田沢恭子のレビュー一覧 重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち ジャンナ レヴィン / 田沢恭子 / 松井信彦 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.9 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ 重力波の解説ではなく、それを巡る人間ドラマでした。 純粋さ、野心、欲望などなど同じ目的ではあるけれども、色んな人の思惑が錯綜するまさに”Rasyomon”。 STAP細胞もある程度はこういう感じだったのだろうが、如何せん科学的説明がなされなかった点が致命的に違う。もしかすると存命中は何ともならんかもしれないが、一貫した科学的態度の維持はこの世界で最も重要なものなんでしょうな。当方のようなど素人が言うまでもなく。 0 2016年09月19日 重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち ジャンナ レヴィン / 田沢恭子 / 松井信彦 エッセイ・紀行 / エッセイ 3.9 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ LIGOのプロジェクトの話。比較的、技術的・物理的な内容にも触れられていたが、こちらも人間関係の描写が主。個性の強い物理学者がお互いに衝突しながら巨大プロジェクトを進める。仕事のトラブルを思い出して、あまり読んでて嬉しくならない。ただし、LIGOの重力波発見前の、LHO、LLOが巨大プロジェクトとして建設される過程を関係者に取材して書かれているので、冷静な分析資料としては価値が高いだろう。エピローグとして重力波を発見した時のことが追加されているが、全体には大きな影響を与えていない。 0 2016年09月18日 なぜデータ主義は失敗するのか? 人文科学的思考のすすめ クリスチャン・マスビェア / ミゲル・B・ラスムセン / 田沢恭子 ビジネス・経済 / ビジネス教養 3.8 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 「企業がきわめて不確実で日透明な状況に置かれている場合、あらゆるものを無理やり定量化すれば逆効果になることもある。すでに手元にあるデータだけに立脚してしまえば、まさに今、実際に起きていることについての洞察は全く得られない。」として、レゴやインテルの事例を交え、どういった形で分析や企業の戦略検討を進めていくと良いか、述べている。 その中でセンスメイキングという手法について述べており、最終的には行動経済学的な話にもなってきます。 実践が難しそうな話ですが、内容は面白かったです。 0 2015年11月22日 <<<1234・・・・・・>>>