海月ルイのレビュー一覧

  • 十四番目の月

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    子供がいなくなり、身代金要求の電話がかかり
    と誘拐事件の解決へ向けストーリー展開か
    と思ったら、なかなか事件の進展はありませんでした
    現場にいた人がピックアップされ、その人たちの
    ストーリーが展開された
    そして終盤にようやく、この人が事件を追いかけるのか
    って展開になり・・・

    なるほどなと
    中盤はちょっとダレそうになりましたが
    後半盛り上がり、楽しめました

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    2019年10月22日
  • 子盗(と)り

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    海月ルイさんの本を読むのは「プルミン」に続き2冊目。
    新津きよみさんの書く小説が女VS女なら
    海月さんのこれは母(女)VS母(女)ですね。

    辛いお話でした。

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    2010年05月13日
  • 子盗(と)り

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    最近知った作家さんですがとても気に入っています。登場人物1人1人の描写が細かくておもしろいです。子盗りは子供が欲しいけどなかなか出来ない夫婦にまつわるミステリー。一気に読めてしまう展開のおもしろさでした。

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    2009年10月04日
  • プルミン

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    プルミンおばさんからもらったプルミンで
    男児が・・・
    どうやって事件解決が進むのかと
    思ったら後半急に探偵役に昇格した人がいて
    あっという間落着な流れでした

    犯人や動機などは、なるほどと思えるものでは
    ありますが

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    2019年10月13日
  • 子盗(と)り

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    何人かの登場人物の話が各章で語られ
    それらが交わりだして終盤へ
    子供が欲しいけど授からない夫婦のお話
    起こるべくして起こったっていう
    感じの流れでした

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    2019年10月12日
  • 十四番目の月

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    ネタバレ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    主婦の桑島樹奈は、スーパーで買い物中に二歳の娘を誘拐される。身代金とともに様々な場所を引き回された樹奈。犯人との接触はなかったはがだが、実は京都のホテルで身代金は奪われていた。離婚後三歳の息子と暮らすピアニストの奈津子は偶然、現場にいたのだが…。女の中の闇と光を描く傑作心理ミステリー。

    個人的に頭が悪いのに気がつかず、偉そうに振る舞っている専業主婦には全く同調も共感もないので、いい気味~くらいの気持ちはあるが、やはり罪の無い子どもを犯罪に巻き込むのはいかんわ。。。復讐はアホな本人にすべき。
    しかも、こんなアホな主婦のために社会的に必要な女性が人生

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    2019年04月01日
  • 子盗(と)り

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    読むほどに暗い気分になる本。

    登場する女性(男性も)全てがなんだか不気味で
    でもこれがオンナなのだ、という感じ。

    最後のどんでん返しが哀れなほどにまともな結論。

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    2012年09月06日
  • 子盗(と)り

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    未読の作家さんを開拓するべく手に取った。

    第19回サントリーミステリー大賞読書賞のW受賞。

    美津子、潤子、ひとみ。

    嫌な人がたくさん出てくるから気持ち悪くなりながら読んだのだけれど、
    「ん?そう来たか。」とか、
    「繋がった!」とかの感動があり、引き込まれていく。

    潤子の強さにも救われた。

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    2011年05月30日
  • プルミン

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    なんとも後味が悪いお話。
    いじめられっ子が知らない女から貰った
    プルミン(ヤク◎トみたいなもん)を飲んで
    死んでしまう。
    犯人は誰なのか。
    母親同士のドロドロとした心理戦。
    子を持つ親としては複雑なドキドキ感で読みました。

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    2010年06月03日
  • 子盗(と)り

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    京都の旧家に嫁いだ榊原美津子は子供に恵まれない。親戚筋から養子を迎えるよう迫られ、妊娠していると言ってしまった美津子は、夫とともに産婦人科病院から新生児を奪おうとして、看護師・辻村潤子に咎められる。その後まもなく赤ん坊を抱いて祝福される夫婦の姿が…。第19回サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞作。

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    2010年05月24日
  • プルミン

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    幼児を持つ親にとっては、何とも気分がどんよりとする内容だった。



