鈴木邦男のレビュー一覧

  • 愛国者は信用できるか

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    ボクは国を愛している。本人が言うのだから間違いない(笑)言うまでもなく、それ以上に自分を、家族を、故郷を愛している。

    愛国がこじれると『日本以外はみんな屑』になってしまうんだろうか?愛国って、外に向けないと発露できないのだろうか?常々そう思ってきたので、『日本を守るのではなく、日本を守るべき価値のある国にする』という(私が達てに意訳してます)鈴木氏の主張には頷ける部分が少なくない。

    しかし、日本てなんだろう?日本にかぎらず文化や伝統や歴史なんて重層的で多元的で、「個」の集合体なのだから、「これこそが日本文化だ」なんてものは存在しない。和食だって歌舞伎だって着物だって、日本文化を構成する要素

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    2015年04月11日
  • 愛国者は信用できるか

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    ネタバレ

    チェック項目14箇所。今の日本は、「ともかく愛国心を持て」「愛国心は常識だ」「愛国心さえもてばいい生徒、いい日本人になれる」と言っている、冗談じゃない、そんな単純なものではない、だから、この本では初心に返って愛国心とは何か、を考えてみた、愛国心は宝石にもなるし凶器にもなる、一面だけを見るのは危険だ。「愛国者」を自任する人は、家族や町、市、県からは孤立し、嫌われ、そのくせ「俺は愛国者だ」と言っている人が多い、三島の言うように、この共同体をピョンと飛び出して、国と自分が対等になって「愛している」と言っている、これでは思い上がりだし、錯覚だ。日本人の情緒的表現の最高のものは「恋」であって、「愛」では

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    2013年07月14日
  • 竹中労

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    「人は弱いから群れるのではなく、群れるから弱くなるのだ」元は寺山修司らしいが、労さんが言うと更に凄みがます。こんなふうに生きたいもんだ

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    2013年02月12日
  • 愛国と憂国と売国

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    僕はプロフィールに「真正右翼」と書いているわけですが(笑)
    この本を読んでもらうとその意味の一片が分かると思います。

    護憲派のウエブマガジン「マガジン9」に連載されている「鈴木邦男の愛国問答」を再構成し、加筆して作られた本です。

    ゆるく、自虐的な書き方をされていてそこは評価が分かれるところだと思いますが、これは「あえて」やっていることだと僕は思っているので、右翼に興味がない人、もっと言えば拒絶反応がある人に届くように書かれているのだと思います。

    全体を読み通すと
    「この人が右翼?」
    と思われるかもしれましが
    僕からいわせると、存命の方で言えば鈴木さんこそが
    「ザ・右翼」
    です。
    (ネット

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    2011年11月30日
  • 公安警察の手口

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     一水会という右翼団体の幹部だった著者による。公安警察伝家の宝刀「転び公防」も写真付きで紹介し、自身の悔しい経験も多くふまえた内容で、文章も読みやすい。転び公防とは、身柄を確保したいときに、活動家を取り囲んだ警官が、触れただけで勝手に転んで「公務執行妨害」として現行犯逮捕することらしい。国家権力恐るべし!
     警察には刑事と公安という全く別の分野がある。国民の安全のために犯罪を取り締まるという点では共通するが、その組織、活動の実態はかなり異なる。刑事警察は何か犯罪事件が発覚したときに、捜査にあたって証拠を集め、被疑者を取り調べ、検察に引き渡す役目。報道に多く登場したり小説・ドラマになるなど華やか

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    2011年12月09日
  • 愛国者は信用できるか

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    ネタバレ

     愛国運動歴40年の著者が語る「愛国心」。

    気になった点

    ・あの三島由紀夫は「愛国心」という言葉が嫌いだった。これは官製で押し付けがましく、国を単なる愛玩物に貶める言葉だったからだという

    ・そんな三島は押し付けがましくて現状維持を是とする「愛国」に代わって、「この国はこのままでいいのか?」と憂う革新的な「憂国」を旨とした。だからこそ自衛隊に決起を促そうとしたのであろう

    ・明治時代の右翼団体・玄洋社は孫文の中国国民党や朝鮮の東学党を支援したことがある。玄洋社は国家権力なくしては民衆の権利は守れないと考えた。

    ・改憲派の憲法学者である小林節は、改憲案に愛国心を盛り込もうとした自民党に対し

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    2011年06月06日
  • 愛国者は信用できるか

