公安警察の手口

公安警察の手口

660円 (税込)

3pt

監視社会化が進む日本。こうしたなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろうか? かつて赤報隊事件で公安警察に濡れ衣を着せられた経験を持つ著者が、その捜査手法や権力構造を照射し、知られざる公安警察の"真実"を追究する。

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公安警察の手口 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年10月07日

    面白かった!
    コナン映画内の公安の描き方はそんなに間違ってないのかもしれないと思いました。目暮警部が風見さんにギスギスしていたわけもわかりました。納得です。

    文章が読みやすく、かつ体験談を交えてくれるので非常にわかりやすい。警察組織がいまいちわかっていない私のような初心者でも読めました。
    しかし作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    公安警察の行っている活動を明らかにしている書。著者自身が公安から目をつけられている存在のため、生々しい実情が語られている。
    講談社現代新書「日本の公安警察」青木理・著とあわせて読むとよい。

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    Posted by ブクログ 2011年12月09日

     一水会という右翼団体の幹部だった著者による。公安警察伝家の宝刀「転び公防」も写真付きで紹介し、自身の悔しい経験も多くふまえた内容で、文章も読みやすい。転び公防とは、身柄を確保したいときに、活動家を取り囲んだ警官が、触れただけで勝手に転んで「公務執行妨害」として現行犯逮捕することらしい。国家権力恐る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    公安の活動の実態を、新右翼の(元)第一人者が書いた本です。「ころび公防」とか右翼との馴れ合いとか。経験に基づいて書かれているだけあって、極めて説得的です。多少、記述が重複する面が否めませんが、まぁそれだけ筆者が強調したかったということなのでしょう。公安に基づくおもしろいエピソードも織り交ぜて書かれて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     急速に監視社会化が進む日本。少しでも体制に楯突けば逮捕される時代となりつつある。こうした状況のなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。
     しかし、その捜査手法は謎に包まれており、実態は明らかになっていない。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    タブーとされていた公安警察の成り立ちをかなり詳しく描いた新書。著者自体は元右翼の構成員。どうして公安は過激派の取締りに躍起になるのか、また右翼と公安はどのように馴れ合っているのか。興味深い一冊でした。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    一水会代表の鈴木邦男が書いたわけだが、こんなもの書くのは自由でも出版しちゃっていいのかなあ(笑)。それも「ちくま書房」だったりして、出版界も、まあアレだね。仁義なき戦いというのか、でも中味は楽しいよ。ウヨと公安の馴れ合いとか、サヨを活かし続ける公安とか、714円の値段でこれだけ楽しめたら十分です。

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    Posted by ブクログ 2016年11月08日

    警察は信じちゃいかん、と最近は思っている。迷子の世話や遺失物の取り扱いなんて付帯サービスに過ぎなくて、その実、警察ってのは人々を監視するのが本業だと思ってる。なかでも公安ってほんと、姿かたちがはっきりしないだけより怖いなと思っていて、だからこの本を読んでみた。そしたら、やっぱりはっきりしないまま。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月06日

    うーん。確かに国家権力っていうのもあると思うんだけど、終始、筆者の考案に対する恨み節のようにも読めてしまった。
    客観的に公安警察を考察するのには別の本のほうがいいかも。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    読みやすく、わかりやすかった。
    相変わらず、右左の思想がわかったわけではないけれど。

    著者の言い分も最もか?
    私は基礎知識不足ゆえ、もろ手を挙げて賛成するわけにもいかないけど、一理なきしもあらずとも思った。

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