プロフィール

  • 作者名:浜野アキオ(ハマノアキオ)
  • 生年月日:1961年
  • 出身地:日本 / 宮城県
  • 職業:翻訳家

京都大学文学部卒。翻訳家として『WORLD WAR Z』(ブルックス・マックス)、『サイケデリック神秘学』(ロバート・A・ウィルソン)、『ドッグファイター』(マーク ボジャノウスキ)などを手がける。

作品一覧

  • 魂に秩序を(新潮文庫)
    3.9
    1巻1,705円 (税込)
    わずか2年前、アンドルーは多重人格者の魂の代表として26歳にして“誕生”し、魂たちの共存のため奮闘していた。ある日、殺人犯を事故死へ追い込んだことで、自分が継父を殺害したのではないかという疑念に囚われる。真相解明のため、同じ障害をもつ女性ペニーと故郷へ向かうが、自身の隠された秘密だけでなく闇の魂からの脅威にも晒され……。あらゆるジャンルを包み込む物語の万華鏡!(解説・霜月蒼)
  • モンスター・パニック!
    4.5
    1巻2,800円 (税込)
    『WORLD WAR Z』で世界のホラー・ファンを唸らせた才人ブルックスの新作モンスター・スリラー 映画製作進行中! 作家マックス・ブルックスのもとに届いた手記。それはレーニア山噴火後、廃墟となって発見されたエココミュニティの住人が残したものだった。未だ原因が明かされていない集落全滅の真相とは? 武器も食糧もないひとびと。地面に刻まれた人間そっくりの巨大な足跡。闇にひびく咆哮。森の中に散乱した動物の死骸。そして牙を剥いて襲い来る凶暴な群れ。傷だらけになった人間たちの反撃、果たして成るか? 偽ドキュメンタリー形式の衝撃作。
  • 数字を一つ思い浮かべろ
    3.5
    1巻1,119円 (税込)
    まるで手品のような謎、謎、謎。 思い浮かべた数字を的中させる殺人者。警察小説と本格ミステリの融合。 数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。658という数字を思い浮かべた男が同封されていた封筒を開くと、そこにあった数字は「658」! 数々の難事件を解決してきた退職刑事に持ち込まれた怪事は、手品めいた謎と奇怪な暗示に彩られた連続殺人に発展する。眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれる華麗なミステリ。
  • WORLD WAR Z(上)
    4.2
    1~2巻722~754円 (税込)
    中国で発生した謎の疫病──それが発端だった。急死したのちに凶暴化して甦る患者たち。中央アジア、ブラジル、南ア……疫病は急速に拡がり、ついにアウトブレイクする。アメリカ、ロシア、日本……世界を覆いつくす死者の軍勢に、人類はいかに立ち向かうのか。未曾有のスケールのパニック・スペクタクル。大作映画化。

ユーザーレビュー

  • WORLD WAR Z(上)

    Posted by ブクログ

    世界的ソンビ禍を生き残った人々のインタビュー集。
    宗教や人種対立、国家の対応、文化意識の違いなどが「歩く死体群」を通して描写され、現実でも聞く様な展開も出てくる。
    「ウォーキングデッド」辺りの近年ゾンビ物にも大きく影響していると思われる。

    0
    2025年03月04日
  • WORLD WAR Z(下)

    Posted by ブクログ

    「ゾンビが支配する世界から如何に文明が再び立ち上がったか」という流れへ。
    しかし、全て元通りではなく『大量のゾンビが自然の危険としてあり続ける』世界である。

    ゾンビの活動領域とタフネスさが異常すぎて、これは地獄の釜が開いた系なのかと思う。深海でも活動する肉体ってなんなんだ……。

    0
    2025年03月04日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     このミステリがすごい!で知り、手に取りました。
     主人公は多重人格者で、予想通り、辛い過去を持っているのですが、とある理由から、それを感じさせない程、明るく落ち着いていて、読んでいて好感が持てました。むしろ、その他の非多重人格者の方が、少し性格に問題がある…と感じられる方が多かったです。

     どう面白かったのか、説明するのは難しいですが、分厚いのに、読むのは全く苦痛ではなく、次々と繰り広げられる展開に、ページを捲る手が止められなかったです。本を読み終わりたくなかったです。

     ゆっくり時間の確保が出来る、年末年始におすすめします。
     

    0
    2024年12月15日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    分厚いが、文字は大きめ。
    分厚さは必要なのか。と思ってしまったが、最後まで読むと必要だと思った。
    歩み出す一歩がキラキラしてました。
    みんな幸せになって、と願いましたね。

    0
    2024年10月10日
  • 魂に秩序を(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    鬼★5 多重人格×多重人格の人格群像劇!複数の自分自身と戦う若者たちの成長ストーリー #魂に秩序を

    ■きっと読みたくなるレビュー
    鬼★5 今年の翻訳ミステリートップレベル。

    怪物のような作品です、はー、面白かった~。新潮文庫史上、最もぶ厚い本とのことで、1,000ページ以上あります。でも面白過ぎてあっという間にページが進んじゃうのでご安心を。

    前半は多重人格障害者の背景や様々な日常が描かれ、後半は自らの過去を探し出す展開になっていく。ミステリーはもちろん、青春、恋愛、サスペンス、冒険小説など、様々な要素を含んだエンタメ小説です。兎にも角にも「強烈」な作品ですので、是非お時間をとって読んで

    0
    2024年08月16日

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