高橋由紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・人間の脳はポジティブな気分のときに最もよく働くようにできていることが証明されている
・幸せを犠牲にして成功を目指す、努力すれば成功する、成功すれば幸せになる、と教えられてきた
・しかし本書では心理学と脳科学の研究によって実はその順序が逆であることが分かっている
・人は幸せでポジティブなときに成功する
・幸福優位性の恩恵をフルに活かす7つの法則
① 瞑想する
毎日5分呼吸に意識を集中する。ほかの事を考えず、意識が迷いだしたら、ただゆっくりと呼吸に意識を戻す。
② 何かを楽しみにする
1ヶ月先、1年先の予定でも楽しみをつくる。
気持ちが晴れないときにはその予定を考えてみる。将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするのと同じくらい脳の快楽中枢が活性化する。
③ 意識して人に親切にする
利他的な行為をすると、ストレスが軽減され精神の健康度が高まる。1日に5つ親切をすると幸福度が上がる
④ ポジティブ感情が生まれやすい環境をつくる
娘の写真を置く、天気の良い日に20分散歩するなどポジティブ環境をつくる努力をする。
またネガティブにならないように犯罪や悲劇のニュースをとりあげるテレビやスマホをみるのをやめる、あるいは減らす。
⑤ 運動をする
運動の効用は抗うつ剤以上の効果がある。
ウォーキング、ジョギング、ストレッチなど、ともかく体を動かすことがよい。
⑥ お金を使う(ただし、ものを買うではない)
他人と共有する経験にお金を使うと、ポジティブ感情が長続きする。また、他人のためにお金を使うことも幸福感が上がる。
⑦ 固有の強みを発揮する
自分の得意な分野にスキルを発揮すると幸福度が上がる。さらに幸福感を上げるのが、埋もれている自分の「性格的強み」を掘り起こして活かすこと。
・私たちが何を動かせるかは、動かすものの重さによって決まるのではなく、「支点」と「てこ」によって決まる。支点(マインドセット)を変え、てこの長さ(自分が持っていると信じる潜在能力や可能性)によってレバレッジを生み出せる。
・75歳の人たちを集めて、「支点(マインドセット)」とてこ(可能性)を動かすことで、
年齢という(客観的な)事実を変えられることを実証した。
・75歳の人たちが当時55歳だったころの服装、ニュース、話題などの日常で1週間過ごした結果、視力が10%改善し、身体、知的能力なども向上し、外見も3歳ほど若返った。
心の状態が現実に及ぼす力がいかに大きいかを示す画期的な発見。
・常にチャンスに気付くように脳を鍛えるには、ポジティブな事に注目する反復練習が必要。
・その方法は、仕事や生活の中で起きた良いことを毎日リストアップする。
・毎日「今日おこった3つの良いこと」を5分リストすることで、脳のポジティブな配線が強化され、ネガティブな意識を外においやれる。
・「ものごとはたいてい、自分が思うほどには悪くない」というのが、基礎生理学に基づく事実である。 -
Posted by ブクログ
「幸福優位7つの法則」著者であり、ポジティブ心理学第一人者であるショーン・エイカーが、ポテンシャル=才能について言及した本。
潜在能力を最大に引き出すには、周囲の人と繋がりを持ち、他者に貢献して、そこから恩恵を得られるかにかかっている。
自分の周りにいる人たちのポテンシャルを引き出して初めて、自分も最大の成功を達成できるというのが骨子。
・最大ポテンシャルは他者との好循環によって得られる
・互いの成長に手を貸すと全員が勝者となり得る
・朝ネガティブなニュースを見た人は丸一日影響する
・会話もポジティブからはじめるべき
・潜在能力を開花させるためには5つの要素「SEEDS」が必要
○5つの要素「SEEDS」
・「囲む/surround」「拡げる/expand」「高める/enpand」「守る/defend」「維持する/sustain」
・囲むはポジティブな影響をあたえるひとのなかに身を置くこと。
