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京都の旧家に嫁いだ榊原美津子は、子供に恵まれずに十数年。本家の跡取りの出産を期待される重圧に耐えかね、妊娠していると言ってしまった美津子は、産院から新生児を連れ去ろうとして看護師・潤子に見咎められる。その後まもなく、榊原家では幸せそうな夫妻と赤ん坊を囲んで、盛大な祝宴が開かれていたが…。子に恵まれない女、子を奪われた女、子を望まない女──女たちの暗い情念を描いた傑作。第19回サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞作!
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Posted by ブクログ
海月ルイさんの本を読むのは「プルミン」に続き2冊目。 新津きよみさんの書く小説が女VS女なら 海月さんのこれは母(女)VS母(女)ですね。 辛いお話でした。
最近知った作家さんですがとても気に入っています。登場人物1人1人の描写が細かくておもしろいです。子盗りは子供が欲しいけどなかなか出来ない夫婦にまつわるミステリー。一気に読めてしまう展開のおもしろさでした。
何人かの登場人物の話が各章で語られ それらが交わりだして終盤へ 子供が欲しいけど授からない夫婦のお話 起こるべくして起こったっていう 感じの流れでした
読むほどに暗い気分になる本。 登場する女性(男性も)全てがなんだか不気味で でもこれがオンナなのだ、という感じ。 最後のどんでん返しが哀れなほどにまともな結論。
未読の作家さんを開拓するべく手に取った。 第19回サントリーミステリー大賞読書賞のW受賞。 美津子、潤子、ひとみ。 嫌な人がたくさん出てくるから気持ち悪くなりながら読んだのだけれど、 「ん?そう来たか。」とか、 「繋がった!」とかの感動があり、引き込まれていく。 潤子の強さにも救われた。
京都の旧家に嫁いだ榊原美津子は子供に恵まれない。親戚筋から養子を迎えるよう迫られ、妊娠していると言ってしまった美津子は、夫とともに産婦人科病院から新生児を奪おうとして、看護師・辻村潤子に咎められる。その後まもなく赤ん坊を抱いて祝福される夫婦の姿が…。第19回サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞...続きを読む作。
私の好きな作家さんです。まだ書いてる作品は少ないけど、いい作品が多い。この本は最初の作品で確かサントリーの応募作品だったような・・・。
自分たち夫婦に子どもができず、産婦人科から子どもを盗む。しかし、だんだん主人公が移行してきて、違和感を感じる作品。
淡々と進んでいく。旧家で子どもができずに追い詰められていくのしんどすぎる。 そらおかしくもなるわ。まだご主人が味方なのが救い。 関口ひとみのお菓子食べる描写が気持ち悪くて堪らなかった。
結婚して13年、不妊治療しても子供に恵まれない夫婦を中心に、離婚で子供から引き離された母、不注意で妊娠した肥満女性の話が織り込まれ、重なっていきます。 京都の田舎の旧家で子供が生まれず、姑同居に親戚も近所という環境、文章から薄暗さや息苦しさがひしひしと伝わってくるようでした。 子供ができない=嫁の責...続きを読む任という認識は、延々と続いているんですね。特に地方は顕著なのかもしれませんが。田舎にお嫁さんが来ないこともわかるような気がします。 ただ、赤ん坊がやってきただけで薄暗い旧家が急に活気づいたことに新しい生命の持つ力を感じました。 赤ちゃんの誕生は喜ばしいことだけど、子供に恵まれない場合の夫婦のあり方(きっぱり諦める、養子縁組するなど)は夫婦で決めるべきと思います。外野は黙っているべきでしょう。 読後感はあまりよくもないのですが、子供は幸せに育っていくのではないかと期待できました。
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