田沢恭子のレビュー一覧

  • なぜデータ主義は失敗するのか? 人文科学的思考のすすめ

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    これ自体が「厚い記述」(?)。。センスメイキングとは何か、一言であらわすのでなく、言葉を割くことで表したような一冊。

    センスメイキングは、デフォルト思考と対照的で、仮説を定めず、質的な証拠をもとに、「なぜ」に答える思考方法。
    デフォルト思考と補完しあいながらつかうことで、人の行動の背後にあるものを理解するのに役立つという。

    具体的にマーケティングの場面では、観察、写真やビデオ、インタビューなどの詳細な記録をもとにパターンを割り出し、またそれを企業のパースペクティブと照らし合わせ、アクションをきめる
    とのこと。

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    2016年04月04日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2 ケネディと世界存亡の危機

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    フランクリン・ルーズベルト大統領時代の1941年1月から45年1月まで副大統領であったヘンリー・ウォレスを忘れてはいけない。その後商務長官となっても核兵器廃絶と東西対立回避のために孤軍奮闘する。
    1946年4月ニューヨーク市庁舎での演説から。
    「私は4年前にアメリカの世紀を否定しました。そして今日、さらに力を込めて、アングロサクソンの世紀を否定します。世界中の市井の人々は、啓蒙されたアングロサクソンの原爆によって庇護されるとしても、帝国主義の再興を許容しないでしょう。英語を話す人々の使命は世界に奉仕することであり、世界を支配することではないのです。」
    もし、ルーズベルト大統領が死んだ時、副大統

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    2016年03月06日
  • バッテリーウォーズ 次世代電池開発競争の最前線

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    アメリカのLiB開発の話。細かいところは分からないところも多く、カタカナを覚えられないこともあり、スムーズには読めなかったが、自国・他国へのステレオタイプの差など面白かった。日本を愛する普通の日本人としては、日本は知財を守る側侵害される側という認識だが、まったくそんなこともなく。一方のアメリカのアメリカ観も日本からのものとまったく異なる。
    本題についてはこれからにもよるけど、特に日本で報じられてないように感じたのはどうなんだ…

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    2015年12月22日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2 ケネディと世界存亡の危機

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    ネタバレ

    アメリカの別の視点からの歴史、2巻目。東南アジアや南米の人々の歴史が、第二次世界大戦とその後に、アメリカの政治家達による軽視や自己保身によって振り回された様子が書かれてあります。かなり気分の悪くなる内容でした。あまりに極端な内容なので全部を鵜呑みにするわけにはいかないと思いますが、一面に本当もあるのでしょう。
    自分自身も、他人に対する軽視や自己保身によって、周囲に迷惑を掛けていることが無いか。またそういう人間になりたくないと反面教師にするためには、読んでおいて良かったと思える本です。

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    2013年12月24日
  • 宇宙の超難門 三体問題

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    一時SF小説でも話題となった「三体問題」。その歴史と現状を概説した新書。

    天体運動やロケット軌道などの計算と切り離せない三体問題。2つの物体それぞれの運動を相互作用も踏まえて計算・予測することは容易だが、それが3つになると難易度が異次元に。
    17世紀にニュートンが提起して以後、数多の俊才が挑むも完全解答できなかった超難問だが、本当に一般解は見出せないのか浪漫を感じます。
    本書は難解な理論部分を省略して一般向けに表面をサラッと撫でてくれてはいるのですが、それでも情報量が多く読後の満腹感がすごかったです。

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    2026年04月03日
  • 宇宙の超難門 三体問題

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    そもそも三体問題とは何か、というところから説明してもらいたかった。

    きっかけはあの「三体」なのだが、何が問題で今どうなのかってところは普通に散文的に流れていって、結局なんだったっけという読後感。

    天文と物理学の歴史的な理解の著述があって、多分、三体問題は統計的にしか解決できなくて、そこもスルッと通って、天体の動き、解析に三体問題としての取り扱いがどれだけ有効かっていう話だったような気がする。

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    2026年04月02日
  • 世界一わかりやすい量子力学

