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  • ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

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    長谷川さんが認知症と人生に真正面から向き合った貴重な記録。キリスト者であり、医師である長谷川さんだからこそ書ける文章に、励まされました。

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    2025年05月21日
  • ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

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    ネタバレ

    長谷川式スケール開発者による、認知症になった人の世界の見え方がやさしく語られている。

    認知症という病の渦中にいる著者からの文章は、実体験に基づくものであり、介護者の心構えに繋がりそう。
    学生ボランティアで、介護施設で認知症の方とお話したとき、大変失礼ながらぎょっとしてしまった経験を思い出し、「この本を読んでからお会いできていたら、何か違ったかもしれない」と思わされた。

    知識的なことを言えば
    授業でクライエント側として長谷川式スケールを受けた時は「めっちゃ短!」と思ったが、高齢者が受ける前提で開発されているため、体力が低下している状態での実施が考慮されているとのこと。
    如何に自分目線でしか考

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    2024年04月03日
  • ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

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    教科書で何度も出てきた長谷川式スケールを作った人の本を読めてよかった。
    自分の祖母が認知症になりこのスケールを受けた。その後病気で亡くなった。私は介護福祉士として働いているが祖母に何もしてあげることができなかった。何かしてあげていれば孫だけでなく息子や娘の顔も分からなくなるほど認知症は進まなかったのか。そもそもしてあげられることはあったのか不安の中なくなってしまったのではないか悶々と考えることがあった。
    この本が読めてよかった。自己満足かもしれないけどおばあちゃんは苦しいばかりじゃなかったように考えられるようになった。

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    2024年03月14日
  • ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私の祖母も認知症である。その判定時にちょうどこの本に書いてあったアセスメントを受けた記憶がある。それがこの著者が作り出した長谷川式スケールだったことをこの本を読んで初めて知った。

    この本の中で一貫して述べられていたことは、何ら難しいことではなかった。認知症の人を別の生き物扱いする人がいるが、認知症であっても当人に尊厳があることを認識し、1人の人間として接して欲しいということだった。「やさしくおだやかに 待つそして聴くこと その人らしさを大切に」長谷川先生の言葉である。

    よくよく考えてみれば人と接する上で当たり前のことである。認知症になったからといって急に人格が変わったり、その人がその人でな

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    2024年01月14日
  • ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

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    医療者である自分自身、認知症に偏見や思い込みがあったのだと衝撃を受ける。
    認知能、感情脳、そして自分らしさだけの脳が残っていく。
    「時間を差し上げる」がやはり重要なのだと学ぶと同時に、急性期病院では叶わないことへのジレンマに打ちのめされる。
    それから認知症患者に目の前で、「認知機能はだいぶ低いから」と言った医者のことが許せない。

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    2023年11月26日

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