村田らむのレビュー一覧
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種族が違えば考えていることや生活も違いますし、動物には不思議な伝承や都市伝説も多いので、今回は少し霊的なお話なのかなと思っていました。
ですが、読んでみたらめちゃくちゃ「人怖」でした。動物にも不思議で怖いところは多少あるのかもしれませんが、結局のところ一番怖いのは人間ですね。
そういえば、前作までの人怖シリーズはあとがきまで面白かったのですが、今作のあとがきはあまり自分にはハマらなかったかもしれません。
本編に載りきらなかった怖いエピソードを紹介してくれているのですが、「これって本当に怖いのかな…?」と少し疑問に思ってしまいました。
動物絡みは色々思うところがあり、一気に読み進めることもできずちまちま読破しましたが「人怖シリーズ」の方が好みでした。
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Posted by ブクログ
怪談などの番組でよく見かける方々が書いた実話怪談集。国道1号線を舞台にしているという事で、読んでみました。
読んでいると地域によって怪談の質が違う気がした。地域性があるっていうのかな?上手く説明が出来ないんだけど…。東京から始まり西へ移動して行き、大阪が最終地点。それで余計に思ったのかな?
私は、黒木あるじさんの話が好きです。"敬う"という気持ちを大切にしたいと思いました。
1番怖いと思ったのは夜馬裕さんの『逝きて還りし天下の険』です。オチがとにかくゾッとしました。
ホラーは好きで、小説も読みます。今回読んだのは、怪談師をしている方々の実話怪談集。だから読むのではなく怪談師たちの語りを聞く方が良かったかな、と思いました。より怖さを増したかも。 -
Posted by ブクログ
著者は樹海だけでなく様々なアングラっぽいもののルポを得意としているらしい。樹海にも何度も訪れている。本書では、そういった実際に訪れた経験を基に生々しく語られている。樹海マニアなんていう人がいるのも初めて知った。
「樹海」という言葉には不思議な響きがある。怖いけど、気になるような。自分はその正体が気になり、この本を手に取った気がする。本書では、樹海の成り立ちから内部の様子、探索に必要な装備や向かい方までざっと触れられている。樹海は自殺の名所という汚名を着せられているが、特異な経緯で形成された”若い”原生林であり、昔から富士山と共に信仰の場でもあったらしい。
本書の後半あたりからはところどころ嘘臭い感じがする。死体カメラマンとか元殺人犯だとかいう人と一緒に樹海探索だとか、死体を探すとか。自分は樹海探索をしたいとは思わないが、樹海がどんなところなのかにはなぜか興味を持ってしまう。観光でこの辺りを訪れてみたい。
本書は「自殺の名所としての樹海」を主に扱っていると思う。それとは別の側面、歴史的な信仰の場として、観光地として、そしてなぜ自殺の名所と呼ばれるようになってしまったのかといったものも知りたい。
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・富士山の北西に広がる森、青木ヶ原樹海は、西暦864から866年に起こった貞観大噴火によってできた。恐ろしい場所のイメージとは裏腹に、樹海には国道や県道が走り、観光用の遊歩道も整備されている。
・樹海内部にある宗教施設「乾徳道場」の話。結局のところ、何なのか良くわからない。
・樹海と信仰の話。富士山は昔から信仰の対象で、樹海はその北西に広がる。樹海をそういう風に捉えたことはなかった。富士山の噴火で樹海ができたという話と共に、周辺の神社や富士講といった話を知ると、樹海がとても歴史ある神秘的な場所に思える。ただ、近隣にかつてオウム真理教の施設があったと知ると、またなんとも言えないイメージになる。 -
Posted by ブクログ
樹海に足繁く通われている方らしく、樹海の具体的な様子、例えば溶岩でできているから普通の靴では歩きづらいとか、大木に見えるけど根が張りづらいから、人間の重さには耐えられず木そのものが倒れてしまうとか…へぇ~という情報が満載でした。
後半に近い部分、自殺死体の話も出てきて(それまでも所々出てくるんだけど)、それがまた具体的だから…ちょっとしんどかったです。
タイトル「樹海考」だからね、しょうがないよね。。
Xか何かのお勧めがきっかけで手元に迎えたんだと思うんだけど…寝かせ過ぎたのかな、思い出せない。なんで読もうと思ったのかな??
やっぱり読みたいと思った時の高い熱量がある状態で読むのが一番良いよね。もったいないことをしたなって、ちょっと後悔。。
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Posted by ブクログ
樹海を自然・ 信仰・アングラネタ、さまざまな角度から描いた一冊。著者の得意とするテーマ、樹海で行動を共にする面々ゆえか、自殺・宗教といった内容のほうがやや厚い印象だが、それ一辺倒ではないので、まだまだ読後は軽い感じ。
樹海を多角的にとらえていて面白い。
とはいえ、生々しい自殺現場などの描写もあり、ダメな人はダメな内容だと思う。
(逆に志願者には抑止効果があるかもしれない?)
元殺人犯M氏、死体探しマニアのK氏、死体写真家と濃すぎる面々も実際には会いたくない、活字越しで十分!という具合。世の中にはおそろしい人がいるものだ…。
ちなみに、著者とK氏の樹海行に同行した事故物件住みます芸人・松原タニシは、『ボクんち事故物件』4軒目でその時の様子について語っている。事故物件芸人からしてもK氏はやはり異様な存在に映ったようだ。