ピーコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ピーコの自伝的な内容で、その語られている内容もかなり面白いのだけれど、何といっても、糸井重里氏の話しの引き出し方が素晴らしいと思った。文章にも話し言葉の特徴がはっきりと残っていて、その場で直接、本人同士の会話を聞いているような臨場感がある。
自伝というのは、自分自身が書いてしまうと、内容によってはイヤミな感じが出てしまうと思うのだけれど、この自伝は、ピーコ自身がそういうイヤミを感じさせないキャラクターであるということもあるし、心から面白がってその話しを聞いている「聞き手」という存在があることで、ものすごく素直にこれまでの生い立ちが語られているような気がする。
この本の内容は、聞き手と語り手 -
Posted by ブクログ
■説明
おすぎとピーコのピーコ本人の 癌による眼球摘出にまつわる話。
■感想
おすぎとピーコの正直な物言いが気持ちよいと感じる人はこの本はオススメ。「辛らつで嫌い」という人には向いていないかもしれない。
私には、共感することが沢山な本であった。
ピーコが目を取り出したという話はちらっと聞いていて、ああ、義眼なんだな。というのはどこかで聞いたのだが、 メラノーマという癌が原因だったとのこと。
「縦糸の友達」とは永六輔さんがピーコにおっしゃった言葉だそうで、縦糸は一生の友、横糸は一過性の友というように六輔さんは捕らえているとのこと。
===本文より===
友達に何かしてもらいたい