ピーター・バラカンのレビュー一覧

  • 新版 魂のゆくえ
    ここ数ヶ月、自分があまり詳しくなかったソウル・ミュージックを体系的に把握しようという営みを続けている。そんな中で出会った本書は、ピーター・バラカンが1989年に出版し、30年後の2019年にアルテス・パブリッシングから新版とされた1冊である。

    音楽評論家としてみた時に、彼が最も愛するソウル・ミュー...続きを読む
  • commmons: schola vol.14 Ryuichi Sakamoto Selections:Traditional Music in Japan

    勉強になる

    坂本龍一によるこのシリーズは 機会があれば何冊か買っているが 本当に勉強になる。今まで縁がなかった音楽への入り口として役立っている。電子版ではCDが付かないが Spotifyのプレイリストやyoutubeで曲を確認しながら内容を理解している。
  • 新版 魂のゆくえ
    文庫版から数えて事実上の第三版。内容はアルテスパブリッシング初版(事実上の第二版)と変わらないが、この2019年版はプリンス、アリーサ・フランクリン、プリンス、エイミ・ワインハウスの死に触れている他、Spotifyのピーター・バラカン作プレイリストにQRコードですぐにアクセスできるのが素晴らしい。特...続きを読む
  • 新版 魂のゆくえ
    当時を知らない私には最高の入門書。
    僕はやっぱりサザンソウルが好きだ。
    バイト代を貯めてレコードを買おう!
  • ぼくが愛するロック名盤240
    批評家でもなく、評論家でもなく、研究者でもない。あくまでも音楽愛好家というスタンスからのリコメンドは、だからこそ重さと熱狂があって信じることができる。とはいえ、そこは趣味の問題、読み手にもいかな愛好ぶりを強制してくる。なかなかシビアなガイドだ。
  • ラジオのこちら側で
    ピーターさんが74
    年に来日してから現在までの回想。ディジタル放送、ネットラジオを経て、クラウドサービスとの競合時代と、変遷を重ねるなかでラジオの意義を考える。
    このひと、とっても真面目に真摯に自分の業に取り組んでいることがまっすぐ伝わってきて、読んでいてとっても清々しい。音楽好きとして勉強になりま...続きを読む
  • ラジオのこちら側で
    ラジオを聞いていたのは高校生だった91年から96年くらいかな。その頃音楽に興味がわいてきた時期だし、バイト先のレコード屋でずっとかかっていたのもあるかも。好きな番組も出来て毎週かかさずチェックしてたように思う。大学に入るとインターネットにどっぷり浸かってしまい、まったく聞かなくなってしまった。ラジオ...続きを読む
  • ラジオのこちら側で
    ピーター・バラカンによるピーター・バラカン伝。音楽とのつき合いを語るはじまりは、パイレーツ・ラジオやジョン・ピールの話から。音楽の好みはそんなに重ならないけど、大事な場面で影響受けてる。自分の音楽体験も振り返って。読んでる間ずっと、あの静かな声が語りかけてきて心地よい。
  • ラジオのこちら側で
    ピーター・バラカンファンとしては読まない訳にはいかない。
    大学生の頃、「ポッパーズMTV」をよく見てました。
    ロバート・クレイやスタン・リッジウェイを知ったのもあの番組でした。
    映画もいろいろ紹介してくれました。
    私は相当バラカンさんの影響を受けて青春時代を過ごしました。

