久保耕司のレビュー一覧

  • オリーブも含めて

    Posted by ブクログ

    鳩、不良グループ、ロトくじ、猫、そしてオリーブとは…気になるものがいろいろ出てくる。たくさんの人物があれこれと繰り広げる、ちょっとドタバタ気味の群像劇。

    一見して分厚い本だけれど、センテンスが短いのと会話が多いので、ぐんぐん読める。改行も多く、章も短いものでは1ページに入るほどで、話の展開、場面の転換が早く、めまぐるしい。

    そうか、これはどれか特定の人や物を描いているのではなくて、この《イタリア北部コモ湖畔の田舎町ベッラーノ》そのものを描いているのかも。そう思うとなるほど、と納得する。
    長い、しゃれた小咄のてい。

    蛇足だけれど、訳者あとがきだけ、どうしてこんなに字の大きさが突然小さいのだ

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    2011年10月18日