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    分かりやすいと言えば分かりやすいですが、やはり数式が出る従来本のような形式じゃなくやや受け付けにくかったです。これから量子力学を学ぶ人がサクッと読むとよいかも

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    2026年01月29日
  • 世界一わかりやすい量子力学

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    著者のツァイリンガー博士は実験物理学者で、量子テレポーテーションの実験などの功績で2022年にノーベル物理学賞を受賞している。

    本書は学生に実験をさせて、観測されたデータが意味することを議論させるという形式で説明が進む。
    博士自身が、実験を通して試行錯誤してきた様子を表しているのだと思う。

    「世界一わかりやすい量子力学」という日本語タイトルは、本書の内容を的確に示していない。
    原書タイトルは、「Dance of the photons : from Einstein to quantum teleportation」で、
    直訳すると「光子のダンス:アインシュタインから量子テレポーテーション

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    2025年11月30日
  • 世界一わかりやすい量子力学

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    最初にひとこと言わせてもらう。「どこが『世界一わかりやすい』ねん!!」です。以上。
    と、これではレビューにならないのでもう少し。著者は実験物理学者で、2022年にノーベル物理学賞を受賞している。
    本書の肝は「量子もつれ」「量子テレポーテーション」「ベルの不等式の破れ」であると、私は解釈しました。「量子もつれ」に関しては、私は一応存じ上げているつもりなのですが、後の2つについては正直よくわかりません。いや、「ベルの不等式」がそもそも知らない。
    それぞれの言葉の説明については、本書を読めば書いてあるのですが、私の理解の範囲を今のところは超えています。著者が実験物理学者なので、実際に行った実験をモデ

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    2025年11月15日
  • 世界一わかりやすい量子力学

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    私たちが量子という言葉を作り、発見し、研究し、実用可能な現代(2025)まで長い月日を経過した。これもひとえに量子力学視点からすると量子という存在が発見して確定した時から今日や未来の先までが創られているのだろう。
    本著はとても図解を通してわかりやすく教えてくれる。量子力学とは何か、それがどういうことが出来るのか。私たちが知っている通常のパソコンとは次元が異なる演算能力を持っていることは確かだろう。
    本著を読んで思ったことは、量子や量子もつれという存在は人間に似ているなと思った。量子力学では観測した瞬間に確定するという。人間も何か意識して行動した瞬間に確定すると似ていると思うのだ。私たちは120

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    2025年11月11日
  • 「夢のエネルギー」核融合の最終解答

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    ネタバレ

    核融合は、投入エネルギーよりも高い出力があるか、が問題。ブレークイーブンを目指している。ここに到達するか、はライト兄弟の飛行機の発明くらい革命的。あとは改良すればいい。
    地場閉じ込め核融合と慣性閉じ込め核融合の2つの方法がある。
    水素がヘリウムになる核融合のほかに、大きな構成は炭素窒素酸素(CNO)サイクルもある。

    恒星は安定化装置があって、概ね同じ大きさを保てる。質量が増えるとサイズが収縮する。密度が上がるので各有業反応が高速に起きる。温度が上がるので、重力に逆らって膨張する。密度が下がって核融合の速度が落ちる。温度が下がる。再び収縮する。

    欧州のJET、トーラス共同研究施設。地場でプラ

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    2025年08月22日
  • クッキーをつくれば宇宙がわかる

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    ネタバレ

    「宇宙の本かぁ、、よし読むぞ!」と身構えて開いたら、冒頭でいきなりチョコチップクッキーのレシピが出てきて拍子抜け。思わず笑ってしまった。

    高校・大学で学んだこともあり、遺伝子工学や胚発生の章は特に面白かった。
    「クッキー工場に監禁されている」という突飛な設定から遺伝子工学に繋げるこじつけが絶妙で、ゆるいイラストとも相まって気楽に読み進められる。

    内容そのものは少し難易度が高く、理系を若干かじった程度の自分にはすべてを理解するのははなかなか大変だった。しかし、気になる章を拾い読みするだけでも十分楽しめる本だと思う。

