ロバートホワイティングのレビュー一覧

  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂選手がアメリカに渡った時に、自分は社会人になった。メジャーで投げる姿は神々しいぐらいだった。その舞台裏にあった近鉄やメディアと野茂の闘いが生々しく描写されている。他にも松坂や石井、佐々木らがどれだけ米国で失望されていたか、日本のメディアから映し出された印象とは大きく異なる状況が描かれている。文化...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    ロバート・ホワイティングの野茂投手の伝記本。
    野茂投手がMLBへ渡った経緯から初期の活躍の様子とMLBに与えた影響、マイナーへの降格やトレード、後に続いた日本人プレイヤーとの関係、そして引退までMLB日本人プレイヤーのパイオニアとしての彼の活躍を描いています。
    彼がMLB挑戦を表明した時のバッシング...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    アメリカから見たNOMOってのがまず興味深いわけで、貿易摩擦や人種問題というのが絡んできます。当時は子どもだからそこがリンクするなんて気づかないわけで。そして、野茂でなければ扉は開けなかっただろうことも記されており、これが重要。待ってれば誰かがやっていたはず、なんてことはないと。逆風の中で挑戦したの...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    2011年出版。野茂の存在感が改めて思い出される。

    華々しいメジャーでの活躍に加えて、何度も引退直前の危機を乗り越えた根性。野球規則の抜け穴を使い、自ら日本球団を退団し、単身でメジャーチームと契約したそのチャレンジ精神。野茂の一番のすごさは日本人がメジャーリーグへ渡る橋を架けた功績だ。

    野茂が作...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    Speaking of a pioneer who played in Major League Baseball, everyone might think of “Nomo Hideo.”




    After he played in Japan for five years, he went...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂は凄かったと改めて思う。打者を全く寄せ付けなかったメジャー初戦の印象は、未だに強烈。
    取材の行き届いたよい本。殿堂入りするかどうかは問題ではないと思うが、殿堂入りについて多数の関係者から集めた賛否両論の意見は興味深かった。
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    改めて野茂の凄さがわかる本。

    後半の野球殿堂のところでは否定的な意見が続くが、やはり生で見ていた自分にとっては思い入れのある選手。
    改めてその数字だけを見返してみてもメジャーで2000奪三振近いというのはすごいと思う。

    中身も日本野球とメジャー共に精通している著者によってやや主観的な文章でつづら...続きを読む
  • なぜ大谷翔平はメジャーを沸かせるのか
    ※2年前の本なので今の大谷の活躍の解説本ではありません。

     打者か投手かに絞らないとメジャーではやっていけないとの大方の予想を覆し、大谷翔平はメジャーでも二刀流を貫き、今シーズンはホームラン数ではトップ争いをしている。
     確かにどちらかに絞れば、彼の実力ならメジャー屈指のホームランバッターにもなれ...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    松井に国民栄誉賞が与えられるとか。ワールドシリーズのMVPを取りNYの優勝パレードでは史上初めてニューヨーカーが日本人に声援を送った。一般のアメリカ人に最も愛された日本人かもしれない。国民栄誉賞いいんじゃないですか。

    では野茂には国民栄誉賞は与えられる日が来るのか?本書の最終章では野茂が野球殿堂入...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    幼い頃からの近鉄ファンである僕にとって、野茂英雄は文字通り「英雄」なのだ。彼の生き様は憧れを通り越し、尊敬せずにはいられない。彼以上に「ストイック」という言葉が似合うアスリートは未だに現れないし、彼のように自分を「自分以上」に見せようと絶対にしないプロスポーツ選手は本当に稀だと思う。
    彼のように生き...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    彼がいるから、松井や松坂が大リーグにいます。彼の功績はすごいものでり、実力も確かなものです。ルーキーイヤーに見たホップするストレートの切れ、マジックのように落ちるフォーク。魅了されました。この本で、改めて彼のすごさを認識しました。ちょっと、彼から脱線しているところが…。
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂の強靭な精神力、開拓者としての困難を改めて知ると共に、日和見主義のマスコミ(野茂を非国民扱いしていたが、一旦メジャーで活躍し始めた途端、賛美に転じる)のレベルの低さにげんなり。マスコミのみならずプロ野球の重鎮と呼ばれる人もしかり。あの熱血監督とか。
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂英雄の偉大さを感じさせる本。
    野茂が切り開いた道を、イチローも松井も松坂も歩いたに過ぎない。
    野茂の勇気を賞賛しつつ、日本のプロ野球の閉鎖性を批判する。
    こう書くと、どこにでもありそうな本に思われるが、アメリカでの豊富なインタビューがそこに留めない。
    野茂のいくつものエピソードは読んで元気になる...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂の野球人としての偉大さだけでなく、逆境や周囲の圧力を跳ね返し、異国の地アメリカで日本の象徴として活躍したことの偉大さがよく描かれている。
    ただし、野茂の功績を讃えるために他の選手を貶す、いわば比較法は使ってほしくなかった。あたかも野茂は神で、他の日本人メジャーリーガーは凡人、酷い人はゴミのような...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂さんって、マウンドの土とか天然芝とか、歓声とか、球場のすべてにフィットしてそのまま溶け込んでしまいながら個性を立たせる素晴らしい雰囲気のある野球人だなぁという印象をもちます。メジャーにいったからそうなった気がします。この本を読んで、イメージされることはそうしたことでした。
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂英雄が日本人メジャーリーガーのパイオニアで、時代を切り拓いた偉大な人物であることが再確認できた。
    ただ、野茂を引き立てるために、他の選手をこき下ろすような感じになっているのがちょっと気に食わないです…
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    野茂英雄は1990年に近鉄(当時)へ入団。そして1995年にドジャースに入団。日米通算で201勝、メジャーリーグでノーヒットノーラン2回など輝かしい実績を残している。

    そんな野茂の、主にメジャーリーグに移る前後から引退までの生涯を著した書。

    この書を読むと、野茂がメジャーリーグに移ったころのゴタ...続きを読む
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    なんてことない野茂の話だが、ああそんな事もあったなと。
    野茂さん凄かったもんな。だけどその最盛期はあまりに短く、短いのだが何度も復活したんだと改めて知った。
    読後も悪くないです。
  • 野茂英雄 日米の野球をどう変えたか
    ノーラン•ライアン方式の信奉者。
    先発と先発のあいだにウェイトトレーニングをたっぷりおこなうべきだと主張。脚のバランスと脚力を高め、腕の力と柔軟性をますためだ。
    団野村→日本に駐留していたアメリカ軍将校で、東欧系ユダヤ人であるアルヴィン・エンゲル(Alvin George Engel)と、後に再婚し...続きを読む