マックス・ブルックスのレビュー一覧

  • モンスター・パニック!

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    ネタバレ

    面白かった。
    著者の『World War Z』も面白かったがこちらも面白かった。主人公設定としては一人だが、いろいろな媒体から取り寄せて実像を浮かばせるやり方はここでもあった。

    サバイバルモノとしては変化球であり、現代的。ネットインフラが遮断し、食料に心許なさを覚えるが、電気や水の心配がひとまずないのが面白い。
    また、集まったコミュニティのキャラが風刺的。悪く言えば意識高い系。だからこそ、発案者が崩れるのが象徴的。

    主人公のケイトの性格はわからないが、空気が読めて理論的で穏やかな人なんだろうなとうかがえる。ニュートラル。
    ダンの変化もトニーやイヴェットの変化も面白い。
    哲学者のラインハート

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    2023年06月27日
  • WORLD WAR Z(下)

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    上巻に引き続き、誰も彼もがアメリカンな喋り方をするのが鼻につく。

    良かったところは、ゾンビ大戦の始まりから終わり、そして終戦後までを書ききったところ。特に終戦後、各人の価値観が経験や所属国家によって様々に変化した点が良かった。
    上巻の後半から下巻の前半にかけては「ゾンビが発生してどうしたか?」が展開されるが、これは多くのフィクション作品でも見られるため、食傷気味に感じながら読んでいた。しかし、終戦後を描いた作品はとんと見ない。「CURE」か「学校ぐらし!」のエピローグくらいだろうか。それを、この作品はきちんと描いたのである。ツッコミどころはあれど、描いた点を評価したい。

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    2023年04月20日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    最近よく見かける映像。
    戦車にZのマークがついてる軍隊がある。
    やつら、ゾンビだったのか!
    そんなヤツらと戦う時のために、私は本書を手に取った。

    本書は、Zに対して戦うためのノウハウが詰まっている。
    まず、Zとはどういうものかという詳細な説明。
    ブードゥー教によって作り出されるZとウイルス感染によって作り出されるZの根本的な違い。
    ウイルス感染するZについては、その感染力、致死率から考えると最も警戒すべきものである。

    以下、Zと戦うための武器の選択、個人用防護装備の選択、防御陣地の選択、攻撃等の項目に分かれ、それぞれの長短所の的確な解説が書かれている。
    ウォーキングデッドで目撃された、多く

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    2023年02月28日
  • WORLD WAR Z(下)

    匿名

    購入済み

    面白かった

    各国が抱える問題とか国ごとの性質とか、そういう部分がリアルに描写されててすごいと思ったけど、日本人視点の話が出てくるとやっぱり理解がしやすいので読むのがより楽しい。

    #怖い #ダーク #ドロドロ

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    2022年11月04日
  • WORLD WAR Z(上)

    匿名

    購入済み

    映画から入った

    レビュータイトル通り。映画版が面白く、WORLD WAR Zに原作があると知って、ずっと気になっていたので購入しました。

    映画はかなり端折られていたんだな、つーか別物なんだなって感じ。でも映画版も原作もどっちも面白い。むしろ別物だから面白さを映画と原作で二回味わえる良作だと感じた。

    #ダーク #怖い #ドロドロ

    0
    2022年10月29日
  • マインクラフト はじまりの島

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    ネタバレ

    かなりいい本だと思う
    特にいろんなピンチを乗り越えて行く姿はとても見どころだと思う
    はじめて小説を読んだ本がこれでとても面白かった

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    2022年07月04日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    ゾンビを学術的に記録しようという記録。日本の将軍家によるゾンビ壊滅部隊、太平洋戦争時の桜花計画、いやあ面白い。海外はこんな感じの好きだね(笑)

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    2021年09月04日
  • マインクラフト はじまりの島

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    マイクラ好きの子供と少しずつ読んでいます。ハラハラする要素や主人公の心理描写がマイクラのプレイヤーにとっては没入感があり、少し難しい表現があっても楽しく理解しているようです。一緒に読んでいる親も楽しめます。

    0
    2020年01月26日
  • マインクラフト はじまりの島

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    ネタバレ

    男性の一人称で、日記形式の作品。自分が何者なのか、なぜここに居るのか、何もわからないままに海中で覚醒し、陸地を目指すところから始まります。
    マインクラフトで遊んでいる人からすれば、主人公は愚かで軽率でやきもきするでしょう。あの必要最低限な世界に何も知らない状態で放置されたとき、人はどうするのか? その手探りの状況を楽しむには、ゲーム未プレイの人の方が良いのかもしれません。
    特に、初期から知識があり力があり無双する主人公の溢れた最近の流行りよりも、努力して少しずつ強さと知識、生き抜く力を得ていく過程が好きな方にお勧めです。
    結構考えなしに突き進んでは失敗するので、もどかしくはあるのですが、それが

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    2020年01月21日
  • マインクラフト はじまりの島

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    マインクラフトの知識がなくても楽しめる作品。
    むしろマインクラフトをやっていない人のほうが楽しめるのかもしれない。
    小学生の頃に読んだ冒険活劇を思い出すような感覚でした。
    主人公が冒険を通して様々なことを学び成長していく様が良い。
    子供の頃に読みたかった作品。

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    2019年08月18日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    ゾンビ災害発生時におけるサバイバルのためのハウツー本。しかも、ゾンビが惑星を制圧した移行の場合についても考慮されているという念の入りよう。しかしながら、日本では複数の銃器を用意して備えるのはきわめて困難なので、翻訳では無く、日本の状況に応じた日本版にして欲しかったとも思う

