杉田比呂美のレビュー一覧

  • ダーウィンのミミズの研究

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    『種の起源』で有名すぎるダーウィンは、ミミズの研究もしていたのですね。しかも40年も。ミミズは土を耕してくれるんですよね。しかし体の中がそうなっていたとは…光も感じるし…牧草地で地道に実験、観察をしていたダーウィンすごすぎる。そしてこの絵本の作者さんがこれまた、ダーウィンが研究していたその牧草地へ行って掘ってみるという猛者…すごい…学びって、こういうものなのかもしれないですね…そんなすごい話が、かわいい絵とともに気軽に読める絵本。つくづくすごい。

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    2025年06月02日
  • 時間割のむこうがわ

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    6年生の子供達が主人公の短編集。どのエピソードもちょっと切なく、でも最後はハッピーエンド。
    人と人との間に生まれる温かいものを見事に表現した、とても良い本だった。子供達に読んで欲しい。

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    2025年03月22日
  • 霧のむこうのふしぎな町

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    心に残る一冊です

    幼少期に読んで以来、大好きな一冊。
    心にすっと入ってくる読みやすい文章で、
    見たこともない街並みが簡単に想像できる。

    私も霧の谷に行ってみたいなぁ、と
    何度読んでも思わせてくれる作品です。

    我が子にもぜひおすすめしたい素敵なお話です。

    #癒やされる #エモい

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    2024年03月17日
  • 地下室からのふしぎな旅 (新装版)

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    ふしぎなシリーズ第2弾の作品。
    ふしぎなシリーズの中で個人的には1番好きかもしれない。
    親戚のチィおばさんにぼんやりしてるからと
    本名のアカネではなくカスミのような存在感だからカスミと呼ばれてしまうマイペースなアカネだけど
    物語が進むにつれ自分で行動したり発言するのが苦手だったはずなのに
    咄嗟に発言していたり行動していたりと
    成長していくアカネを読み進めていくのも楽しかったです。

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    2023年04月09日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    ドジで笑える不幸な女子高生が笑える。
    FM局の「みんなの不幸」に寄せられる不幸話を中心に進んでいく。
    面白い。

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    2022年03月04日
  • 霧のむこうのふしぎな町

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    懐かしい

    子供の頃に読んだ本。不思議な町での不思議な体験。でもどこか身近な感じもするお気に入りの話の1つでした。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2021年09月13日
  • 天井うらのふしぎな友だち (新装版)

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    いや~、すごく良かった。「霧のむこうのふしぎな町」「地下室からのふしぎな旅」も良かったけど、この3部作の中ではこの作品が一番好きだ。
    田舎の古民家に引っ越してきた姉弟、紅と了は、明らかに人間ではない変な4人組に出会い、不思議な冒険をする。4人組のキャラが立っていて、その正体にはびっくりした。テーマも良くて終盤はちょっと涙腺がゆるんだ。

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    2021年07月12日
  • 天井うらのふしぎな友だち (新装版)

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    ある姉弟に起こった天井うらでの不思議な出来事

    柏葉さんの不思議シリーズ(自分が勝手につけたけど)最後!(読む順番によるけど。ちなみにぼくは地下室、霧のむこう、これの順番で読んだ)
    いや〜面白かった。
    霧のむこうは、最初すんなり入っていって没頭するってことができなかったけど、(10分の2ぐらいで入れたけど)これは最初からすんなり入っていけた。(地下室も)
    あれ乗り物に乗って夢の世界に行ったらお腹は空くのかな?どうだろう?

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    2021年02月28日
  • 霧のむこうのふしぎな町

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    ファンタジー小説が読みたくなり調べたところ出てきたので購入。
    遠くの町で知らない人と共に過ごす。簡単に言えばそれだけの話ですが読み終えると心がじんわり暖かくなります。
    剣を振り回してモンスターを倒すだけが冒険じゃないと思える作品でした。

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    2020年12月02日
  • プラスマイナスゼロ

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    帯に「葉村晶より不運で、頑丈で、影の薄い三人組」とありました。そんな登場人物は可哀そうだなあ、と思いながら、なるほど、それぞれ一人ずつ受け持っているんですね、と納得。キャラクターがよく絡み合って、とても魅力的なトリオになっています。
    最初はなんだか赤川次郎さんが書きそうだな、と思いながら読み始めましたが、そうではなく、やはり若竹七海作品、帯の言葉が生きてるなあ、と深く実感。多様な叙述で楽しませてくれました。
    私は「悪い予感はよくあたる」がとても面白く感じました。そのあとも、叙述とトリックの絡まり合いが絶妙だと思いました。
    高校生3人、卒業後のエピソードもありましたが、彼女らが厄年を迎えたときと