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    [ 内容 ]
    三島由紀夫は言った「愛国心は嫌いだ」。
    なぜか!?
    新右翼の大物が問う「天皇と愛国心」。

    [ 目次 ]
    第1章 「愛国心は嫌いだ」と三島は言った
    第2章 誰のものか―愛国心争奪の歴史
    第3章 愛国と憂国―その決定的な違い
    第4章 愛国者の条件
    第5章 天皇制と愛国心
    第6章 謙遜の日本史
    第7章 天皇論の革命
    第8章 過熱する女帝論議
    第9章 三島の改憲・女帝論
    第10章 「愛国心」の必要ない世界は来るのか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険

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    2010年11月12日
  • 愛国者は信用できるか

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     右派の論客として理論構成が明解であり、また右左翼を問わず議論を尽くす著者が語る真の「愛国心」とは。

     格好だけのエセ右翼などとは違う。我が国の場合、右派の知識人が少なく左派の愛国者もまた少ない。この人は筋金入りの右翼であるが、暴力、革命を遠ざけており、充分に論議を出来る貴重な人物である。国旗を中心に、何を尊び何を排撃の対象とするのか。その主張の一端を垣間見ることが出来た。

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    2010年04月14日
  • 愛国者は信用できるか

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     ワールドカップがやってくるとナショナリズムが高揚する。愛国者にとってはまさに至福の時だろうし、自称左翼の方々には日の丸の旗が観客席を埋め尽くしているさまに眉を顰める御仁もあろう。しかし、いずれにしても私たちはきちんと愛国心について考えることを避けてきたのではないだろうか。その一方で、愛国心に反発を覚えつつ、ぬくぬくと「この国」の慈愛の中で日々の平安を満喫している人もいるのかもしれない。
     それはさておき、世の中には自分は愛国者だと言いつつ、実際は不忠者が多々いるようだ。記憶にあるかどうかわからないが、日の丸・君が代を無理強いしようとして「強制しないように」と天皇にたしなめられた某自治体の教育

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    2010年04月05日
  • 公安警察の手口

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    公安の活動の実態を、新右翼の(元)第一人者が書いた本です。「ころび公防」とか右翼との馴れ合いとか。経験に基づいて書かれているだけあって、極めて説得的です。多少、記述が重複する面が否めませんが、まぁそれだけ筆者が強調したかったということなのでしょう。公安に基づくおもしろいエピソードも織り交ぜて書かれていますので読みやすかったです。何より、この著者の凄いところは、自分の住所を公開しているところ。見解の相違があればいつでも来いってことみたいですが、ここまでするなんて…流石です。

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    2009年10月04日
  • 公安警察の手口

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     急速に監視社会化が進む日本。少しでも体制に楯突けば逮捕される時代となりつつある。こうした状況のなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。
     しかし、その捜査手法は謎に包まれており、実態は明らかになっていない。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろうか?かつて赤報隊事件で公安警察に濡れ衣を着せられた経験を持つ著者が、その捜査手法や権力構造を照射し、知られざる公安警察の“真実”を追究する。

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    2009年10月04日
  • 愛国者は信用できるか

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    安保とかあの頃の左翼、右翼、三島由紀夫のこと、時代の空気、維新からの流れなど今までよくわからなかったけれど、分かりやすかったです。

    書いたのは新右翼の鈴木 邦男氏。
    しかし、主張一辺倒と思いきや、すごく理性的でわかりやすい。天皇や日の丸に対して盲目的かと思ったらそうではない。
    女帝も反対していない。

    愛国を振りかざして利用するのは権力、体制であって
    本来の愛国心は強制されたり監視されたり評価されたりするものではない、内におのずから持つものである、
    愛国心を持て、と強制するより国民がおのずと恋せる国を造れ、と。

    愛国でなければ非国民となじられる、糾弾される、
    最近の風潮に危

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    2009年10月04日
  • 公安警察の手口

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    タブーとされていた公安警察の成り立ちをかなり詳しく描いた新書。著者自体は元右翼の構成員。どうして公安は過激派の取締りに躍起になるのか、また右翼と公安はどのように馴れ合っているのか。興味深い一冊でした。

