あらすじ
グローバル企業として成功しているP&G社、その日本企業との違いは。日本での躍進を成し遂げたP&G社の科学的マーケティング手法に迫ります。どん底のブランドをV字回復させ、また新規ブランド立ち上げを成功させた和田氏のアクション。他にも応用可能なブランディング手法を丁寧に余すことなく紹介します。学者・研究者・コンサルタントではなく、実務で成功した人物がその手の内を明らかにするのは極めて稀であり、幾多の困難に立ち向かってきた和田氏のノウハウを明かします。
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日本のマーケ黎明期を知れました
マーケティングに関わるものとして、著者を存じ上げませんでした。
これは私が無知だっただけで、今では多くのP&G出身者のマーケの方が輩出しているが、
実はこの方が最初の方だったとのこと。
内容については書きませんが、2020年の今でも学べることが多く感じました。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
少し前から気になっていた本だったので、購入して読みました。
マーケティング(とりわけB2C)って女性の方が向いているというイメージがありましたが、この本からも和田さんの消費者に対する気持ち、ブランドに対する思いが伝わってきました。
タイトルの『すべては、消費者のために。-P&Gのマーケティングで学んだこと。-』にもあるように企業活動はやはり、消費者ありきです。顧客がいないとビジネスは成立しません。
近頃は、マーケティングやブランドという言葉が独り歩きしていますが、和田さん(P&Gで)は、論理的に取られられていて、深く考えさせられる内容でした。
必ず、2回以上読むことになると思います!!
おススメです。
Posted by ブクログ
2時間くらいで読めるナベゼミ生にとっては読みやすい本だと思います。
初めは著者の和田浩子さんが女性でありながら外資系でヴァイス・プレジデントになったことへの興味本位で読み始めていましたが、自分が90年代の学生だったころにドラックストアーに並べられていた商品の成功/失敗事例について書かれてあったので面白くて夢中になって読んでしまいました。
ケース研究をする学生の方でなくても、社会人としての仕事のスキルやマネージャーとしての資質についても書かれてあるので、ぜひ参考にしてもらいたい本です。
〔21期 ラムだっちゃ〕
Posted by ブクログ
最初は面白くて、読んで非常に興奮したのですが、最近になって「本当にそうなのか?」と考えるようになりました。
しかし、彼女の考え方、マーケティング畑でずっと活躍されてこられた実績などは非常に説得力があり、参考になりました。
Posted by ブクログ
著者の実体験を基に、身近な商品(シャンプーや石鹸、生理用品など)のことが語られており、興味を持っておもしろく読めた。ただカタカナ語がいっぱいでした。著者はとてもパワーのある女性という印象です。P&Gという外資系企業に勤めた一人のOLが、キャリアアップして登りつめ本当にグローバルな活躍をされていることにとても驚きました。あとP&Gについてもかなり知ることができます。リーダーに求められることやスキルアップの為のトレーニングなど、多くの日本企業との違いがありました。
Posted by ブクログ
これがP&Gイズムなのかなというところが節々に感じられる。数々のブランドを導いてきた著者の軌跡が詰まっている。
これを読んだとき、ちょっとくさくさしていたこともあって、「マーケティング費用が多くあるからできるのだろうに....」とか「一事例だからあまり汎化できないかな....」と捉えたのだけど、もう少しメンタルが落ち着いたら改めて読んで、少しでも活かせる部分を読み取りたいと思う。
Posted by ブクログ
消費者のために行うこととは?
→商品が提供するベネフィットを一番必要とする人たちが買わざるを得ない人たちであり、その人たちにとってなくてはならない商品にしなくてはならない
常に現状に疑問を持つことがいいアイデアにつながる
啓蒙することが新商品を使うための習慣を消費者に根付かせること
ターゲットを絞り込むことで信頼性が上がり、結果的にその商品の可能性を広げる
Posted by ブクログ
タイトルの文言があまり好きではないのですが、当たり前という意味で、参考になる点は多かったように思います。
自分の話がほとんどなので、最初の方はあまり面白みがないのですが、最後の10ページ位に凝縮されて必要な情報がありました。