篠田達明のレビュー一覧
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この手の本は
興味深いし気になるので、ついつい手に取り読んでしまいます!
鎮痛剤がない時代だと、たかが頭痛されど頭痛だったんだろうな、と、頭痛持ちの自分は、現代に生まれて本当に良かったと思ったりします。
癌とかそういう大病でなくとも、命取りだったんじゃないかと・・・、しみじみ思ったり -
Posted by ブクログ
前作に引き続いての、臨終図鑑第二弾。
時の権力者から武将、文学者等、名だたる者70人の病歴と臨終。
30代までに亡くなった人々・・・八百屋お七、浅野内匠頭など、10人。
40・50代で亡くなった人々・・・井伊直弼、岩崎弥太郎など、18人。
60代で亡くなった人々・・・真田昌幸、後白河法皇など、16人。
70~90代で亡くなった人々・・・間宮林蔵、伊藤若冲など、17人。
亡くなった年齢が不詳の人々・・・小野小町、那須与一など、9人。
五十音順と時代順の人名索引有り。前作の人名も含む。
2ページに略歴とカルテ(受診者情報、家族歴、病歴等)での構成。
れきがく養生所・新館の病室にいる方々はどんな人たち?
臨終図鑑とは言え、切腹や自害、討死、死因不詳が目立ちます。
それと60代以上が半数以上のためか、老衰が増えたような~。
面白いのは、お市の方の娘三人とか、華岡青洲夫妻とか、
海軍陸軍の秋山兄弟とか、家族関係が目立つこと。
あ、忠臣蔵関係も同様。
前作以上に辛口&下世話なコメントが目立つ感じがしますが、
生前の病歴と著者による診断は、推測といえど詳細です。 -
Posted by ブクログ
読書録「モナ・リザは高脂血症だった」3
著者 篠田達明
出版 新潮社
p98より引用
“綱をぐるぐる巻きにした上に座る道真は目を
みひらき、歯噛みしていきどおる。一方の手に
にぎりしめた笏を他方の手で抑えつけ、全身に
怒りをみなぎらせる。いまにもぶちぎれそうな
生々しい画像である。”
目次より抜粋引用
“あの「名作」に隠された"病い”
壮絶なる戦国武将たちの肖像
贅沢病ぞろいの平安・鎌倉
江戸っ子たちの"生活習慣病"
西洋からの"病気カルテ"”
医師であり作家である著者による、歴史上の
人物たちの肖像画を医学的に見た一冊。
モナ・リザからセザンヌまで、肖像画にわず
かに表れる特徴を読み取って、描かれたモデル
の持病や症状を推察しています。
上記の引用は、菅原道真公の肖像について描
かれた項での一節。掲載されている肖像画を見
ると、ほとんどの人が見ても、この人は怒って
いるということが分るような、憤怒の形相で
す。梅の木も雷が自分の上に落ちるのが嫌で、
飛んでいったのかもしれないなと思えてきま
す。
世の中のお医者さんが、こうして見て触ると
いうような簡単な方法で、病気を特定出来るよ
うな人ばかりであったらいいのにと思います。
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