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    2025年08月17日
  • クッキーをつくれば宇宙がわかる

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    クッキーを題材に宇宙や生物、化学、量子力学に至るまで科学全般についてわかりやすく書いてあり、楽しく読めた。だけど、正直クッキーのくだり(だいたい各テーマの冒頭にある)はけっこう無理矢理感はあるし、意外に本題は本格的なので、クッキーの話が本題の理解を助けてるかというと疑問ではある。が、それはそれでいいのだろう。まずはいろんな人に手に取ってもらうこと、大事だもの。

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    2025年08月15日
  • 世界一わかりやすい量子力学

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    まだ数ページ読んだだけだけど、いきなり面白いんだけど!

    からの、挫折。
    あとで知ったんだが、この本は別のタイトルで以前に出版されていたものを(ツアリンガーがノーベル賞とったから?)、今のタイトルにして文庫化したようだ。出版社殴ってやりたい。どこが「世界一わかりやすい」や!

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    2026年02月25日
  • 「夢のエネルギー」核融合の最終解答

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    ワクワクしたくて買った本だけど、なーんかワクワクしなかったなー

    これは内容難しすぎて私がわかってないだけ説も濃厚なのだが、「核融合、もう少しでできそう!」の根拠が乏しく感じた
    みんな長中期的に核融合の実現を目指してるのは伝わるけど、短期的な資金調達ゲームになってる感があるのよなー

    なんかそれも、核融合というドデカドリームを掲げつつ、その過程で生まれる様々な技術に期待したの資金投入にも見えて、なーんか核融合が絵空事に見えてしまった。

    決して核融合というロマンに資金が集まってるわけじゃないのは、なんか冷めるけど、納得感はあったけど。

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    2025年05月27日
  • 「夢のエネルギー」核融合の最終解答

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    もはや、問題は科学ではなく技術らしい。
    実現できるかどうかではなく、いつできるのか。
    それにしてもスタートアップ的な企業が沢山参入してるのは驚いた。

    この著者の主眼がどうも温暖化削減であって、太陽光バンザイ(でもない)な感じが気になるのだけど、個人的には核融合以外にエネルギーの解決はないと思ってるので。
    化石燃料だろうが風力だろうが、太陽光だろうが、要は大元は太陽、核融合。だったら直接エネルギーを取り出すのが効率いいのは目に見えてる。

    ただまあ、規模とコストだよね。
    生きてる間に人工太陽を見たい。

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    2025年04月28日
  • 人はなぜ物を愛するのか 「お気に入り」を生み出す心の仕組み

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    モノへ愛着を持つ過程やその愛着との付き合い方についての本かと思っていたけれど…内容はどのように人はモノを愛するのかという例の羅列という印象。
    人はさまざまな側面でモノを愛しているということがわかる。
    これだけモノが溢れている時代ではあるが、モノを愛することとうまく付き合えば自分の心を満たしながら、他者や社会とも繋がれるのだと思う。

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    2025年04月18日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史2 ケネディと世界存亡の危機

    sun

    購入済み

    2巻目

    2巻目では、冷戦の初期からキューバ危機、そしてケネディ政権の政策やその後のジョンソン・ニクソン政権下でのベトナム戦争までを詳細に取り上げており、特に、キューバ危機を中心にケネディのリーダーシップとその背景にある歴史的文脈が非常に詳しく描かれている。ストーンはケネディにかなりの比重を置いており、その決断や政策が世界の平和にどのように影響を与えたかを掘り下げ、ケネディの歴史的役割を再評価するうえでの新たな視点を示している。

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    2025年02月15日
  • 宇宙の超難門 三体問題

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    お世辞にもわかりやすい本とは言えないが、知りたいことは大体理解できたので満足。前半の歴史の話はやや退屈。

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    2025年01月30日
  • 宇宙の超難門 三体問題

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    理系の自分にはもっと数式が並んでる方がわかりやすいのに、と少し不完全燃焼。

    でも、三体問題について歴史から最新動向まで網羅的に解説されていて、内容だけでなく一連の流れも理解を深めることができた。

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    2025年01月03日