篠田達明のレビュー一覧

  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    徳川十五代を今でも覚えられてないので、徳川将軍家で検索して評判の良かったこちらの本を読んでみた。
    著者は整形外科医で、徳川家の菩提寺である芝の増上寺が改修された際に発掘された将軍家の遺骨の記録と当時の記録を元に、現代医学から推定される死因や、将軍の性格、当時の風習などが歴代将軍ごとにまとめてあった。

    人物像が想像しやすく、また話も面白いものが多く将軍家の縦の繋がりが分かりやすかったため当初の目的だった将軍家を覚えたいという目的は達成出来そう。
    ただ、たまに読み直さないと忘れそうではあるが。

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    2024年06月20日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    春に増上寺に行ってから気になっていて、
    蔵書から発掘しての再読。
    将軍職って本当に大変だったのね。
    江戸城内はしきたりや伝統で雁字搦め。
    人間関係は魑魅魍魎。
    精神的にキツイ環境であるから故の病のオンパレード。
    そして、徳川本家として子孫を
    残さなければならないことが第一・・・。
    それにしても記録ってすごい。
    おかげで死因が推測できるのだもの。
    あ、脚気って死に至る病だったのか~。
    また、どんな病であろうが将軍でいられるシステムが
    すごいと感じました。

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    2017年11月13日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    将軍や夫人達の身長一覧表を見るだけでも面白い。

    歴代将軍の身長と同じ高さの位牌が愛知の大樹寺に
    あることは以前から知っていて
    一度見にいったこともありますが
    この本を読んでまた行きたいと思いました!

    徳川家に興味がなくても
    一度読んでみても損はないと思います。

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    2013年06月06日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    ネタバレ

    徳川将軍15代の健康状態を、医者の視点で解説。
    一般的な歴史背景もわかりやすく解説されていて、
    歴史好きの方にも健康オタクにも楽しめる内容。

    死亡原因はもちろん、年代や、法名が正確に記されています。

    【面白いなと思った箇所】
    ・初代家康はサナダ虫に悩まされていた。
    ・家康の次男秀康は梅毒で死亡した。
    ・その息子は躁うつ病。
    ・3代家光は吃音障害。ホモ。脳卒中で突然死。
    ・4代家綱は軽度の知的障害か?死因不明。母親は産後の体調不良で死亡。
    ・忠臣蔵は5代綱吉のマザコンが原因か。
    ・その綱吉は低身長症。一般的には麻疹で死亡と記されているが、食べ物を気管に詰まらせた窒息死の疑い。
    ・6代家宣は綱

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    2011年06月03日
  • 日本史有名人の臨終図鑑 2

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    雑誌『歴史読本』に収録されていたもの。歴史上の人物の死因を現代医療の観点で解釈しているのがなかなか面白い。

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    2011年04月05日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    日本史好きにはたまらないでしょう!
    お医者さんが書くだけあってとても興味深い内容ばかりです。
    特に死因や位牌のあたり。
    今までのイメージを抱いて興味本位で読むと確実に壊れるねw

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    2009年10月04日
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―

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    モナ・リザが高脂血症で、ヴィーナスが外反母趾なうえに水虫で、織田信長が高血圧で、藤原道長が糖尿病で後白河法皇がカラオケ症候群で西行法師が児童虐待しててお岩さん(四谷怪談)が上顎癌でドラキュラ伯爵がポルフィリン症!!?
    「肖像画を医学的見地から推理する」というテーマで、整形外科医師にして時代小説家・篠田達明先生が書かれたエッセイ。着眼点がスルドイのもあれですが、内容がかな〜り面白かった(笑)医療従事者を志す学生は読んで欲しい。大学の勉強の復習にもなりましたよ。難病奇病よりは生活習慣病が多いかも。ですね。

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    2009年10月04日
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―

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    肖像画はありのままの姿を写す。
    一見どうでもいいようなことが,意外と被写体の健康状態を表してる。
    な〜んてこともあるみたいよ。

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    2009年10月04日
  • 日本史有名人の身体測定

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    日本史に名前を刻む人物132名の、身体の状況を推測する内容。
    ・はじめに・・・身体計測は、遺体の計測の他にも様々な方法で。
    第1章 古代・奈良時代・・・ヤマトタケル、聖徳太子など、7名。
    第2章 平安・鎌倉時代・・・藤原道長、平清盛、源義経など、14名。
    第3章 室町・安土桃山時代・・・足利尊氏、織田信長など、28名。
    第4章 江戸時代・・・松尾芭蕉、平賀源内、葛飾北斎など、31名。
    第5章 幕末・勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作・・など、25名。
    第6章 明治・大正・昭和・・・森鷗外、野口英世、力道山など、27名。
    各1ページ、上部にDATA(生没年・出身地・身長・体重・体形
    持病・死因

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    2021年04月29日
  • 歴代天皇のカルテ

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    古代から現代まで、歴代天皇の姿を「病」という視点から探る。
    一 疫病調伏のための「大王」ー飛鳥・奈良時代
    二 怨霊の祟りに置き換えられた病魔ー平安時代
    三 肖像画に如実に顕れた健康状態ー鎌倉~安土桃山時代
    四 幕藩体制の下でー江戸時代
    五 現代医学と生活習慣病ー明治・大正・昭和
    六 病録の章
    主要参考文献有り。歴代天皇一二五代のカルテ一覧表有り。
    前作の「徳川将軍家十五代のカルテ」からパワーアップ!
    なんと歴代天皇が対象です。但し、古代は伝説上の人物であり、
    史料が乏しい時代もあるので、全員というわけではありません。
    それでもまぁ、よく調べたなぁ~といった内容です。
    また、天皇周辺の著名人につ