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    2018年11月03日
  • WORLD WAR Z(下)

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    上巻が良かったので、下巻も購入。ツッコミどころもあるけど、色々楽しめた。ゾンビが水中でも何年も朽ち果てずに活動し続けるってのは新しいな!あとインドとパキスタンではなく、イランとパキスタンの核戦争というのは初めて見たなあ。戦後、中国が民主化されてロシアが宗教専制体制にってのはアメリカ人だなあと。日本人だと逆の発想になりそうだw指揮管制飛行船がでてきたが、ヘリウムが採掘できるような情勢ではないように見受けられるので、ちと無理があるのでは?とか。最後に、盾の会はやめい(苦笑

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    2018年10月14日
  • WORLD WAR Z(上)

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    「ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える」で出てきた「参考書籍」翻訳されてた!(映画化はどうでもイイ)完全にインタビューの積み重ねで状況を説明している主砲は、個々の人物の認識としてなので矛盾があってもOKというずるい手法だが、それはそれで有りだなと。むしろこのゾンビにより人類が滅亡寸前にまで追い込まれたというテーマには良く合致しているかも。下巻も買おう

    0
    2018年10月14日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    ネタバレ

    ゾンビと戦うための本ではなくて、あくまでも、一般人がゾンビに襲撃されるような事があった時にはこうして生き残れ!!っていう本。
    日本で言うと、豪雪地帯の住宅は高床式が多いから、ゾンビに襲われてもしばらくはイケるかも!?とか思いながら読んでた。

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    2017年03月06日
  • WORLD WAR Z(下)

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    ネタバレ

    マックス・ブルックスによるゾンビ小説下巻。
    いよいよ人類による反撃が始まる。よくあるゾンビものと同様、頭を潰すか吹き飛ばせば倒せるが、核は効かないとか、海の底でも問題なく動けるとか、でも寒いところでは動きが止まるとか、街が壊滅的な被害を受けているのに武器弾薬はどうやって製造しているのかとか、いろいろ微妙にツッコミどころは多々あるが、それでも非常によく考えられ、ある程度は納得のいく説明もなされている。下巻では日本人もようやくといった感じて登場するが、アメリカ人から見た日本人のイメージってこんな感じなのかなという、日本人から見るとやや違和感のある設定となっている。が、非常によく調べており、その点で

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    2015年08月22日
  • WORLD WAR Z(上)

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    ネタバレ

    マックス・ブルックスによるゾンビ小説。
    世界ゾンビ大戦の終結から10年、その戦争を生き抜いた人々にインタビューした証言録という体裁で物語が進む。上巻は感染の発生から大規模な戦争へと移行し、人類がどんどん追い詰められていく様子がリアルに描かれている。
    戦争を生き抜いたということで軍人中心で物語が進んでいくが、世界中の様々な立場の登場人物により、重層的に物語が紡がれていく。ある地域で重要な出来事や発見があり、それを受けて別の地域では、というかたちの展開はややもすれば単調になるきらいはあるが、設定が程よく練られ、飽きることなく読み進めることができる。
    人類が戦争に勝ち、復興に向けて着実に歩んでいる時

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    2015年08月22日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    ある意味SF系の本。
    ありえないかもしれないけれど、もしこうなったらこう生きよう。
    ・・・というノウハウがたっぷり詰まってます。

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    2013年10月20日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    本作で登場するゾンビの設定はオリジナルながらも、数々のゾンビ映画を思い出して「ああ」と頷く点多し。何故ゾンビが脅威であるのか?そこらへんも考えぬかれていて面白い。作家さんには、ゾンビもののネタ本にもなるんじゃなかろうか。なお、「走るゾンビ」は考慮されていない模様。

    しかし、これだけ太古から存在していたゾンビ、何故政府はその存在をひた隠すのか?そこだけは見えてこなかったな…

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    2013年10月12日
  • ゾンビサバイバルガイド

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    既刊「World War Z」へと繋がる、対ゾンビガイドブック。
    登場するゾンビの定義はロメロタイプ。そこに著者のアイディアがプラスされていて興味深い。
    惜しむらくは殆どの項目がチェックシート的な内容に留まっており、実践的なガイドブックとして機能していない。
    巻末の「ゾンビ襲撃記録」は紀元前からのゾンビと人類の歴史を列挙。様々な人種、国家、グループのゾンビとの遭遇や戦闘が具体的に描かれ、こちらは読み物としてなかなか面白い。

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    2013年10月09日
  • WORLD WAR Z(下)

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    ブラッド・ピット主演映画の原作。但し、映画とは瑞分趣は違います。主人公が国連の関係者という部分は同じだけど、こちらは既にゾンビと人類の長い戦争はほぼ終息しており、国連の調査活動の一環として、その発生から終焉までについて世界中の人々に取材して回った記録という体。
    よって定まった主人公はおらず、世界中でのあらゆる人々のゾンビとの戦いが次々に語られる中で、ゾンビ大戦がどう遷移して行ったかがわかるという仕組み。
    というわけで映画とこちらはある意味別物。映画の中でゾンビ戦攻略のポイントとされているネタも小説側には無い。(小説側はオーソドックスにゾンビの頭を破壊することが唯一の攻略法)
    ただ映画にも言えた

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    2013年09月22日