村田らむのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
樹海を自然・ 信仰・アングラネタ、さまざまな角度から描いた一冊。著者の得意とするテーマ、樹海で行動を共にする面々ゆえか、自殺・宗教といった内容のほうがやや厚い印象だが、それ一辺倒ではないので、まだまだ読後は軽い感じ。
樹海を多角的にとらえていて面白い。
とはいえ、生々しい自殺現場などの描写もあり、ダメな人はダメな内容だと思う。
(逆に志願者には抑止効果があるかもしれない?)
元殺人犯M氏、死体探しマニアのK氏、死体写真家と濃すぎる面々も実際には会いたくない、活字越しで十分!という具合。世の中にはおそろしい人がいるものだ…。
ちなみに、著者とK氏の樹海行に同行した事故物件住みます芸人・松原タニシ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は「事故物件とは?」から始まり、事例や事故物件に関連しての話が取り上げられている。怪談話もあるものの、孤独死やゴミ屋敷といった話が生々しくインパクトがある。
後半は短編怪談が収録されているが、どれもゾワッとさせてくれる上質なもので面白かった。
ただ大島てる氏の話は非常に不愉快。てる氏の運営する事故物件サイトに掲載されたものはその内容が事実でない場合を除いて掲載削除依頼に対応しない、依頼に応じて掲載を削除していくとサイトの公平性・信憑性がなくなるという。その主張には一理あると思うが、娘を自殺で亡くした遺族である物件所有者(しかも賃貸ではなく所有物件だが、将来売却される可能性がある等の理由か -
Posted by ブクログ
樹海探索の経験豊富なライターによる樹海案内。
観光地もいろいろあるよ、とは一応書かれているが、ほとんどは自殺の名所としての話。
それをメインに取材しているから仕方ないんだろうけど。
海外メディアの取材に適当に答えたり、初心者に必要な装備を教えてあげなかったりと、なんだかなぁと思う部分もあるが、いろいろなマニアの人たちがいることがわかったのは興味深かった。
樹海で自殺をする人はさらし者になったり愛好家に観察される可能性も考慮に入れた方がいい。
ラストの方にあった、何故自殺の名所となったのか、という推察はよかったが、そこに至るまでに何度も同じ話が出てきたり繰り返しが多かったりするのが気になった。