南洋一郎のレビュー一覧

  • 怪盗ルパン全集(2) 怪盗紳士

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    昔学校の図書室にあったポプラ社の文庫版(多分)。モーリス・ルブランの作品だと発音的にもリュパンが正解らしく他の文庫本だとその様になっているケースがある。ルパン呼びになったのは本書があったからではあるまいか。
    以前講演会で『ルパン三世』の著者モンキー・パンチ氏が南洋一郎版のルパンの影響がある様な事を仰っていた(記憶が正しければ)が本書の構成とトリックから確実に影響を受けたと言える内容で、その意味では色々と原点。
    殺しはしないが変幻自在で盗みをこなし警察を嘲笑う奸計を弄する主人公が学校の図書室にあるのも妙な話だが、女性に対する優しさや正体を知っても友情を守る人には友人として変わらず接するなど悪党の

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    2025年05月27日
  • 怪盗ルパン全集(10) 七つの秘密

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    『日光暗号の秘密』
    ルブランとの会話中向かいのビルに当たる反射した日光の暗号に気がついたルパン。すぐにレンブラント男爵に電話をかけるルパン。妻に宝石を持ち逃げされたレンブラント男爵。暗号の元は男爵の秘書ラベルノーの部屋。死んでいたラベルノー。間違っていた暗号の綴り。

    『赤いマフラーの秘密』
    怪しい行動をする男の後をつけるガニマール警部。ルパンによるガニマールへの招待。赤いマフラーの切れはしから絞殺された女性がいることを推理するルパン。ガニマールの捜査。殺害された歌手ジェニイ。ルパンの推理通りの遺体。ジェニイの恋人プレビューの正体。残されたマフラーに隠された秘密。

    『古代壁掛けの秘密』
    スパ

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    2012年08月30日
  • 怪盗ルパン全集(9) 怪盗対名探偵

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    ネタバレ

    骨董屋で娘ジュザンヌへのプレゼントとして机を買ったジェルボア教授。その机を買い取りたいと申し出た謎の紳士。盗まれた机。机の中の100万フランの当たりくじ。折半を申し出たルパンとジェルボア教授の戦い。誘拐されたジュザンヌ。ルパンの結婚祝い。ドウトレック男爵の屋敷から盗まれた青色のダイヤ。殺害された男爵。ルパンの協力者の金髪夫人。ルパンを追うためにロンドンから呼ばれたシャーロック・ホームズ。

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    2012年08月29日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    ネタバレ

    ルパンを理解するためには,
    1 フランスが好き
    2 少し前の時代が好き
    3 推理小説が好き
    4 冒険が好き
    5 力の強いものを出し抜くのが好き
    のいずれか1つがないとつらいかもしれない。

    フランス好きと力の強い物を出し抜くのが好きというのは共通部分があるかもしれない。
    ルパンは,縦横無尽にかけまわり,神出鬼没なところがいい。

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    2011年12月23日
  • 怪盗ルパン全集(11) 三十棺桶島

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    自分の中でルパン作品No、1!自分の書いたサインに導かれて、
    「三十棺桶島」に着いたべロニクを待ち受ける恐ろしい陰謀ー。
    彼女を助け、「神の石」の謎を解くのは、我らが怪盗紳士ルパン!
    この作品は、他のルパン作品のなかで一番の完成度をほこっている。
    まず、タイトルからして横溝正史の雰囲気を感じる。
    ぜひ、ご一読を!

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    2011年11月29日
  • 怪盗ルパン全集(14) 魔女とルパン

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    初めてルパンを読んでみた!ホームズとはまた違った面白さがある。本当は完訳版が読みたかったけど、堀口大学の訳があまりに難解だったため挫折しました笑。でもこのバージョンでも十分楽しめると思う。

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    2011年05月13日
  • 怪盗ルパン全集(5) 八つの犯罪

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    ルパンと少女オルタンスの冒険を8つの短編に。
    8つもあるのかめんどくさいな、1っ個にすればいいのにと
    読む前に愚痴愚痴していた自分が情けない。

    非常に素晴らしい出来ではないか?
    なんだろな。これは読後非常に気分が良かったです。

    斧で頭かち割る女とか出てきておどろおどろしさはあるけど、
    正しい思いをしている人たちが、幸せになる話は良いものだ。

    最後のほうにはもう最後か・・・すこしさびしくなった。
    そしてラストは無茶苦茶かっこいいなぁ。
    さすがルパンといったところ。

    まだまだルパンと少女オルタンスの話を読みたいとおもいました。
    最初は1っ個でいいとか言ってたのに・・・

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    2010年03月21日
  • 怪盗ルパン全集(6) 黄金三角

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    ネタバレ

    傷病兵の世話をするコラリー・ベイ。彼女を誘拐しようとする一味を撃退した傷病兵バルベス大尉の率いる一団。バルベス大尉の部下ヤボンの活躍。銀行の頭取エサレ・ベイの屋敷に侵入したバルベス大尉。何者かに拘束されていたエサレ・ベイ。殺害された死体となった発見されたエサレ・ベイ。最初はコラリーを守るように行動していた秘書のシメオン老人の豹変。バルベス大尉とコラリーの親たちの関係。エサレ・ベイが奪ったフランスの軍資金三億フラン。エサレ・ベイが殺害したバルベスとコラリーの親たち。監禁されたバルベスとコラリーが見たバルベスの父親の残した手記。二人を救ったドン・ルイス・ペレナン。シメオン老人に誘拐されたコラリー。