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    2009年10月04日
  • 愛国者は信用できるか

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    最近TVでちょくちょく見かけた鈴木邦男の本。愛国心問題入門書として読めました。自身の活動家時代を振り返りつつ、昨今の諸問題について触れている点が面白いと思う。こっちの分野の知識が乏しい自分にも理解しやすかった。

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    2009年10月04日
  • 公安警察の手口

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    一水会代表の鈴木邦男が書いたわけだが、こんなもの書くのは自由でも出版しちゃっていいのかなあ(笑)。それも「ちくま書房」だったりして、出版界も、まあアレだね。仁義なき戦いというのか、でも中味は楽しいよ。ウヨと公安の馴れ合いとか、サヨを活かし続ける公安とか、714円の値段でこれだけ楽しめたら十分です。

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    2009年10月04日
  • 鈴木邦男の愛国問答

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    著者は本書では先進的な事を言っている訳でも、複雑な事を分かり易く噛み砕いている訳でもない。シンプルな事をそのままぶつけているだけだ。

    それでも著者の思いが感じられる理由として、右翼の旗は掲げつつもその延長線上に何か釈然としないものがあれば立ち止まり周りを眺め、納得出来るものがあればそれがいかに左翼の持ち物であっても採り入れる、懐の深さが挙げられると思う。

    やがては著者一個の愛国心として確固たるものとなっていく。右翼でもなく左翼でもない、鈴木邦男のこころ(一種の保守正道とも言えようか)が本書に書き連ねられている。

    ふたば書房紫野店にて購入。

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    2024年06月16日
  • 愛国者は信用できるか

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    自分は愛国者であると公言しなくてもいい。僕は愛妻家だと叫ぶようなものだ。愛国心は胸の中にしまっておいて、何かあったときに、それに基づいて行動すればいい。p.23 ▼愛国心は強制するものではない。自民党の憲法案のように国民に「この国を愛せ」と言うのはおこがましい。私(鈴木)は君が代が好きだ。だからこそ君が代を強制して、いやいや歌ってほしくない。学校で日の丸を強制されるのは嫌だけど、サッカーの試合では日の丸を振っている日教組の活動家がいるかもしれない。p.72 ▼日本は議会制民主主義のもと戦争に突入した。天皇は反対した。天皇独裁であれば、戦争は止められた。しかし立憲君主国家だから、国会が決めたこと

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    2024年05月13日
  • 〈愛国心〉に気をつけろ!

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    憲法があって、国民があるのではない。
    国民があってこそ、憲法があるのだ。
    国民のために憲法を変えるのならいい。
    しかし、国民を縛るために憲法を変えるのは本末転倒だ。

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    2018年10月12日
  • 公安警察の手口

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    警察は信じちゃいかん、と最近は思っている。迷子の世話や遺失物の取り扱いなんて付帯サービスに過ぎなくて、その実、警察ってのは人々を監視するのが本業だと思ってる。なかでも公安ってほんと、姿かたちがはっきりしないだけより怖いなと思っていて、だからこの本を読んでみた。そしたら、やっぱりはっきりしないまま。
    著者は新右翼として活動していた関係から公安といろいろ攻防があったそうだけど、そんな彼にしたって公安の全容……どころかわからなことだらけで厚い秘密のベールに隠されていることがわかった。著者のいわんとするところは、「公安がいるために日本の治安が守られているのではない。逆に、公安が事件を起こし、治安を攪乱

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    2016年11月08日
  • 愛国と憂国と売国

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    右翼だの左翼だのよくわからんなぁと思っていたのだが、
    見沢知廉の映画で鈴木邦男さんが語っていた
    「成田闘争は右翼のやるべき活動だった。
    自分のイデオロギーと違うことをやって左翼は内部分裂し、
    やらなかった右翼は国民からの信頼を失った」
    を聞いて、日本の政党政治同様に右翼と左翼もねじれまくっているんだと 腑に落ちた。

    本書で書かれているように「国土を守る」「日本の伝統文化を守る」のが本来の右翼思想なので、
    放射能に領土を奪われるような原発に反対する事や、TPPに反対する事は右翼運動なのだ。
    "右"や"愛国"を名乗っていながら、上記と違うような人々の主張は

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    2014年02月15日