和田浩子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1977年、まだ小さかったP&Gサンホーム社に入社し、女性初、マーケティング部に配属された和田さん。
「ウイスパー」を日本市場でトップブランドに育て上げた後、「パンテーン」「ヴィダルサスーン」「パンパース」に携わり、次々と成果を上げ、紙製品事業部担当のジェネラルマネジャーに昇格。
とにかくアグレッシブな凄腕の女性だ。入社して3年半でブランドマネジャーに昇格したという異例の経歴の持ち主だけあり、文章から自信とプライドの高さが十分伺えた。
個人的には、ビジネス本を読む際は、謙虚な語り手を好むのだが、事実でもあるから、素直に読み進めることが出来た。
・社内コンサルタント・・・新製品の発売計画に対し -
Posted by ブクログ
世界的企業P&Gのヴァイスプレジデントを務めた和田さんの自伝的著書。
P&Gは大学生のころから就職先としては有名なところで、グローバル企業なのにまるで国内企業のように日本に馴染み、人材育成にも定評があった。ドラッグストアで働いている時も、P&GとJ&Jはかなり馴染みがあって、企業にも興味があった。
最初はP&G内の役職やカタカナ専門用語が多く、若干読みにくかったが、カタカナをあまり気にせずとりあえず読み進めて、自分のためになりそうだなと思ったところはしっかり読む、というスタイルで読むと勉強になった。いろいろと学ぶところは多かったが、今の自分と照らしあわせ -
Posted by ブクログ
和田さんがP&Gを辞めたとき、自分に羽が生えたように感じたというのはとても印象的だ。P&Gに在籍中はずっとトレーニングを受け、修行の日々だったため、外の世界に出た時に、今まで身につけてきた能力でまるで羽が生えたかのように、自由に何でもできるように感じたというのだ。
うらやましい。正直、わたしの場合は今の会社を辞めたら他でやっていけるのか不安だ。
グローバルに統一された人材育成の方針が、各部署で落とし込まれて日々トレーニングが行われていることに、P&Gの強さが見て取れる。現場の社員はとても大変だろうが、それだけやりがいがあるのだろう。
和田さんの華々しい活躍、徹底し