・拡げるは他の人を助けること。
・高めるは賞賛の光を浴び行為を自他ともに認めることで昇華すること。
・守るはネガティブな世界から身と心を護る術を身に着ける。
・維持するは好循環に絶妙に灯油を注ぎ続ける仕組みや指示があること。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ感想:
人を正しく理解することができるようになる本だと感じました。
悪い意味ではなく、人間とは正しく他人を判断できない、だからこそ
それを知ったうえでどのような努力をしたらよい人間関係が作れるか
ということを根拠付きで知ることができたのは人生において大きな収穫でした。
~ 以下、自分用の備忘録として記載(ネタバレ) ~
第4章:信用レンズ
・意志の力があることを示す
困難な状況に陥った時、あるいは自分の利益ばかりを優先したくなるような
状況になった時、その人がその誘惑に打ち勝って正しい行動をとってくれる
と思うから、その人を信用するのです。
・自信過剰に注意
自慢をしすぎると、それと同じだけ人は評価を割り引きます。
・パワーポーズを取り入れる
力強い姿勢が実際にその人にパワーを与えるのです。
第5章:パワーレンズ
●パワーを持つ人たちは自分がコントロールする人たち(部下など)
に対し責任を持つ
●パワーを持つ人には周囲の目が注がれている。
●パワーは持つ人は脳を刺激する
●パワーを持つとくじけない
・相手の注意をこちらに向けたければ、相手がその素晴らしい状態を
さらに発展させるために、こちらに何ができるかを知ってもらうしかない。
(有力者にとって、お世辞・賛辞などどうでもいい)
第6章まとめ(の中から抜粋)
・相手との間に「自分たち」という感覚を生じさせることが大事
第7章:
・「促進レンズ」と「予防レンズ」はだれでも持っているが
たいてい一方のレンズで物事を見ている
「促進レンズ」…潜在的利益、勝利といった枠組みの中で語る
「予防レンズ」…損失回避、ミスを防ぐといった枠組みの中で語る
第9章
・人は一般的に、自分は公正で偏りがない人間だと考えたがります。
(平等主義的目標)
→ラベリングの力を利用することができる
・人は事態を予測しコントロールしたいという深い根源的な欲求を持っている。
したがって、あなたを判断しようとする相手がコントロール感が乏しい状態であれば
いつもより余分に努力してあなたを知ろうと努力する。
・相手の成功にとって欠かせない存在になる
→あなたの協力なしには成功が得られない状況をつくる
・一緒にいることを避けられないようにする
→これから非常に困難な苦痛に満ちた状況を耐えなければならないとき
それをやり遂げる人とは、ゴールまでの道のりが少しでも楽になるような
考え方をする人たちです。
→人は抵抗しても無駄だとわかると、あきらめて相手を好きになるほうが
理にかなっているように思えてくる
・自分たちがふだんどれほど下手な謝罪をしているかはおどろくほどです。
(相手が求めているのは何か、「共感」「償い」「ルールの認識」など) -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ヒットとはカオスである』
ということが、何度も強調されている。
カオスゆえに明確なテンプレのようなものは存在せず、ヒットは予測不能である。
この本を読んでヒットする仕組みや背景を知ることはできるが、じゃあ自分がヒットを生み出せるかどうかは予測不能。
タイトル詐欺に思うかもしれないが、本書を読んでも設計図は得られない。
しかし、本当に大切なことは設計図そのものではなく、"設計図を知りたいという気持ち"だと末尾の解説に書いてありしっくりきた。
変化する世の中で必要なことは、柔軟に臨機応変に答えを追い求める(終わりのない)旅なのかもしれない。
また、ヒットのヒントは本書のあらゆるところに散りばめられており、気付きを十二分に与えてくれる。
良い本だと思う。
(ただ、紹介されている実例が欧米でヒットしたドラマや音楽の話題が多いのでピンっと来ないところが多々あった←私が無知なだけ)
