小松由佳のレビュー一覧

  • 人間の土地へ

    Posted by ブクログ

    手島という香川の島に著者の小松さんがいらして写真を撮っていかれたようです。
    台風だったこともあり、手島でおいてある本書を読みきりました。

    K2登頂はプロローグのようなもので、シリアで知り合った現夫とシリアの内戦に翻弄される人生についての記述が大部分を占めます。

    内戦による生活の変化。文化や宗教、考えの違いからの精神的な壁の困難。それらについて率直な意見が素直に綴れている本です。
    シリアの現状について知らないこともたくさんありました。他者の考えに触れることができ、考えるきっかけにもなりました。読んでよかったなと思う本でした。

    タイトルはサン・テグジュペリの『人間の土地』のオマージュです。そ

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    2021年08月09日