長谷川和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある日から突然認知症になって何もわからなくなるのではなく、連続した自分を生きているだけである、という言われてみれば当たり前だがついつい忘れがちなことに改めて気付かされた
喜怒哀楽は最後まで失われにくいとのことで、軽く扱われたり存在を無視されたりした時の悲しさ、対等で尊厳ある人間として扱われていると実感できた時の安心感を想像したうえで行動したい
人間を尊重するって死ぬほど難しいと思うけど。尊重するという行為は、軽蔑や拒否感、嫌悪感といったほぼ生理的反応を理性で封じ込めることで成り立つもので、道徳心が培われれば自然にできる類のものではないと思う。感情の訓練ともいえる、非常にストイック。
皆望んで認知症患者を子供扱いしたり邪険に扱ったりしているわけではなく、身近な人間が変わりゆく戸惑いや自分の手を煩わせられることによるストレスが自然な形で表れてしまっているだけでは。全てを受容して適切な対応をとれだなんて無理難題すぎる。
ということで、人格の修練というより技術の習得という目線で行動を変えて対応していきたい -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の体験の確かさ、がはっきりしなくなる。
なにをしたかがあやふやになり、何日かがわからなくなる。
100歳を過ぎれば、ほとんどの人が認知症になる。
最初に時間の見当がつかなくなり、場所がわからなくなり、人の顔がわからなくなる。
講評したことで、あちこち取材を受けたことが進行を遅らせた。嗜銀顆粒性認知症だった。
認知症の定義は、いままでの暮らしができなくなること。
一生ならないのは、先に死ぬだけ。いかになる時期を遅らせるか。
認知症は固定されたものではない。
笑うことは大切。
パーソンセンタードケア=その人中心のケア=小さな子が転んだとき、4歳くらいのお姉ちゃんが一緒に寝転がって笑いかけた。同じ目線に立つこと。
デイサービスは至れり尽くせり、生活の匂いがない。
認知症テストは短時間で。高齢者は30分には耐えられない。
100から順番に7を引く。93から7を引く、ではなく、そこから、また7を引く、と質問する。覚えていられるかが大事。
車の運転は、辞める。タクシーを使う。