【感想・ネタバレ】時間割のむこうがわのレビュー

あらすじ

死んだ友だちの幽霊を見るようになった男の子。学校では口をきかず、ネコとしゃべれるようになった女の子。子どもたちの繊細な心と不思議を描いた、ゆたかな感性を感じさせるデビュー作。【第2回ズッコケ文学賞優秀賞受賞作】

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

6年生の子供達が主人公の短編集。どのエピソードもちょっと切なく、でも最後はハッピーエンド。
人と人との間に生まれる温かいものを見事に表現した、とても良い本だった。子供達に読んで欲しい。

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2025年03月22日

Posted by ブクログ

「わたしの中の…」という話で、わたしが夢で見たことが、見た後に現実になっていたので、こわい話です。少しぞくぞくするけど、おもしろい本です。

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2017年03月01日

Posted by ブクログ

杉田さんの表紙からもっとファンシーな話かと思った。
高学年から読めるけど侮れない内容。
最初の話でドキドキした。
人の醜い心を幾つか切り取っておられる。
たとえば向こうに非があっても、相手を傷付けたり、不幸を願っていいのか、と。

最初の話は怖いが後半ほどマイルドに。
基本グッドエンドでも時々ぞっとするのは勘繰り過ぎたからか。
ぼやかして終わってもいいところうまく書き上げた。good!
わたしの中の……、たっちゃん、ネコの声、体育館の海、先生のつばさの5編。

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2014年12月09日

Posted by ブクログ

同じ教室の子どもたちが、ひとりひとりその立場に立って語る形式。「12歳たちの伝説」に似ている。話も楽しかった。

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2014年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

6年生になって、いじめられるようになった。はじめはくだらないことだった。それまでいじめられてた女の子がいて、「あの子、ムシしよう」って言うから「そんなのイジメと同じじゃん」って言ったら、いつの間にか私がシカトされてた。それまで仲がよかったみんなが、サーっとひいていって、イジメはだんだんひどくなっていった。靴や体操服を隠されたり、教科書に油性ペンで落書きされたり。でも、私も夢を見るようになった。イジメ主犯格の元親友、麻里ちゃんの教科書を糊でつけたり、体育の時間に跳び箱でヘマさせたり。そしてそれは、次の日ほんとうにおこるのだ!ある日、とうとう私は彫刻刀で麻里ちゃんを刺す夢を見た。そんな、バカな。麻里ちゃんは嫌いだけど、死ねばいいなんて思ってない。私は私を止められるのか!?
そんな短編が連作になっていて5作。心がまいごになった子供たち。時間割のむこうがわでのちょっと不思議な体験。

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2012年03月29日

Posted by ブクログ

誰もがもっている、いろいろな悩み。それは子どもも同じで、子どもだからこそ誰にも相談できず、一人で抱え込んでいる・・・ちょっとしたきっかけで、子どもたちはその悩みを克服していきます。
短編集だけど、大きなひとつのストーリーになっていくお話。高学年の男の子にも女の子にもぜひ読んでもらいたい作品。

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2011年03月03日

Posted by ブクログ

久々に個人的ヒット作品。

岡田淳さんみたいな読みやすさ親しみやすさがあります。
私がとくに好きなのは、4つめの「体育館の海」のお話。
ああああ!こういうの大好き★

猫とお話できる女の子の話もよかったね。

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2011年02月16日

Posted by ブクログ

6年生になって、ちいさなきっかけからいじめられるようになった「わたし」。いじめている相手に仕返しをする夢を見た次の日、夢と同じことが起こり…。少し不思議な連作短編集。予知能力(?)、幽霊、宇宙人、桜の精などが、子どもに小さな勇気を与えてくれる物語。

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2010年02月02日

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