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    2012年11月03日
  • 怪盗ルパン全集(7) 怪奇な家

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    ネタバレ

    ダイヤの衣裳をつけてオペラ座に出演中に誘拐された女優レジイヌ。レジイヌが連れ込まれた屋敷の秘密。誘拐されたアレット。アレットの事を付け回していたと思われるメラマール伯爵。狂気の血筋を引くと言われるメラマール伯爵。ダイヤ強奪犯として逮捕されるメラマール伯爵。ダイヤ強奪事件に興味を持ったジャン・デリヌ。再び囚われたアレット。アレットを助け出したファジュロウと名乗る青年。ダイヤ強奪に関係すると思われた骨董屋の老姉妹。殺害された老姉妹の妹トリアンノ。アレットと婚約したファジュロウ。ファジュロウの家系に隠された秘密。

     2010年3月5日購入

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    2012年08月29日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    このシリーズ小学校の時むさぼるように読みました!!
    こんな完全なかたちでの復刻版をだしてくれたポプラ社さんに感謝。絶対買う(もはや”読む”ではなく”買う”)全巻揃える!!

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    2010年03月01日
  • 怪盗ルパン全集(3) 8・1・3の謎

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    なつかしいぞ!ただただ、なつかしいぞ!!この表紙!!!まだ、読み終えていないけど、ハードカバーで、買ったころを思い出して、読んでいます。

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    2011年07月15日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

    匿名

    購入済み

    ルパン読むなら、この作品から

    このシリーズは江戸川乱歩の少年探偵団シリーズと共に、小中学校の図書室にあった作品です。
    とても懐かしく、いわゆるジャケ買いみたいな感じもあります。
    しかしながら作品は面白いので、アルセーヌ・ルパンに興味のある方は、是非読んでみて下さい。

    #アツい #ドキドキハラハラ

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    2024年09月11日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    ポプラ文庫「怪盗ルパン全集」の第1巻。伯爵邸から盗まれた名画をめぐり、大怪盗ルパンと高校生名探偵イジドールが対決する話。
    この作品名だけは覚えてました。しかし話の中身は完全に白紙で、初読同様に楽しませてもらいました。今作も途中まで、ルパン本人は登場しません。署名を隠して読んだらこれは高校生探偵イジドールの推理物語ではないかと思うくらい。場面展開が速いので、どんどん先へ読み進めていけます。終盤に向けた緊迫度の高まりも素晴らしいです。加えて、解説がモンキー・パンチ先生なのもよいです(★4.0)

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    2021年12月17日
  • 怪盗ルパン全集(11) 三十棺桶島

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    子供の頃読んだルパンシリーズで1番印象に残っていた本作。

    大人になってから読んでも、
    不気味な雰囲気と、謎と、息つく間もなく展開で
    すごい面白い


    特に最後の悪党対ルパンの対決は圧巻。

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    2021年08月23日
  • 怪盗ルパン全集(6) 黄金三角

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    初めは、ルパンはいつ出てくるの?
    と思って読み進めていたけれど、

    謎だらけ、どんでん返しの展開に
    翻弄される…


    そして最後は鮮やかなラスト!

    これこそルパン!

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    2021年07月13日
  • 怪盗ルパン全集(4) 古塔の地下牢

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    シリーズ4


    悪党vsルパンの騙し合いと、
    どんでん返しの連続!

    部下の死刑執行のタイムリミットもせまって、
    ドキドキハラハラな一冊


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    2021年07月08日
  • 怪盗ルパン全集(3) 8・1・3の謎

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    子どもが別シリーズ(10歳までに読みたい世界名作)で好きなのでオリジナルを読んでみました。
    現代の感覚ではツッコミどころも当然あるが、とてもスリリングな展開で楽しく読めました。
    私も子供の頃読みたかったな。

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    2017年06月12日
  • 怪盗ルパン全集(9) 怪盗対名探偵

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    まさに夢の対決である。
    乱歩も黄金仮面でルパン対明智を書いていたが、
    こういうスペシャルなものは単純に胸が躍る。
    今読むとホームズが原作よりも少し鈍い人になっている気がするが、
    ルパンシリーズだからしょうがないということで。

    旧版の15巻以降も復刊して欲しいものである。

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    2014年09月22日
  • 怪盗ルパン全集(10) 七つの秘密

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    タイトル通り短編七つ。
    全体的に展開はスピーディだが、
    その分強引さも感じる。
    最後のはポーの「モルグ街の殺人」を思わせる。

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    2014年09月10日
  • 怪盗ルパン全集(7) 怪奇な家

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    ネタバレ

    最後颯爽と去っていくルパンがかっこいい。
    しかし、二つのそっくりな家を用意して…というトリックは、
    結構昔からあるのだなぁと。

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    2014年08月20日