勝部真長のレビュー一覧

  • 氷川清話 付勝海舟伝

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    幕末維新を知るためには、やはり「氷川清話」は読んでおきたい。
    角川書店のこの本は、現代語としてあり、読みやすい。

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    2011年01月30日
  • 夢酔独言

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    勝海舟の父である勝小吉の自伝

    知る人ぞ知る豪傑のエピソードが盛りだくさんでした。昔の文体であるため、正直、理解できたのは7割程度でしたが、それでも有り余るエネルギーを感じることができます。また、飾りがない語り口のため、当時の習俗を身近に感じることができることも本書の醍醐味だと思います。
    私の祖父母の幼少期には、まだ江戸生まれの御年寄が沢山おられたと考えると、別世界の様に思われていた、勝小吉が闊歩していた時代と今にそれ程の距離はないのかもしれません。改めてそう思わされるほど、当時の生の風景が、小吉の生活と共に写し出されていたように思います。

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    2024年07月01日
  • 氷川清話 付勝海舟伝

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    赤坂の氷川神社は、勤務先の以前の事務所近くにあり、年始のお参りに行ったこともあります。この近くに住まう勝海舟の晩年の語録を集めたのが、この本です。

    江戸で生まれ育った勝の言葉は、平明で物事の核心を良く押さえています。一方、時勢や雰囲気といったものに飲み込まれることなく、客観的に物事をとらえることができる心根の強さも感じさせます。

    江戸末期から明治への体制の大きな転換の中で、時代の熱狂に巻き込まれることなく至誠を貫ぬいた勝ですが、実に明治32年まで存命しています。その間、顕職や栄達が盛んであった世情を、どのように思っていたのでしょうか。

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    2018年11月16日
  • 西郷隆盛

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    表紙(蓬田やすひろ 画)のインパクトが強く購入。内容は西郷隆盛 の通史を「情」と「死の願望」から整理。

    著者は 勝海舟の著作も多く、勝海舟と西郷隆盛の親好の記述を期待したが、記述は少なかった

    著者の西郷像は 江藤淳や内村鑑三の西郷像(英雄性、国家観)より 引き下げられている
    *西郷は 情にもろいため、情で滅んだ
    *西南戦争は 西郷と大久保の私闘にすぎない

    本筋以外で面白かった点
    *江戸時代の豪商が先祖伝来の のれん を持ちこたえたのは 養子制度を取り入れたから

    *河井継之助の「地下百尺の心」
    人間は いったん死んで地下百尺のところに埋められてから 現生を観察しないと 本当の仕事はできな

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    2017年12月27日
  • 氷川清話 付勝海舟伝

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    福沢諭吉も乗艦していた咸臨丸は、実は南米にも行こうとしていた!むちゃくちゃ血気盛んな連中が日本が植民地化するのを救った

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    2009年10月04日
  • 山岡鉄舟の武士道

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    山岡鉄舟の武士道

     山岡鉄舟の本に感激しています。知らない事がいろいろ発見できました。

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    2018年09月26日