長坂道子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トオツキトオカ出産までのことは色々教えてもらうけど、
出産後の方が明らかに大変で悩みが多い。
子育てワールドはいろんな人がいろんなこと言うし、
自分の中の「これがいいはず」という内なる規約に、
縛られて苦しいなぁと思ったときに読みました。
世界各国の様々な出産、授乳、育児の考え方を、
まとめている本です。
文化的差異を見て、視野を広げるにはぴったりの本です。
*「集団的母性像の呪縛と刷り込み」「育児は文化」
今の日本暮らす以上、
「母乳がいい」
「3歳児神話ほどじゃないけど母子一緒にいた方がいい」
「子育ては人に任せるのはちょっと」
というなんとなくの雰囲気がある気がするけれど、
文化や -
購入済み
なるほど
現在子育て中のため、よりリアルに感じる点が多く興味深い。
自分が感じる悩みも、国ごとに解決策、対処策が異なっている。
日本での育児、母親業に閉塞感を感じている人におすすめ。
ただ、日本では実現が難しいこと多いので羨ましくなってしまうかもしれないけど、、、
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Posted by ブクログ
ボーダーレスな人びとの、カラフルなライフスタイルを楽しめた。
読んでいて、多国籍な人にも色んなタイプがいるんだなあ、と気づかされた。そして、こんな発想をする自分が恥ずかしくなった。なるべく、ボーダーレスに考えようとしているにも関わらず、知らず知らずのうちに線引きしてしまっているのだから。
そう、本書は「無国籍人」という枠組みを紹介しているのではない。ひとりひとり違う、と伝えたかったはずなのだ。
枠組みを組み合わせたような、ガチガチの「偏見」をかなぐり捨てること。それはとても難しい。本書の指摘によれば、それは「知らないものへの恐れの感情」という人間の深部に根ざしているからだ。この感情とどう折 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・出産して2ヶ月後くらいに「育児はアンソロポロジー」という言葉を区の保健師さんに教えてもらった。育児とは科学ではなく、何が正しいか正しくないかは大部分がその人の属する文化が決める事、なんだって。
・その頃「完全母乳(=粉ミルク無しで育てること)」を実現できなくて悩みまくっていた私は、この言葉を聞いてからどーっと肩の荷がおりて楽になったのを覚えている
・実は出産した病院が「完母推奨病院」だったので、「粉ミルク=悪」という図式が洗脳されてたし、母子手帳にも「乳児の突然死を防ぐには母乳で!」って書いてある。それでも、母乳だけでは足りなくてミルクを足してしまう自分に超自己嫌悪だった。
・でもね、 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「なんでも手に入れたい世代」の女性達が、子供を産む時代になった。
ファッション誌編集者として二十代を過ごし、渡仏した著者は、現地で結婚し、家族とともに欧米諸国を移り住む過程で、様々な国籍の同世代の女性達の「出産」「子育て」を取材する機会を得る。
それぞれの文化の文脈に応じた子育てへの取り組み方は大きく異なっていた。
しかし、途上国に比べれば何もかも手にしている先進国の高学歴・高収入の女性達が、こと育児となると、育児書や医者の一言に振り回され、落ち込んだり、優越感に浸ったり、旧来の母親像に振り回されたり、という激しい揺れの中で悩んだり葛藤したりする状況は変わらない。
そんな各国の現 -
Posted by ブクログ
日本を離れ、フランス、アメリカ在住を経て、配偶者の出身国であるスイスに住む日本人が地元の合唱団に参加したことでスイスに根を張る実感に至るというストーリー(実話)。
美しく、秩序と文化もあるスイスだが、著者にとっては20年近く住んで、その間にお店もやってみたりしたらしいのだが、なぜかよそよそしく感じられたらしい。それが、ふとしたきっかけでチューリッヒのアマチュア合唱団に参加することで、少しずつだが、色々な人との交流ができたりして、そこに居場所を見出してきたらしい。住めば都というが、ただ住むとか暮らすということ以上に、帰属すべき場所というのが大切なのかもしれない。
なお、(スイスのドイツ語ではない -