小松由佳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
K2登頂から、シリアの砂漠地帯で生活を営むベドウィンの生活の様子、それから起きたシリア内戦の様子やまたその渦中の人々、そしてベドウィンの旦那さんとの結婚までの筆者のストーリーと彼女が経験したことがつづられていた。
この本を読んで筆者の小松由佳さんは本当にタフな人だなあと思った。自ら危険と隣り合わせの環境(K2登山やシリア内戦下での取材)に入っていけることがすごいと思った。なかなか普通の人が経験できないこと本を通して知ることができてよかったと思う。特にシリア内戦の悲惨さ、またそれに翻弄される人々の悲しみや絶望の気持ちをより自分と近くに感じることができたと思う。
やはりこのような戦争の状況をなる -
Posted by ブクログ
ネタバレ「君はそう書かれていたらそのまま信じるのか?」
「今日は泊っていきなさい」=別れの挨拶
パルミラ遺跡の盗掘
先陣が残したものを見つけて生活の糧にする
シリア、
この国では先に警察を味方につけたほうが正義になる。 真実ではなく利益。
軍隊でも。秘密警察でも。
賄賂で自由と安全を買う。
越境ビジネス 2万円≒シリアの平均月給
ゆとりの時間ラーハが人生の価値
自給自足の放牧業 食費は収入の1/10
税金は払わない、電気水道は自分で引く
医療費教育無料、ガス石油資源豊富、
ハラール
神に許された屠畜か? ≠日本の肉 =すべての魚
IS
無差別空爆を行う政府軍とは異なり解放を -
Posted by ブクログ
登山とは、登頂の可否以上に、目標に向かって精一杯努力し、進むというかていにこそ本質があり、誰とどのように、何のためにその山を目指すのかが肝心だ
チャンスには2種類がある。自ら生み出すことができるチャンスと、偶然の巡り合わせによって与えられるチャンスと。後者は、機を逃したら2度と巡ってはこない
遭難事故はたったひとつの要因だけでは起こらない”。大きな遭難事故の前には、大体において予兆のような小さな不協和音がある。そうしたささいな要因がいくつか重なり、状況がもはや後戻りを許さなくなった結果、致命的な事故へとつながる。
K2に登頂し、帰還したことは、ただ単に私たちが幸運だっただけなのだ。この山 -
Posted by ブクログ
手島という香川の島に著者の小松さんがいらして写真を撮っていかれたようです。
台風だったこともあり、手島でおいてある本書を読みきりました。
K2登頂はプロローグのようなもので、シリアで知り合った現夫とシリアの内戦に翻弄される人生についての記述が大部分を占めます。
内戦による生活の変化。文化や宗教、考えの違いからの精神的な壁の困難。それらについて率直な意見が素直に綴れている本です。
シリアの現状について知らないこともたくさんありました。他者の考えに触れることができ、考えるきっかけにもなりました。読んでよかったなと思う本でした。
タイトルはサン・テグジュペリの『人間の土地』のオマージュです。そ