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Posted by ブクログ 2024年03月14日
教科書で何度も出てきた長谷川式スケールを作った人の本を読めてよかった。
自分の祖母が認知症になりこのスケールを受けた。その後病気で亡くなった。私は介護福祉士として働いているが祖母に何もしてあげることができなかった。何かしてあげていれば孫だけでなく息子や娘の顔も分からなくなるほど認知症は進まなかったの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月26日
医療者である自分自身、認知症に偏見や思い込みがあったのだと衝撃を受ける。
認知能、感情脳、そして自分らしさだけの脳が残っていく。
「時間を差し上げる」がやはり重要なのだと学ぶと同時に、急性期病院では叶わないことへのジレンマに打ちのめされる。
それから認知症患者に目の前で、「認知機能はだいぶ低いから」...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月19日
認知症についての第一人者である長谷川先生の自分が認知症になったことで分かった体験が綴られている本であった。認知症というと、ネガティブなイメージが先行してしまい、何もできない老人といったイメージがある。しかし、長谷川先生はそうではないと言うことを繰り返し主張していた。
認知症になったからといって、その...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月20日
認知症の方を介護するのは、肉体的にも精神的にも疲弊してしまう印象が強いです。特に周囲の助けが得られない、ヘルパーや老人ホームなど身内以外の助けを借りることが恥と感じる人も未だにいるので、認知症の方も介護する方もまだまだ環境を整える必要がありそうだと感じています。
自分が将来誰かの介護をするときが来る...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月15日
認知症専門医が認知症になり、自分の変化を綴る。認知症が痴呆と呼ばれ、患者は放置や隔離されていた時代から現代までどのように変化していったのかの話は勉強になった
自分の状態も患者を診るかのように冷静に観察している
認知症は治らない
でも投薬や適切な環境次第で進行を緩やかにはできる。というかそれしか出...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月13日
父がなんだか怪しくなってきたので
認知症に対して、
世間一般で言われていることばかりの把握ではいけないと思い
最近、色々読み漁っています。
認知症になったからといって
昨日までの自分がなくなるわけではないと書かれていました。
当たり前のことですが
わかっていなかったと思います。
診断日を境に父から...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月16日
ご自身が認知症と公表している聖マリアンナ医科大学の専門医の先生の認知症本。
医師と認知症者の二つの立場から認知症のリアルがやさしい言葉で綴られていて、とても分かりやすい。
「認知症になったからといって人が変わるわけではなく連続している」というフレーズが印象的。
■認知症のタイプ
・アルツハイマー型...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月15日
長谷川式簡易スケールは、臨床の場でよく使われる、医療従事者にとってはおなじみの検査。
認知症の専門医である長谷川さんですら、当事者になったことで初めてわかったことがあるという。
認知症だからといって差別をしてはいけませんとか、尊厳を持った1人の人間として接しましょうとか、そういった認識は医療従事者...続きを読む
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