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Posted by ブクログ
①人は馴染みのあるものを選ぶ
馴染み感
「露出度」が「馴染み感」を生み、「馴染み感」が情報処理の容易な「流暢性」を生み、流暢性が「好き」という感覚を生む
人々は一般的に、すでに賛成している考え方、はっきりした映像、わかりやすいストーリー、解決しやすい謎を好む
=流暢性
流暢性を感じさせる大事な要素の一つ=馴染み感
馴染み感は、ゴールではなく、出発点
MAYA
Most Advanced Yet Acceptable
馴染み感と好奇心
計画された時代遅れ GMのモデルチェンジ
馴染みすぎてはいけない
人々は同じ刺激を繰り返し与えられて、何かを強要されているようだと気づくと、「なじみ感」の効力が急減する
人間は「解決できそうな難問」を好む
非流暢性が流暢性に変化する瞬間=アハモーメント
話し言葉を一定の間隔で繰り返すと、音楽のようになって聞こえてくる=言葉の歌化錯覚
馴化を避けるには? マウスの実験 違う音を聞かせる
BBBBC-BBBC-BBC-BC-D
基本メロディ、基本メロディ、サビー基本メロディ、サビー別のメロディ(ブリッジ)
エピストロフィ(結句反復) Yes, we can.
アナフォラ(首句反復)
トリコルーハン 一つの分の中に3つの語を繰り返す
人民の人民による人民のための政治
エピジュークシス(畳語法) The Work.The Work. The Work.
ディアコープ 他の語に挟み込んで繰り返す
ドリル・ベイビー・ドリル(サラ・ペイリン)
アンチテーゼ それは一番いい時代であった。そして、一番悪い時代でもあった(チャールズ・ディケンズ)
パラレリズム(対句法) 文構造自体の反復
アンチメタボレー(倒置反復法) AB:BA
It's not the size of the dog in the fight. It's the size of the fight in the dog. (犬のケンカにおいて大事なのは、犬の大きさでなく、闘争心の大きさだ)
人類は戦争に終止符を打たねばならない。さもなくば戦争が人類の歴史に終止符を打つ(ジョンFケネディ)
論より韻
人は、耳に心地いい言葉を聞いたときには、あまり真剣に考えない。単純に、その言葉が本当なのだろうと思ってしまう
人は韻の心地よさをまず受取り、それから理屈を探る
④物語の力
ローラーコースターが楽しいのは、死の恐怖が迫っているからではない。「死んでしまうかと思わせられる」ことと「終点があって生きて降りられると分かっている」ことの間にある緊張感が楽しいのである
人はだれでも入ってくる情報を易易と処理したい
⑧バイラルの神話
闇のブロードキャスト
人は影響される生き物
⑨シェアの心理学
人は自己顕示する生き物
「得体の知れない現象」を「わかりやすく納得のいく物語」として理解したいという欲求、それ自体が「脳にあまり負担がかからずに情報を処理することができる」ことへの欲求に他ならない -
Posted by ブクログ
「マインドフルネス」というと何か怪しげでスピリチュアルな響きだと思っていたが、この本を読むとシンプルでまっとうなものであった。基本は禅の考え方をベースに、ふだん無意識に行っていることに意識を向けて集中すること。宗教的な要素はない。
「利き手でないほうの手を使う」、「食べるものに思いをはせる」など日常的に実践できる53の練習を紹介し、それらを一週間ずつ行っていくとくよくよしたりイライラしたりすることが減って、人生が少し幸せに感じられるようになるという。一つ一つの項目も非常にわかりやすいし、納得できる内容が多かった。
実践が難しいものもあるが、いくつかやってみたい。
ちなみに「自分が今日死ぬかもと思って生きる」というのはよく聞くが、「会ったり電話で話したりしている相手が今晩死ぬかもしれないと思って接する」というのは面白いと思った。