舟崎克彦のレビュー一覧

  • ファーブル昆虫記 ここがスゴイぞ!虫のふしぎ

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    ネタバレ

    9歳息子の本をチラ読み。
    たいていの人が子ども時代に読んだだろうと思うけど、私自身は虫に興味を持てず読まなかった。
    改めて読むとやはり素晴らしい。
    貧しい生まれでいながら持ち前の好奇心で研究を続け、最終的には昆虫記を記すという大事業を成し遂げた。
    やはり何ごとにもなぜ?どうして?という疑問を持つことが肝要なんだと感じた。
    あとがきで、「四方を塀で囲まれた小石だらけの庭」がかぎりなく広い世界だったと書かれており、色々と考えさせられた。
    移動手段が発達し、遠い異国が近く感じられる現代、どうしても遠くに目が行きがちだけど、実は身近にもひろい世界があるということ、着目するものや観察の解像度次第だという

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    2022年05月06日
  • ぽっぺん先生の日曜日

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    あんまり子供向けすぎない文体が魅力
    内容は簡単だけど言い回しとぽっぺん先生の冴えない感じが面白くて幼い時に読んでたらどう感じたんだろう
    いい読み物だと思う

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    2022年03月18日
  • ぽっぺん先生の日曜日

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    いつもならぐうたら過ごすぽっぺん先生の日曜日なのですが、この日は…

    アリスがウサギを追いかけて不思議の国に入っていったように、
    ぽっぺん先生は小さい頃に読んでいた「なぞなぞのほん」という、絵本の中へ入っていってしまったのです…。

    なぞなぞの答えを見つけないと、次のページに進めない。
    全てのなぞにこたえたら、もとの世界に戻ることができるのでしょうか…

    ファンタジーの入口としては、ありがちなものかもしれません。
    しかしなんとも飄々として、どこか哲学的な面持ち。。
    動物や昆虫たちの会話はとってもシュール。

    私が好きだったのは、ランニングをするブタ。
    一人なのに、「ゼンタイトマレ」と言い、うし

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    2021年07月26日
  • ドリトル先生物語

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    長編13巻からなるシリーズを一冊にまとめるという荒業。文を担当された舟崎克彦さんご自身があとがきで述べている通り、若干かいつまみ気味なのは仕方のないところで、読後物足りなさがどうしても残る。とはいえ、動物の言葉がわかる博識なドリトル先生シリーズの雰囲気を感じ取るにはいい入門書だと思う。文章の端々に、端折られてしまった大冒険の片鱗が垣間見える。私自身も、数十年前に読んだきりですっかり内容を忘れてしまっている。これを機会に、改めて読み直してみようと思う。

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    2021年04月26日
  • ぽっぺん先生の日曜日

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    子どもの頃読んだのは筑摩書房のハードカバー。
    大人になって読み返したのはこちら。

    挿絵も何もかも当時の印象通り再現されているのですが
    ひとつだけ惜しいなあと思ったのが
    装丁と奥付、なんです。

    わたしの記憶が正しければ、筑摩書房版は
    装丁と奥付に本文連動型のある工夫があったような…。

    セイタカアワダチソウとクモ、です。
    筑摩書房版を手に入れて確かめるしかないかなあ。

    …レビューになっていなくて済みません。

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    2010年05月09日
  • 月光のコパン

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    舟崎ワールド全開。
    結末が弱くて、せっかくの不思議な世界がまったく宙ぶらりんで終わってしまっているのはもったいない。

    2007/02/18

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    2009年10月04日
  • ぽっぺん先生の日曜日

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    題名は覚えている。このシリーズに嵌ったのも覚えている。先生になりたいなあと思ったのも覚えている。すんごく楽しかったのを覚えている。。。ストーリー忘れちゃったんだけれども。うん、あちしに関わった子供達はみんな読んでいるよ。ストーリー忘れちゃったんだけれども。

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    2009年10月04日