あらすじ
全世界で1億4400万本突破の大ヒットゲーム『マインクラフト』初のオフィシャル小説!
学び、工夫し、生きのびろ。最高のぼくを作製(クラフト)するんだ!
いきなり海の中で目覚めた“ぼく”は自分が記憶をうしなった上、まったく見知らぬ世界に来てしまったことに気づく。
四角い太陽、箱が積み重なって出来たような世界、そしてぼく自身の体まで箱のように変わってしまっている……!
パニックをこらえ、ようやく無人島にたどり着いて色々と試すうち、何度かパンチするだけで土や木は浮遊するブロックに変化し、自分のポーチに収められることがわかったが、ほどなく夜が訪れ、今度は恐ろしいゾンビが襲いかかってきた!
なんとか避難したぼくは、やがて自分にものを作り出す不思議な「クラフト」の力が備わっていることに気づき、さまざまな道具を作り出すことで危機に対処してゆく。
木から木材を作り、夜を過ごす家を建て、ツルハシで洞窟から鉱物を採集する。小麦を育ててケーキを焼き、武器を作ってゾンビやクモ、スケルトンやクリーパーと戦う……。
新しいことを一つ試すごとに発見があり、同時に手痛い失敗も味わうが、くじけそうになる心をウシやヒツジとの会話で支え、この島で生きてゆくために必要な教訓を体得してゆくぼく。
はたして、ぼくがこの世界で本当に成し遂げねばならないことは、何なのだろうか―!?
『ゾンビサバイバルガイド』『WORLD WAR Z』の著者マックス・ブルックスが描く、『マインクラフト』世界の大冒険! 小学5年生以上から。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
このほんはおとこのこがマインクラフトのせかいでいろいろなことをするおはなしです。
かんそうはオークの木をりんごの木って呼んでるところがおもしろかった。
Posted by ブクログ
意味がわからないという状態で始まって
どんどん進歩していくのが身近なゲームで
書かれていて、面白かった!
これ読んだらマイクラやりたくなりました...!
Posted by ブクログ
ゲームのノベライズなのだけど、マイクラにはストーリーはない。自分の箱庭を作るようなものなのに、その様子を一つ一つ成功の物語にしているのがすごい。
ゲーム独特の全てが四角い世界に主人公が戸惑ったり、物理法則が違うところとかも描写される。
各章に教訓みたいなものがあり、それが意外と深くおもしろい。
Posted by ブクログ
・マインクラフトというゲームがあって僕はそのゲームが好きで、このマインクラフトはじまりの島を選びました、この本にはマインクラフトがうまくなる36の教訓があります、まだ、マインクフトとをやったことがない人におススメです、ぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
マイクラ好きの子供と少しずつ読んでいます。ハラハラする要素や主人公の心理描写がマイクラのプレイヤーにとっては没入感があり、少し難しい表現があっても楽しく理解しているようです。一緒に読んでいる親も楽しめます。
Posted by ブクログ
男性の一人称で、日記形式の作品。自分が何者なのか、なぜここに居るのか、何もわからないままに海中で覚醒し、陸地を目指すところから始まります。
マインクラフトで遊んでいる人からすれば、主人公は愚かで軽率でやきもきするでしょう。あの必要最低限な世界に何も知らない状態で放置されたとき、人はどうするのか? その手探りの状況を楽しむには、ゲーム未プレイの人の方が良いのかもしれません。
特に、初期から知識があり力があり無双する主人公の溢れた最近の流行りよりも、努力して少しずつ強さと知識、生き抜く力を得ていく過程が好きな方にお勧めです。
結構考えなしに突き進んでは失敗するので、もどかしくはあるのですが、それがないとストーリーに起伏がないので、スローライフ系がお好きな方にもお勧めします。
ゲームでパンだけ食べて、カラフルな羊毛とカボチャランタンを量産しては建築物を増やすという単調な生活で満足している私には程良い冒険具合でした。ちなみに、私が主人公なら、最初の辺りのクリーパーでリタイアしていることでしょう(汗)
Posted by ブクログ
マインクラフトの知識がなくても楽しめる作品。
むしろマインクラフトをやっていない人のほうが楽しめるのかもしれない。
小学生の頃に読んだ冒険活劇を思い出すような感覚でした。
主人公が冒険を通して様々なことを学び成長していく様が良い。
子供の頃に読みたかった作品。
Posted by ブクログ
息子たちに「家にある本の中で一番面白いのはどれ?」と聞いたら、二人してハイテンションで薦めてきた。
マインクラフト舞台を活用して、生きる上での心構えを説いているような本。
『夢をかなえるゾウ』の子供版・ファンタジー版みたい。
うまく活かすためには、リアルな生活とどれだけ繋げられるかだと思う。
物語(ストーリー)を空想として切り離すことなく、自分自身の思いで役立てられるものだという想像力。