魂に秩序を(新潮文庫)

魂に秩序を(新潮文庫)

1,705円 (税込)

8pt

わずか2年前、アンドルーは多重人格者の魂の代表として26歳にして“誕生”し、魂たちの共存のため奮闘していた。ある日、殺人犯を事故死へ追い込んだことで、自分が継父を殺害したのではないかという疑念に囚われる。真相解明のため、同じ障害をもつ女性ペニーと故郷へ向かうが、自身の隠された秘密だけでなく闇の魂からの脅威にも晒され……。あらゆるジャンルを包み込む物語の万華鏡!(解説・霜月蒼)

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魂に秩序を(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     このミステリがすごい!で知り、手に取りました。
     主人公は多重人格者で、予想通り、辛い過去を持っているのですが、とある理由から、それを感じさせない程、明るく落ち着いていて、読んでいて好感が持てました。むしろ、その他の非多重人格者の方が、少し性格に問題がある…と感じられる方が多かったです。

     どう

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    分厚いが、文字は大きめ。
    分厚さは必要なのか。と思ってしまったが、最後まで読むと必要だと思った。
    歩み出す一歩がキラキラしてました。
    みんな幸せになって、と願いましたね。

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    鬼★5 多重人格×多重人格の人格群像劇!複数の自分自身と戦う若者たちの成長ストーリー #魂に秩序を

    ■きっと読みたくなるレビュー
    鬼★5 今年の翻訳ミステリートップレベル。

    怪物のような作品です、はー、面白かった~。新潮文庫史上、最もぶ厚い本とのことで、1,000ページ以上あります。でも面白過ぎ

    0
    2024年08月16日

    Posted by ブクログ

    多重人格の主人公が多重人格の女性と出会い、自身の闇にある過去の事件について調べていく。
    一気読みではないけれど、読み進めるたびに印象が変化していくのが楽しく長いけど良かった。

    よくこんなややこしい話考えるなぁ…

    0
    2025年07月22日

    Posted by ブクログ

    2人の語り手がともに多重人格という設定をうまく使って、それ単体で小説一本書けちゃうような様々な題材を一つの小説に無理なく取り込むことに成功している。
    この分厚いお話を分冊しなかったのは英断だと思うけど、それを売りにするのはちょっと違うんじゃないかなあ。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    評判どおり面白い翻訳エンタメ小説だった。

    主人公は多重人格者の26歳のアンドルー。脳内に家を作り複数の人格をアンドルーという青年の人格がコントロールし、上手く暮らしている。彼はふとした弾みで殺人犯を事故死に追い込んだことをきっかけに、自分が継父を殺したのではないかという疑念を持つ。そして同じ障害を

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    2025年1冊目。
    テーマが多重人格と初めて触れるジャンルで興味深く読めた。
    昔何かで読んだ、文字や音に色がついて見える人の話を読んだ時みたいな、自分にはない感覚(感覚だけどその人にとっての現実)を覗いてる見たいで、引き込まれた。
    後味も良く、長いけど面白かった。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    新潮文庫最厚というこの作品――敢えて分冊(上·下巻とか)にしなかった理由は、読み進めていくと理解出来ましたけど、まあとにかく長い。
    色々なジャンルを網羅的に展開しているとは言え、ゴチャっとしている感じ。大きな鍋に手当たり次第に食材ぶち込んで煮ている、と言うか…

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    一気読み必至というほどの推進力はあまりなかった気がします。年始2冊目で挫折したくなかったので、なんとか最後まで読みましたが、期待したほどのスリルを感じられらなかったせいかもしれません。

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文庫本1冊で1077ページ(解説含む)。
    京極夏彦にも引けを取らないページ数の長大な物語。
    でも、紙質によるものなのかいわゆる「レンガ」まではいかず、厚揚げ程度の厚み。

    始まりが良かった。
    「父はぼくを呼び出した。
    初めて湖から出てきたとき、ぼくは二十六歳だった。」

    何言ってる?
    となるのだが

    0
    2024年12月14日

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