カシオのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
弟
今まで見てきた兄弟ものはなんだかんだ言って両思いだったっていう作品が多かったけど、この作品は違っていました。両方の辛い気持ちが伝わってきてこっちも苦しくなるような感じがしました。
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ネタバレ 購入済み
読後の余韻
ずっと気になっていた作品でした。なんとなく読むのを躊躇っていたのですが、1巻からイッキに買って読んでしまいました。
先が見えない展開に胸がしんどくなりました。2巻あたりが1番しんどかったです。義兄弟のBL作品は他にも多くありますが、簡単にハッピーエンドに持っていくものが多くそんな簡単じゃないだろといつも不満に思っていました。しかし、この作品は綺麗事ばかりじゃない、綺麗事なんてひとつもないような内容で、胸が苦しくなりました。こういう理不尽でとことんお互いを抉り合うようなダークなストーリーってBLの醍醐味だと思います。
最後まで心を開くことなく悲劇的な形で一度幕を下ろす。とことん報われない。読 -
ネタバレ 購入済み
設定よき
春樹が義弟を拒めない状況が見事にあって、二人の歪な関係性ができあがるところについワクワクしました。
実家で二人きりになった時に光に触らせたきっかけが少し弱かったかなー。春樹があそこまでする意味がわからなかった。
あとは、この作品のように犯されてもなんだかんだほだされない受けを初めてみたのでそれも読み応えがありました。 -
ネタバレ 購入済み
最後まとまった…!
これどうなって最後終わるのかと思いきや、罪を犯した春樹を光が受け入れるという話としてはしっくりくる内容となっていたので、消化不良なく読み終えられました。
いろいろなものを傷つけ犠牲にしたけれども、光だけが本当にほしいものを手に入れられた結末でした。
光も春樹もどんどん美しくみえてくるから不思議。
英先輩はできる大人のようでいろいろやらかしてるので、光にとられても仕方ない。タイミングがいろいろと悪い。
これ父にだけは真実を一生告げないでほしい。二人とも殺して自殺する姿が見える…大切なものをたくさん失って一番の被害者といってもいい。
それほどのことを息子たちにされていて辛いなぁ…。
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1~4巻まで一気に読了。
とにかくドロドロ、重い、イタイタしい(体より心が)、虚しい、遣る瀬無い、の気持ちでいっぱい。
どうにかして救われる方法はなかったのかと思考を張り巡らせてしまう。
ただ、こういう終わり方もありなのかな、ある意味ハッピーなのかな、とも思わせる。
ダーク作品好きなので、異作で良かったです。 -
購入済み
終わった…
1巻を読んでから続きがずっと読みたいと思っていた作品でした。
3巻ではもうどうなることやらと思ったけど、4巻読んで、最後はこれでよかったよな…と。終わりかたとしてはすっきりさっぱりより納得のいく終わり方だったと思います。 -
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親同士の再婚で兄弟になった美形義弟×弁護士事務所で働く義兄。and義兄の先輩弁護士。
義弟は美形であるがために、女教師から性的ないたずらや同級生男の彼女から一方的な気持ちを向けられたりで、女性に対して嫌悪感みたいなのがあり。そして女性に対してだけじゃなく他人に対しても心を開かない。唯一義兄にだけなつくんだけど…病んでる。
義兄は控えめながらも穏やかで誠実な感じの人柄だから、義弟とちゃんと兄弟になろうと努力するんだけど…義弟の心の闇の犠牲になり、精神的に病んでいく。
そんな義兄を心配して巻き込まれていく先輩弁護士。
歪みと闇と病みの競演がかなりツボです。これは続きが早く読みたい。 -
Posted by ブクログ
「エロとろR18」で第1話だけ既読。
あの中では印象に残っていた作品だったので、後日談が読みたくて購入しました。
明治かと思っていたら大正浪漫だったんですね…
このレトロな時代設定だったのが、いっそうファンタジックであやしさを増していて正解だったと思います。現代設定だとシャレにならないし。
大正時代を舞台にしたBLに今ハマっているので、引きこまれてしまいました。
スネかじりの貴族のぼんぼん×英語教師。二人は学生時代からの親友です。親交は大人になってからも続いていて、専らヒマな龍彦が周の勤める大学に顔を出すというパターン。
催眠術がこの頃日本に入ってきて大流行したんですね~
そんな時代背景を思
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