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    2020年02月01日
  • 日本史有名人の身体測定

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     歴史上人物の体格がわかると思い浮かべるよすがになる。江戸時代は小さい。西郷隆盛は180㎝110kg(二代目若乃花とほぼ同じ)体だけで威圧感あるが態度は謙虚で背を丸めるようにして話したという。小村寿太郎は162㎝欧米外交官に比べると小さいが(しかも貧乏で割勘を払わず逃げるが常習)度胸は大きく、日英同盟、ポーツマス条約をまとめあげた。昔の人にも長生きはいるが長く生きたとしても今の政治家にできない業績、享年57歳/北里柴三郎60歳にして研究所を取り上げられるが奮起‥北里研究所
     
     江戸時代の体躯矮小化は著しい。コメなど穀類ばかり食べて栄養が偏っていたのと、農業が重労働だったからではないか。島国に

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    2019年10月14日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    ネタバレ

    徳川綱吉の身長が130センチもなかったという点や身体障害者の将軍がいた事実。面白く読みました。小学校・中学校の先生が子どもたちに、こんな歴史の研究もあると授業で話してくれたら、歴史の勉強は暗記だけじゃなく興味を持って勉強するのではないでしょうか。

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    2018年12月11日
  • 戦国武将のカルテ

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    戦国時代の有名人達の死因が網羅された本。医学的な根拠があるのでどの武将の項目も読んでいて楽しめる。信長高血圧説とか説得力があり面白い。

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    2018年04月04日
  • 日本史有名人の身体測定

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    日本史に出てくる有名人の身体測定記録と簡単な略歴。
    着想が面白い。
    簡単な日本の歴史も学べて一石二鳥な感じ。
    ゴロデラで紹介されていたので読んでみた。

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    2017年07月27日
  • 日本史有名人の身体測定

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    読書録「日本史有名人の身体測定」4

    著者 篠田達明
    出版 KADOKAWA

    p107より引用
    “ 江戸前期は食生活が質素で武士も玄米を
    常食とした。家治の時代になると町民たちは
    白米飯を腹一杯食べねば満足せず、江戸城台
    所も精白米しか買い入れなかった。このため
    脚気患者が多発した。”

    目次から抜粋引用
    “古代・奈良時代
     平安・鎌倉時代
     室町・安土桃山時代
     江戸時代
     幕末”

     医師であり歴史小説家である著者による、
    日本史上の有名人身体測定結果をまとめた一
    冊。
     ヤマトタケルノミコトから美空ひばりまで、
    実物の遺骨や歴史資料などを手がかりとして
    記されています。

     上記の引用

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    2016年12月07日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    「カルテ」とあるように歴代德川将軍の病歴を含めての意外な情報が記載。身長とほぼ同じ位牌を作られていることなど、かなり興味深い内容でした。ドラマなどで描かれる将軍像と実像がかなりかけ離れていたりと、驚かされる内容が多かったです。

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    2013年01月04日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    綱吉の身長が124cmとは驚きだった。文献に残された将軍の死に方の描写より現代医学でその死因を明らかにする本。

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    2012年02月08日
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―

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    [ 内容 ]
    多指症で劣等感に苛まれていた秀吉、急性驚愕反応に襲われた家康、高血圧症の信長、ジャイアント馬場顔負けの巨人である宮本武蔵、重度の糖尿病だった藤原道長、男性型脱毛症に悩むセザンヌ、アレクサンダー大王は筋性斜頚、“ヴィーナス”の外反母趾、「四谷怪談」お岩は上顎癌だった―。
    歴史上の人物たちを、残された肖像画をもとに、現代医学の見地から診断してみれば、アッと驚く素顔が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 あの「名作」に隠された“病い”(モナ・リザは高脂血症;宮本武蔵の巨人症 ほか)
    第2章 壮絶なる戦国武将たちの肖像(秀吉の先天性多指症;驚愕反応に襲われた家康 ほか)
    第3章 贅沢病ぞ

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    2011年05月23日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    [ 内容 ]
    健康オタクが過ぎた家康、時代劇とは別人像「気うつ」の家光、内分泌異常で低身長症の綱吉、飲酒が高じて食道がんで逝った光圀、そして実は三人も将軍位に就いた障害者…。
    芝・増上寺にある徳川家霊廟で発掘された遺体や文献をもとに、歴代将軍を最新医学で診断してみると―。
    彼らはどんな養生法を心掛けていたのか、そして死因は、さらに世継ぎをもうけるための苦心とは?
    史実には顕れぬ素顔が見えてくる。

    [ 目次 ]
    家康―初代将軍(一五四二~一六一六)死因・胃がん
    秀忠―二代将軍(一五七九~一六三二)死因・胃がん
    結城秀康―家康の次男(一五七四~一六〇七)死因・梅毒
    松平忠輝―家康の六男(一五九二

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    2011年05月22日
  • 徳川将軍家十五代のカルテ

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    旦那の買った本を横から拝借して読み始めました。
    いつも読まないジャンルのものでしたが、面白いようにスラスラ読み進められました。
    徳川十五代将軍の位牌は、亡くなったときの身長とほぼ同じに作られているということに驚きました。目の前で見たら圧倒されそうです。

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    2010年07月05日