    いじめる子供と、いじめられる子供・・。

    親として、どこまで「子供のコミュニティ」に立ち入ることがベターなのか。



    自分の子供が他人の子供にいじめられたら、たぶん黙ってはいられない。

    ましてや、大きな身体の子供に力で屈服され、物を取られ、血が出るほど傷つけられたら・・。

    その子が様々な手段で大人の目をかいくぐるような狡猾さを持っているとしたら・・。

    そして、その親が全く聞く耳も持たず、先生も全然当てにならないとしたら・・。



    実行はしないまでも、その相手の子供に「殺意」に似たようなものを持たないでいられる自信は

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    2009年10月04日
  • 子盗(と)り

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    私の好きな作家さんです。まだ書いてる作品は少ないけど、いい作品が多い。この本は最初の作品で確かサントリーの応募作品だったような・・・。

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    2009年10月04日
  • 子盗(と)り

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    自分たち夫婦に子どもができず、産婦人科から子どもを盗む。しかし、だんだん主人公が移行してきて、違和感を感じる作品。

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    2009年10月04日
  • 十四番目の月

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    読みやすかった。最後の方まで誰が犯人なのかわからず、後半で一気に種明かし。なるほど、そういうことか、と。終わり方は好きでした。司法的には違うかもしれない。けど、因果応報というのかな。目を瞑ってあげたい。
    自分の子だけではなく、他人の子も重んじ、そして世話をしてくれた人への感謝を忘れなければ、こういった事件も無くなるのではないかな。いろんなお母さんがいる。身近な家族、親族、友にキチンと叱ってくれる人がいる環境が必要だな、と思いました。

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    2025年08月19日
  • 子盗(と)り

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    淡々と進んでいく。旧家で子どもができずに追い詰められていくのしんどすぎる。
    そらおかしくもなるわ。まだご主人が味方なのが救い。
    関口ひとみのお菓子食べる描写が気持ち悪くて堪らなかった。

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    2020年08月29日
  • プルミン

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    ある事件を切っ掛けに主人公を取り巻く様々な環境、感情が明らかになっていきます。

    真犯人の動機より、母親たちの状況の方がよっぽど恐ろしい。

    人間関係がこじれにこじれまくってます。

    本当にこんな関係の人たちいるのかなあ。

    誇張し過ぎのような気がする。

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    2015年02月19日
  • 十四番目の月

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    主婦の樹奈の娘が誘拐され、身代金が奪われてしまう。犯人はどんな手を使って身代金を取ったのか、そこが一番気になる所ではあったが、色々な母親が出てきて、子育ての大変さ、子供への愛情などが全編通して描かれている。それが、誘拐事件とどう関わってくるのか?最後には、身代金奪取の方法より、事件の背景にあるものが悲しく、切なく響いてくる。

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    2013年08月29日
  • 子盗(と)り

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    結婚して13年、不妊治療しても子供に恵まれない夫婦を中心に、離婚で子供から引き離された母、不注意で妊娠した肥満女性の話が織り込まれ、重なっていきます。
    京都の田舎の旧家で子供が生まれず、姑同居に親戚も近所という環境、文章から薄暗さや息苦しさがひしひしと伝わってくるようでした。
    子供ができない=嫁の責任という認識は、延々と続いているんですね。特に地方は顕著なのかもしれませんが。田舎にお嫁さんが来ないこともわかるような気がします。
    ただ、赤ん坊がやってきただけで薄暗い旧家が急に活気づいたことに新しい生命の持つ力を感じました。
    赤ちゃんの誕生は喜ばしいことだけど、子供に恵まれない場合の夫婦のあり方(

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    2013年04月08日
  • 薄い月 京都迷宮事件簿

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    指名手配犯の写真を記憶し、街頭などで当人を見つけ出すという特殊な捜査方『見当たり捜査』。フリーライターの『夏目潤子』はその取材の為、専従捜査官の中でも天才的な記憶力と識別能力をもつことで有名な『稲垣』に密着取材をしていた。だがある日、彼は今まで一度も外したことがない『アタリ』を外した。何があったのか?潤子は非番の稲垣を尾行する。


    常に五百人もの顔写真を記憶し、街頭でいるかどうかも分からない人物を求め人の顔を確認する。非常に特殊技能と忍耐力の必要な見当たり捜査。人の顔を覚えるのが苦手な私には、ただただ感心するほかはない。
    齢をとっても、たとえ整形していようとも、人の顔の本質は変わらないと言う

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    2013年03月03日
  • 十四番目の月

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    悪気がないからタチが悪い。
    分かっていても被害にあった当事者からしたら許せない。
    滞りを感じずにはいられませんでした。

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    2010年08月28日