレビュー一覧

  • 北野武第一短篇集 純、文学

    Posted by ブクログ

    漫談を本にした感じですね。

    ラップ漫談、居酒屋漫談など軽快なリズムで進む展開、あっという間に読み終わります(笑)
    ゴルフの悪魔は実話を基にしているので、あの頃はこんな世の中だったなぁっと、思い出し笑いwww
    誘拐犯は王道の展開を繰り広げながら、結末の〆は実話かも(笑)

    0
    2020年02月22日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    本当の本音なんてものは、だいたい身も蓋もない欲望でしかないのだ。本音といいつつ、別のレベルの建前を言っているだけのことだと俺は思う。どこまでも本音とか本心を追求していけば、それは結局のところ、本能に行き着く。人間だって動物で、動物というものの行動の根底にあるのは、やっぱり本能でしかない。

    0
    2018年12月22日
  • 新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか

    Posted by ブクログ

    道徳とは、自分の生き方。
    そこに関しては全く同じ考えだけど、半分共感できて、半分自分のこだわりを正当化している感じ。
    ビートたけしは大好きだけど、やはり本となるとそうなってしまう。
    新書にありがちな最初はすごく読みやすいが、後半は徐々に戦争や社会問題に発展して、んー。なところも若干。

    0
    2018年09月29日
  • 新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょっと前の「話題の本」。
    文庫化されてたので、買ってみた。

    「はじめに」にて筆者自らが述べているように、他人の考えを鵜呑みにする人は読まない方が良さそう。

    そういう人が読んでは、第1章での、屁理屈こねまわしのような、現行制度の上げ足取りの連続のような文章に感化され、わかったような気で批判を持つだけになってしまうだろう。

    かなり辛口な「道徳」教科書の批判から始まる本作だが、そこには北野さんの、現代日本への痛烈な皮肉と日本の将来を担う子供達への深い愛情が感じられた。

    豚肉の例に例えて語られた…
    「『考える習慣』をつけてやること以上の道徳教育はない」

    結論として述べられた…
    「いちばん大

    0
    2018年01月24日
  • 全思考

    Posted by ブクログ

    この人の書くことが好きだから(好きなことが多いから)、
    好意的な感想になってしまう。
    どんなキツイ言葉を使っていても、心根のやさしい、圧倒的なマザコンの、少年おじさんだってことがよくわかる。
    映画や絵に向ける気持ちも、同業者に向ける気持ちも、自分に対しても、冷静さと強烈さのきわどいところで均衡を保とうとし続ける大変さが滲む。大変な人生、唯一無二の凄さ。

    0
    2017年12月05日
  • 全思考

    Posted by ブクログ

    彼の主張、人間は決して平等ではないということと、努力はいつも報われるわけではないことについて。その通りだと思う。「建前」がはびこっていることが、余計に人を苦しくしている。陰湿ないじめや社会の閉塞感等々、現代日本の代表的病理の源泉はこれらの幻想にあるのではないか。

    悪平等主義の弊害は大きい。小さい頃から皆同じなのだと叩き込まれることが、どれほどの苦しみを産んでいることか。努力しても追いつけないから、安易な方法で人を引きずり降ろそうとしたり、あるいは殻に閉じこもってしまったりする。最初から彼我は違うものだという前提に立てば、そういうことにはならない。

    ではどうすればいいか。好きなことを見つける

    0
    2017年10月15日
  • 全思考

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かった。特に「教育の問題」と「作法の問題」がよかった。たけしさんはいろんな顔を持ってるが、私はエッセイが一番好きかな。

    0
    2017年01月24日
  • 全思考

    Posted by ブクログ

     彼の言っていることは全て正しい。それは彼がその時代に生きて、その時代を生き抜いたからだ。彼はそういう思考回路で以ってその時代を生きた。これは誰にだって認められている事実だ。
     問題は別にある(僕はそれで途中で読むのを止めてしまった)。彼の言っていることは、時代としての正しさだ。証明なんて必要ない。彼がそこにいることそれだけで、この書に書かれてあることは全部正当となる。批判の仕様がないのだ。我々若い世代としては、これをまるごと受け取らなくてはならない。その意味では、彼がこのような時代の書を著したことは有益である。我々はこの書から学ばなければならないし、読んでいれば自然と学ぶことができる(それを

    0
    2016年03月07日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死から離れた現代人

    現代社会が動物の命をまるでモノのように大量消費していることを子供のほうがよく知っている

    命の価値に無頓着

    死刑が重いのは、死が一番嫌な事だから
    死が一番いやでない人にとっては意味がない(死が一番嫌というのは価値観)

    使い捨てが前提の世界
    エコ製品に買い替えるより、モノを直して使った方が方が良い

    薄っぺらな三流品

    TVという装置が流れ作業雄の機械のように芸人を大量生産
    TVに出られれば貴族か何かの一員にでもなったつもりの芸人、世の中

    文化のレベル

    状況をみきわめ、やめる。執着しない。

    見世物、生きる事の苦しみも

    好きなものに囲まれ、好きな暮らしをする

    0
    2013年12月08日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    北野武を初めて読む。この人の思考のはじまりは幼少期の経験とお母さんの教えだというのがよくわかる。きっと人間てみんなそうなんだ。なぜか小さいときに親に教えられたことは絶対的に正しいと信じてしまう。それが世間の常識というか、疑う余地もなく正しいことと思ってしまう。あれはなんでなんだろう。

    0
    2013年11月22日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    世の中に対して武さんが考えたことを綴っている。全14考。
    スタンスがわかりやすく、読んでいて視点もおもしろかった。

    0
    2013年11月12日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    主張に余裕を感じて、ああそうか、この人も歳なんだと思った。余裕があるから、際どい発言も、際どく感じなかった。反論とか、叩く気になれないとこにいるんだなって。芸人ではなく、文化人なんだなあって。

    0
    2013年10月14日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    「超」かどうかは?ですが、たけしさんのたけしさん的、一刀両断なご意見。 うなずけるところ、うーん…なところ、え〜?なところ、さすが〜♬ なところ、色々でした。

    0
    2013年10月02日
  • 超思考

    Posted by ブクログ

    暴言だ、その通り、そりゃ違うだろ、でもおもしろいこと考えるなと、考える刺激をもらえる著作です。思考停止はするなというメッセージを自身は受け取りましたが、へたに考えるとあたしの石頭は興奮して冷静でいられなくなる。

    0
    2013年08月27日
  • 全思考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    争いにに決着がつかないから、戦争が終わらない。
    きちんと枠を与えてあげる
    競争のない世界に一番はない
    話を引き出せない
    圧倒的なわがまま、むだ

    0
    2012年06月13日
  • 全思考

    Posted by ブクログ

    北野武はテレビでは結構ムチャやる人だけど、本当は弟子やら若い人に優しい、それはその”人柄”から成るものと思っていた。この著書を読んで、裏付けられた感じ。

    0
    2011年10月23日