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時代を作る人は、いつだって古い道徳を打ち壊してきた。誰かに押しつけられた道徳ではなく、自分なりの道徳で生きた方がよほど格好いい。自分なりの道徳とはつまり、「自分がどう生きるか」という原則だ。今の大人たちの性根が据わっていないのは、道徳を人まかせにしているからだ。それは、自分の人生を人まかせにするのと同じことだと思う。
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Posted by ブクログ
2022/01/03 ビートたけしさんこと北野武さんの文章を読むのは初めてでしたが、世の中で一般的に教育として行われている、教えられている「道徳」というものに対して疑問を呈するような内容になっています。 自分も読んでて「確かにそうだなあ」と思う部分がたくさんありました。 「挨拶をすると気持ちいい」と...続きを読むか「老人に席を譲ってあげると心が晴れやかになる」とか「道徳」として学校で教育されるものって「結局正解ってこれじゃん」「先生はこう考えさせたいんじゃん」みたいなものばかりだったように思っていたものを北野武さんが上手い例えを使いながら代弁してくれたように思います。 挨拶をなぜするのかということに対してだって、「心が晴れやかになる」とか「気持ちがいい」とかそういう「人によって考え方って違くね?」みたいな切り口ではなくて、もっと本質的な部分を切り口にして教えるべきだと北野武さんもこの本で再三に渡って述べられています。 本物を見せてどう考えるかは子ども次第、というところにも共感しました。 都合の悪い部分だけは大人が意識的に子供の目に触れさせないように過保護かのように守って、それでいてどう考えますか?と道徳で問われる子どもたちは大変だし、「正解を伺うような子ども」ばかり増えてしまうような気がしてしまいました。
爽快。所さんと同じく「その通り」と思いながらも、私自身がタケシさんから警鐘を鳴らさせている存在であることを忘れずにいなければいけない。
食料危機とか…これから本当に来るっぽいことが書かれていて慄然としました…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まるで平和ボケ真っただ中な僕の頭ン中…たけしさんに喝を入れてもらったやうな気が致しました…。 ヽ(・ω・)/ズコー そうですねぇ…ここ最近は「生きている実感」なんて感じず、ただダラ...続きを読むダラと、時の赴くままに生きているような気がしてなりません…それはやっぱし「死」というものが遠くなってしまった現代人だからなのかもしれません! もっと死を身近なものとして感じましょう!! と言ってもなかなか難しい世の中ですねぇ…死体をテレビに映すのはNGなんだそうです…そうなんだ! 初めて知りましたねぇ…。 まあ、そんなアレでこれから生きて行かなくてはならぬ子供たちに向けて、いや、子供たちと向き合う大人に対してかな、色々と一家言あるたけしさんが色々と書かれている本です…でした…(?)。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
たけしさんが道徳を語るという、意外性がありました。 本の大きさが新書のサイズなので、てっきり新書とばかり思っていましたが新書『風』ですね。 冒頭で俺の言っていることをそのまま受けとっちゃダメ、と書かれていますが、なるほど!と思うことが沢山あります。 現在、道徳として子どもたちに教えられている(考えさ...続きを読むせる)ものには、実際の世の中、大人の世界と矛盾点があり、また、答えを誘導するようなスタイルになっているのですね。 大人も道徳とは何か?を深く考えると、これがよく分からなかったりする。これが答えだ!と思っても、人それぞれの感じ方、考え方があったりする。 自分も「道徳って何?」と問われると、しどろもどろになってしまうくらい、自信をもって答えられない。 なぜ道徳が必要なのか、いいことをすると気持ちいいという根拠は? たけしさんが、俺はこう思う、というのを語っています。 とても読みやすく、ツッコミもありつつ、興味深く書かれていると思いました。
自分も親になり、子もだいぶ成長してきた。 もう高校生で、親の話なんて聞きゃしないが、まぁ幸いにも心も体も健康で、そこそこ立派な青年になってきた。 そして逆に、自分も、さらに自分の親も老いてきた。 だからこそ余計に思う。 「最近の日本、間違ってないですか?」 「日本」を「会社」に置き換えてもいい。 利...続きを読む益が出ているとか、出ていないとか、そういう事ではない。 そもそも、大事な部分がズレてないですか? その自分でも感じている違和感を、明確にバッサリ切ってくれた本書。 さすが世界のキタノ! (2016/1/7)
道徳なんて時代と共に変わる。大人が道徳として何を教えるか、なぜ教えるか、を考えることが大切。いざ教える立場になると、困ることばかり。
たけしが小学校の道徳の教科書に突っ込みを入れる形で始まる著書ですが、なかなか深いことが書いてあります。 確かに道徳って、考えようによっては人に押し付けるのは危険だと思いました。自分なりのルールがあればそれが道徳というのは説得力があります。 なんにも考えていないのがまずいんですよね。
子供の頃に受けた道徳の授業を思い返しながら読みました。一方的に教えられる「道徳」への武さんの鋭い見方が書かれています。いいことをする、道徳的な行為をするって、自己満足につながることが多いですよね。少なくとも私はそうです。いい事したな〜と酔い知れてしまったり。でも世の中には自己満足とは関係なくとっさに...続きを読む利他行動を取れる人たちがいるのも知っている。いろいろ考えさせられました。
我が師の1人による、またまた独特のタイトル本。結論として「手前で考えろ、本気で」に尽きる。全体の半分くらいの主張に対して、その通り!と思い、30%ほど、それはちゃうんでは?と思い、残りはうーむわからん、という感想。レンジがかなり広いため、うなってしまう場面多し。語り口がまたすっきりしているため(こ...続きを読むれは随分と変化した)すんなり頭に入っては来るが、油断するとすぐ抜ける。中々に癖がある。 それが氏ならではであります。
いい加減に成熟しろ、とタケシに投げかけられているように感じた。本当はこんなダイレクトな言葉よりたくさんの映画や本、アートなどから感じとって自分で言語化できるくらい自分のものの見方が定っていたら良いのだけど。
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