    これはバラカンさんの音楽...続きを読む
  • ラジオのこちら側で
    ラジオDJ、Peter Barakanの半生をまとめた自叙伝。特に来日後のラジオやテレビなどメディアの活動を中心に業界の置かれている状況が語られています。欧米で考えられているラジオと日本で考えられているラジオの立ち位置が対比で書かれていてとても興味深かったです。また彼の選ぶ10年毎の10曲はチェック...続きを読む
  • ラジオのこちら側で
    ピーター・バラカンのラジオを通した自伝。
    元々、老成したイメージのある人だけれど、音楽に関しては一貫して協調性がない点が面白い。
    苦手な音楽を否定する事はないが、後から好きになるといったことが殆ど書かれておらず、ディスコなどに関しては一貫して冷淡な様子が意外だった。
    このある種の協調性の無さからか、...続きを読む
  • ピーター・バラカン音楽日記(集英社インターナショナル単行本)
     朝、仕事の準備をしながら聴いていたInterFMの番組「バラカンモーニング」では、色んなジャンルの色んなアーティストの曲を聴くことができました。その番組のDJ、ピーター・バラカンさんの紹介する楽曲がいつも「おっ、誰だコレは?」となるようないい曲ばかりだったので、知らないアーティストを知るいい機会に...続きを読む
  • ピーター・バラカン音楽日記(集英社インターナショナル単行本)
     朝、仕事の準備をしながら聴いていたInterFMの番組「バラカンモーニング」では、色んなジャンルの色んなアーティストの曲を聴くことができました。その番組のDJ、ピーター・バラカンさんの紹介する楽曲がいつも「おっ、誰だコレは?」となるようないい曲ばかりだったので、知らないアーティストを知るいい機会に...続きを読む
  • ぼくが愛するロック名盤240
    ピーター・バラカンおススメのロックアルバム集。お母さんが買ってきて自宅でかけていたのを聞いたのがStonesとの出会いだって、おしゃれですね。
  • 新版 魂のゆくえ
    最近では60年代から80年代のブラックミュージックをよく聞いていますが、その中でもいわゆるソウルっぽいものがとても気になって、サブスクの再生履歴はスティーヴィーワンダーとアレサフランクリンとプリンスばかりです。
    他にもいろいろ聞いてみたいなあと思っている時にこの本と出合いました。
    歴史もさることなが...続きを読む
  • ふしぎな日本人 ――外国人に理解されないのはなぜか
    ピーター・バラカンさんのDJラジヲは
    大好きです。
    へぇーっ こんなアーティストがいて こんな歌があるんだ
    ということはむろんのこと
    その曲紹介の合間に語られる
    ちょっとしたエピソードが実に興味深い

    そのピーター・バラカンさんならではの視点、考察が
    30年以上ヨーロッパでビジネスの...続きを読む
  • ふしぎな日本人 ――外国人に理解されないのはなぜか
    塚谷泰生さんとピーターバラカンさんの対談本です。

    ピーターバラカンさんは知ってたけど 塚谷泰生さんは知らなかった。

    塚谷さんは 30年くらいヨーロッパで仕事をされた方

    ピーターバラカンさんは イギリス人で 奥様は日本人

    話しは主に塚谷さんが話す感じです。

    日本人の気質は 米作りから生まれた...続きを読む
  • ピーター・バラカン音楽日記(集英社インターナショナル単行本)
    嫁さんが買ってきてくれた「ピーター・バラカン」のエッセイ集『ピーター・バラカン音楽日記』を読みました。

    お気に入りの本屋で見つけて買ってきてくれたようです。
    ありがとう!

    -----story-------------
    これが21世紀の新しい音楽のスタンダードだ!
    ロック、ジャズ、ブルーズ、ソウ...続きを読む
  • ふしぎな日本人 ――外国人に理解されないのはなぜか
    やっぱり西欧の考え方にはついていけない。当然、西欧の人たちも日本の文化・風習には戸惑うばかりだろうな。昔から言いつくされてきた文化の違いの理由を稲作に求めるところが面白い。しかも年に一度の収穫しか期待できない日本の稲作だ。失敗は許されないし、そのために自我を抑えて共同作業を重んじることもある。これの...続きを読む
  • ラジオのこちら側で
    ピーターバラカンさんの半生記。DJという仕事に出会うまで、そして日本に住むようになるまでのこと。音楽への愛、ラジオというメディアの可能性についても淡々と、しかし鋭く語られています。
    子供の頃はFMで音楽を聴くのが中心で、エアチェックもしてました。今ではすっかりFMは音楽メディアとしては劣化してしまい...続きを読む