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    2020年04月12日
  • ダーウィンのミミズの研究

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    まず、研究に傾けるダーウィンの情熱が分かる。
    研究内容が興味深く、さらに詳しい書籍に当たりたくなる。
    著者自身がダーウィンの研究の舞台を訪れることで、ダーウィンの研究は終わっていないことが分かる。
    新しい疑問が湧いてくることに気付く。
    答えのない問題に常に取り組むことこそが研究なのだと教えてくれる。

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    2019年06月30日
  • 天井うらのふしぎな友だち (新装版)

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    柏葉幸子、おもしろいね。
    ふしぎな町のあと、すぐにでていたのに、巡り会うのにこんなに時間がかかるとは。
    児童書だから、あっという間に読み終わるけど、主人公がどんどん成長していくのが面白い!

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    2018年07月28日
  • 時間割のむこうがわ

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    「わたしの中の…」という話で、わたしが夢で見たことが、見た後に現実になっていたので、こわい話です。少しぞくぞくするけど、おもしろい本です。

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    2017年03月01日
  • 時間割のむこうがわ

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    杉田さんの表紙からもっとファンシーな話かと思った。
    高学年から読めるけど侮れない内容。
    最初の話でドキドキした。
    人の醜い心を幾つか切り取っておられる。
    たとえば向こうに非があっても、相手を傷付けたり、不幸を願っていいのか、と。

    最初の話は怖いが後半ほどマイルドに。
    基本グッドエンドでも時々ぞっとするのは勘繰り過ぎたからか。
    ぼやかして終わってもいいところうまく書き上げた。good!
    わたしの中の……、たっちゃん、ネコの声、体育館の海、先生のつばさの5編。

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    2014年12月09日
  • 時間割のむこうがわ

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    同じ教室の子どもたちが、ひとりひとりその立場に立って語る形式。「12歳たちの伝説」に似ている。話も楽しかった。

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    2014年08月04日
  • 霧のむこうのふしぎな町

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    大好きです!
    実は大人になってから読んだ本ですが、
    子どもの頃に読みたかった…。
    今月また読み返して、ほんわか嬉しい気分にひたっています。

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    2013年12月05日
  • ダーウィンのミミズの研究

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    「種の起源」「進化論」で有名なダーウィン。晩年、彼が最後に書いた本はなんと「ミミズ」というちっぽけな生き物についての本だった。ミミズは土を食べ、土のフンをする。ダーウィンはその行動が柔らかい地面を、牧草地を作っていくのではないかと考えた。様々な仮説を立て、様々な手法で、28歳から40年以上かけてミミズを観察し続け、仮説証明のため生涯をささげたダーウィン。その熱意に感動した著者がその研究について興味深く教えてくれます。そして著者はついにダーウィンの故郷・ロンドンを訪れ、ダーウィンのミミズとその地層を調べることに!…身近なテーマと親しみやすいイラスト。ダーウィンという偉人を扱いながらも、とてもわか

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    2012年05月24日
  • 時間割のむこうがわ

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    ネタバレ

    6年生になって、いじめられるようになった。はじめはくだらないことだった。それまでいじめられてた女の子がいて、「あの子、ムシしよう」って言うから「そんなのイジメと同じじゃん」って言ったら、いつの間にか私がシカトされてた。それまで仲がよかったみんなが、サーっとひいていって、イジメはだんだんひどくなっていった。靴や体操服を隠されたり、教科書に油性ペンで落書きされたり。でも、私も夢を見るようになった。イジメ主犯格の元親友、麻里ちゃんの教科書を糊でつけたり、体育の時間に跳び箱でヘマさせたり。そしてそれは、次の日ほんとうにおこるのだ!ある日、とうとう私は彫刻刀で麻里ちゃんを刺す夢を見た。そんな、バカな。麻

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    2012年03月29日
  • 時間割のむこうがわ

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    誰もがもっている、いろいろな悩み。それは子どもも同じで、子どもだからこそ誰にも相談できず、一人で抱え込んでいる・・・ちょっとしたきっかけで、子どもたちはその悩みを克服していきます。
    短編集だけど、大きなひとつのストーリーになっていくお話。高学年の男の子にも女の子にもぜひ読んでもらいたい作品。

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    2011年03月03日
  • 時間割のむこうがわ

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    久々に個人的ヒット作品。

    岡田淳さんみたいな読みやすさ親しみやすさがあります。
    私がとくに好きなのは、4つめの「体育館の海」のお話。
    ああああ!こういうの大好き★

    猫とお話できる女の子の話もよかったね。

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    2011年02月16日