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イタリア北部コモ湖畔の風光明媚な田舎町ベッラーノで、老婆の死体が発見された。その死に特に不審な点はないが、この出来事がベッラーノの人々の生活に少しずつ影響を及ぼしていく。
次から次へと新たな展開が巻き起こり、数多くの出来事が絡み合って、大きなうねりを形作っていく、どこか不思議で、なぜだか妙に可笑しいストーリー。
著者は、コモ湖畔のベッラーノ生まれ(本書の舞台)で、ミラノ国立大学医学部を卒業後、故郷で医者の仕事に従事しながら作家デビュー。
一九九六年度にピエロ・キアラ文学賞、ニ〇〇六年度にバンカレッラ賞、ニ〇〇八年度にはイタリア・ヘミングウェイ賞を受賞している。
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多彩なパッチワーク!
色々なエピソードが満載され多彩に絡み合う、イタリアのなぜか憎めない人々の群像劇。
出だしはミステリータッチで、中盤からはエンターテイメントに展開するさまにグイグイ引き込まれました。
Posted by ブクログ
鳩、不良グループ、ロトくじ、猫、そしてオリーブとは…気になるものがいろいろ出てくる。たくさんの人物があれこれと繰り広げる、ちょっとドタバタ気味の群像劇。
一見して分厚い本だけれど、センテンスが短いのと会話が多いので、ぐんぐん読める。改行も多く、章も短いものでは1ページに入るほどで、話の展開、場面の転換が早く、めまぐるしい。
そうか、これはどれか特定の人や物を描いているのではなくて、この《イタリア北部コモ湖畔の田舎町ベッラーノ》そのものを描いているのかも。そう思うとなるほど、と納得する。
長い、しゃれた小咄のてい。
蛇足だけれど、訳者あとがきだけ、どうしてこんなに字の大きさが突然小さいのだろう。読みにくくて、そこがちょっと残念。
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