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地球温暖化も、携帯電話による人類総奴隷化も、すべての危機は、気づいたときには手遅れだ。道具の発明で便利になれば、その分だけ人間の能力は退化する。人類は叡智を結集して、破滅しようとしているのか!? 生死、教育、人間関係、作法、映画――五つの角度から、稀代の天才・北野武が現代社会の腐蝕を斬る。世界の真理に迫る傑作エッセイ!
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Posted by ブクログ
笑いの「間」とは、客の笑いが収まる瞬間を見極めて即座に次の笑いを打ち込む技術。少しでも速いと、聞き逃した客が不快になり「冷めて」しまう。逆に遅いとしらけてしまう。 「友情」とは無償のもので、保険の掛け合いとは違う。「お前が困ったら、いつでも助ける。俺が困ったら、お前の前には絶対現れない」
・友情というのは、こちらから向こうに一方的に与えるもので、向こうから得られる何かではない。友情とは、自分の相手に対する気持ちだ。 ・後輩が先輩を立てるだけじゃなくて、先輩は後輩に上手いこと立てさせてやらなきゃいけない。それではじめて、お互いに気分よく付き合える。 先輩が煙草を吸うのを察して火をつけ...続きを読むてあげるのも作法なら、後輩に何気なく火をつけさせてやる気遣いもまた作法なのだ。 ・たとえ知っていたとしても、一応はそうやってちゃんと聞くのだ。そうすれば、専門家というものは、きっとこっちの知らないことまで話してくれる。 井戸を掘っても、誘い水をしないと水がわいてこないように、人との会話にも誘い水が必要だ。 ・どんなにワインに詳しくても、ソムリエにワインのことを語ってはいけない。そんな事をしたら、ソムリエは何も大切なことを教えてくれなくなる。 ・自分で経験した「みたいな」を表現するのがアート
友人に勧められて呼んだ本。 正直北野武さんの大ファン、という訳ではなかったが、とても面白く、すぐに読んでしまった。 流石の北野武さん…思考の深さや幅など、良い意味で飛び抜けていて学びになる。 何度でも読みたい。これからの人生に光をくれる本。
数年振りの再読。 この前の紅白でたけしさんが歌っている姿を見て、本棚から引っ張り出して来ました。 すごい人って、完璧ではなくても中身が濃いことが分かります。 色んなことを考えて、経験して、グチャグチャになったものが詰め込まれて醸成されている感じ。 それが口から吐き出されると、なんとも言えない風味が伝...続きを読むわってきます。
北野武が作法などについて語った一冊。文章を読むうちに、本人が訥々と語っているような気がしてくるくらい、深く入り込んでいた。特に最後の「神様はどうしていろんなことを、俺ひとりに被せるんだろう」の下りは不思議な味わいがある。最初と最後を見て面白いと思ったら買いかも。
たけしの視点は面白い。 大人が憧れる、少年の感性を持ったまま大きくなった大人のよう。 現実逃避してから読みたい。
やっぱり好きだー! 彼の本を読むと、自分が少しだけまともになったような気がしてくる不思議。 そして、彼の真摯さに脱帽します。 日本人は全員読むべし。
「山鳩の雛を育てた親子と山の反対側で同じく鷹の雛を育てた親子が雛の成長を喜び空に話してやった。そしたら、鷹が山鳩を食べ山の反対側では食べられたと泣いた。向こう側では鷹が初めて餌を取ったと喜ぶり人生の喜びも悲しみも根本的にはそういうものだ。この世で起きることには本来何の色もない。喜びや悲しみの色をつけ...続きを読むるのは人間なのだ」
北野武が日々思っていることを一冊にまとめたエッセイ。 正直、北野武のことはごくごく表層的なことしか知らない。 でも、北野武という人が「どう感じているのか」ということがよく伝わって来ました。 この本を読んでいて何度も出てきたキーワードは「下品」と「恥ずかしい」という言葉。 「上品」という言葉は...続きを読む聞きます。「××の品格」なんてもんがちょっと前に流行りました。 でも「下品」であることを非難する風潮ってすごーく弱い気がします。 そもそも「品」に関する共通認識がないからなのかな。妙に「品格」とか小難しい言葉に祀り上げちゃうからいけないのか。ともかくとても「新鮮」に響いたのでした。そして強く共感しました。 お高くとまりたくはないし、自分を落とすのもよいけど、「下品」にだけはなりなくない、というたけし氏の感覚。
北野さんの本は 言葉と文章に味がある。 独特の人懐っこさというか甘えん坊のところとかシャイなところ含めて可愛い。 こういう表現をする人が いなくなってしまうようなら残念
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