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Posted by ブクログ 2016年10月23日
生殖器という分野は何故だか、基礎生物化学の世界でも研究の対象とはされにくく、まして一般向け科学啓蒙書でも触れられてこなかった領域だという。オランダの生化学研究者である著者は、その原因は第一次性徴を自然淘汰の結果としてある意味当然視したダーウィンの説にあるとしてこれに異議を申し立てる。彼によれば、異性...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月12日
面白いことは面白いんだが、大規模雪崩のように襲ってくる様々な生物とその生殖器と交配サンプルの多さに、途中からちょっとしんどくなってくる。網羅?って感じ。オランダの生殖器進化研究者。生殖器研究の歴史、現在の研究最前線、古生物から人間までのありとあらゆる生物の性行為について。先日、性淘汰というか、少し前...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月23日
最近、『○○なんてことするのは人間だけだ!』みたいなセリフを聞かなくなったのは、生物の多様性が人間の範疇を超えていることが知れ渡ってきたからだろうか。
・オスのアゴとメスの腰の穴で交尾するコシボソダニ
・振動して音を鳴らすペニスを持つガガンボ
・メスの役割を押し付け合う雌雄同体のカタツムリ
・交接...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月04日
フォアプレイがまえがきとなっている時点で、すでに性的なニュアンスがプンプンの本書。
生物の誕生に必要な性交とそのための装置である生殖器を、様々な生物についてじっくりと観察した様子が、盛りだくさん。
ヒトの祖先にはペニスにトゲがあったらしく、その時代の雌は大変だったろうな、などどワケのわからない感想を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月02日
各所の評判に違わぬ面白さ。
雄と雌で化かし合いをしているけれど、雌の方がやや優勢って感じですかね?(^^;
研究としてはそれこそどうやって繁殖しているのかという大事なところなのに、ちょっと本道から外れているような扱いになっている(なっていた)ところが気の毒ですね。(^^;
一般教育における性教育で学...続きを読む
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