たうみまゆのレビュー一覧
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ネタバレ元同級生。ヤクザになりきれない若様(受け)のために、汚い役をかってでる超優等生インテリ系補佐(攻め)。受けはチンピラ風なのにヤクザの器ではなく、一方、攻めの優等生くんは優男風なのに素でヤクザ。何故か受けに執着してヤクザになった攻めに、本当には堕ちてほしくないと思ってる受け。ここら辺の感情の絡みが秀逸でした。
初めはよくあるBL(キラキラ☆)ヤクザなのかな~って読んでたら、指つめようとするシーンとかこのままやってしまうんじゃ…くらいにはリアルヤクザなトーンでした。だんだん話がのってきて面白かった。
けど、敵対若頭が攻めに惚れてる?という設定は、急に違和感が。 -
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昔から記憶喪失ものが異常に好きである…何故かはわからんが、とにかく無性に好きなわけだ。好きなだけに選り好みもある訳で、パターンを予想するなどの愚劣な行為に走ってしまうのだが、本作、非常に好きである!!忘れたい過去から逃れたいが為に、記憶のとどめておきたくない経験をしたが為に、今までの記憶をリセットしてしまう作用と同義の記憶喪失。元々「在る」ものと定義されるので、取り戻そうとする物語が始まるのだが、この作品は「取り戻す」事に重きを置かず、商店街のレコード店店主の青年ショージが記憶を失くした青年タイと一つ屋根の下に暮らす事になり、その人間の存在を知るとはどういう事なんだろう、と言う事が描いてあった
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ごく普通の家庭に生まれ育ちながらもその計算高さを持て余していた優等生の畑中と、ワルを演じながらも実は家がヤクザの家系である重圧に辟易していた城田。
畑中はことあるごとに城田に関わろうとしますが城田はその理由が分からず、遂には大人になってから畑中は城田の組の組員にまでなってしまいます。
ここまではあらすじにもあるのですが、ここから先の展開はこの本丸々一冊使って描かれています。
この漫画で気に入っているところは何よりも話が丁寧だなという印象がしたところです。よくある一巻完結のBL漫画ならまずここで終わりだろうなという展開からさらにその後まで描かれていて、物語として重厚で面白かったです。
ヤクザと言 -
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うはは!たうみサンのユルいコメディ調の話、好きだなぁ(*´ノ∀`*) 1冊まるまる表題作で、隠れ家カフェバーを舞台にしたシェアハウスの住人たちの物語。
メインは半同棲していた彼女に酷いフラれ方をした倉田と、カフェの料理・千歳の二人。全体像的にスゴく面白くてイイ話なんだけど、正直この二人がお互いに恋愛感情を持つ経緯はそんなに萌えず…。それよりも、誰かと一緒に働く事の難しさや努力にホロリとし、逃げた千歳を追いかける倉田のスケールのデカさに笑わされ、泣いたり笑ったり賑やかな場面が楽しかった♪
そしてダークホース高橋と、女装子の松方!BL的にはこっちのカップルに萌えた(〃´ω`〃) 高橋の超体育会系 -
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肉食系ゲイ(受け)とちょい変態入った草食男子が同じ書店で仕事して…と言う、社内恋愛ものになるんかな。肉食系で受けのゲイ、と言うのに囚われて読むと、予想と違う方向から攻めてくる感じだが、書店に勤めた事はないけど販売やってると「棚卸」のテンションとか大変さとか解って、それがリアルで、ただのほんわかBLで終わってない。いつもの癖で、メインカプより気になるのがコミック担当のオタクな中尾と、雑誌担当の大貫。この二人が全く相反するキャラで、怪しいな…と言うフラグが立ってんのか立ってないのか分からない感じが凄くいい。自分と真逆のキャラである大貫は、『くいもの処 明楽』のエビくんであり、『花は咲くか』の菖太で
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ヤクザの息子城田よりカタギの畑中の方がよっぽど頭キレキレの怖い人でした(^^;
”もっと強く雨が降ればあいつは泣けるのに”って2人して雨に打たれてるシーンが心に残りました。 -
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ヤクザでΩ
βと偽ってたけど実はΩって設定。
で、相棒(実はスパイ)がαなんだねぇ。
この二人がくっつくのか、でも裏切るんだよね!?
売りの子たちやクスリの話が細かくて頭がぁ~ってなるけど気になるから頑張って続き読もう!