和田浩子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
会社と葛藤し、会社を許し、会社を愛した女性が語る会社観。だからこそ腹に落ちるし感覚的に理解させてくれる一冊。
抽象的な会社観に留まらず、同社がそこで生きて行くプラットフォームとして育んでいる、メモ術、プレゼン術、人事システムについてもつぶさに述べてくれています。なくてはならない存在を作る組織ではいけない、個性が尊重されるからこそ一定の求められるスキルを身につけることで組織が機動的であり得る、魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えるなど。実は私のメンターは新社会人から約五年、同社出身の方だったので思わずグッとくる気づきに溢れていました。
「難しくて正しいことを正しくやる」難しいとは、前例のない -
購入済み
日本のマーケ黎明期を知れました
マーケティングに関わるものとして、著者を存じ上げませんでした。
これは私が無知だっただけで、今では多くのP&G出身者のマーケの方が輩出しているが、
実はこの方が最初の方だったとのこと。
内容については書きませんが、2020年の今でも学べることが多く感じました。
ありがとうございます。 -
Posted by ブクログ
和田浩子さんの
「P&G式 世界が欲しがる人材の育て方
日本人初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた」 を読みました。
タイトル長い (^_^;)
ヴァイスプレジデントとは、副社長とか外資系企業の日本支社長的な意味
じゃ、P&G JAPANはご存知?
元 プロクター&ギャンブルサンホーム
昼ドラのCMで散々聞いたフレーズですか(笑)
私もそうです (^o^)
和田浩子さんって方はすごい人で
「ウィスパー」をトップブランドに育てた
「パンテーン」「ヴィダルサスーン」を立ち上げ
日本人初のヴァイスプレジデントとなり
その後、ダイソン日本支社、日本トイザらス代表取締役
スゴイでしょ 親 -
Posted by ブクログ
P&G式世界がほしがる人材の育て方 和田浩子
○P&Gで得たスキル
・分析力
・戦略的思考
・実行力
・リーダーシップ
・マーケティング/ブランディング
・ファイナンシャル知識
・コミュニケーション(英語)
戦略プランは「マーケティング部のブランドマネージャー」が作る
自分磨き =スキルアップ 個人 組織力
○会社と社員は何でつながっているのか
使命感 会社に対する使命感ではなく、個人に対する使命感 =「自分がなりたいものになる」
社員は会社の理念に合意し仕事を通じて自分がなりたいものになるように努力する事で、
会社の目的に貢献する。自分の役割は何か?
○営業とは説得す -
Posted by ブクログ
少し前から気になっていた本だったので、購入して読みました。
マーケティング(とりわけB2C)って女性の方が向いているというイメージがありましたが、この本からも和田さんの消費者に対する気持ち、ブランドに対する思いが伝わってきました。
タイトルの『すべては、消費者のために。-P&Gのマーケティングで学んだこと。-』にもあるように企業活動はやはり、消費者ありきです。顧客がいないとビジネスは成立しません。
近頃は、マーケティングやブランドという言葉が独り歩きしていますが、和田さん(P&Gで)は、論理的に取られられていて、深く考えさせられる内容でした。
必ず、2回以上読むことになると思い -
Posted by ブクログ
ネタバレP&G 日本人発のヴァイスプレジデント 和田浩子さん著
様々な企業で活躍された方の本を読むと、やはり共通する内容が多いです。
秀でた物・人の核となるものは、同じ考え方なのですね。
その考え方は、どの様な立場にあっても、カタチは違えども実践できるのだと思いました。
和田さんが3Eのリーダーシップモデルを紹介するとき、必ず逆のパターンをまず紹介することにしている、とありました。
なかなか理想とする行動をとる事は出来ませんが、やってはいけない事はすぐやめる事が出来ます。
まずやってはいけない事をしない、これから実践して行こうと思います。
・会社と社員はお互いの「使命感」でつながっている -
Posted by ブクログ
内容紹介
卓抜したブランド戦略でMBAのケーススタディにしばしば登場する超優良グローバル企業P&G。その秘密はマーケティングスキルだけではなく、戦略的な人材育成にあった!フォーチュン誌では「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング1位にも選ばれている。日本人として初めて米国ヴァイスプレジデント(副社長)にまでなった和田浩子氏のキャリアは、P&G日本法人の秘書職に応募したところからスタートした。P&Gといえども当時は日本企業との合弁会社。女性社員は秘書か事務しかいなかったのだ。 「和田さん、お茶当番よ」と言われた新入社員時代。アメリカ本国の成功体験から抜け出せな