ピーター・バラカンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミュージック・マガジン、シティロード、ポッパーズMTV、ウィークエンドサンシャイン…考えてみればピーター・バラカンさんとのつき合いも30年以上になる(つき合いといっても、読者でありリスナーであるというだけだけれど)。
来日してから現在までの色々な事が語られる。とても興味深い内容だった。そのひとつひとつに対してコメントをしたい気持ちだけれども、それはとてもこの場では書ききれない。
ラジオへの想い、そして現在のラジオへの危機感にはとても共感する。魅力あるDJが選曲して音楽を語る、そんな番組がもっとあればいいと思う。でも、マニアックともいえるバラカン氏や山下達郎氏の番組が支持されているのを見ると -
Posted by ブクログ
ピーターバラカンさんが2002〜2009年までPLAYBOY日本版で連載してきたものを追加わ再構成して一冊にまとめたもの。一言で伝えられる小見出しはさすが。またバラカンさんの出来事や考え方がところどころでハッキリとされていて面白い。あまり表に出ない音楽業界の現状など、言い方さえちゃんとすれば言ってもいいんだなぁ。アーティストについては、成功した人やそうでない人、どれも興味深く、レイチャールズやウォークザライン、ロニーレインのドキュメンタリーなどは見ないといけない。といいつつも、まだまだ知らないアーティストが多いので、もう一回読むことにする。
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Posted by ブクログ
かつて洋楽(死語?)の情報はFM誌、音楽誌、ラジオなど積極的に得ていたのだが、いまや完全に受け身。たまたま読んだ新聞や雑誌から、ほぼ偶発的に得るだけになってしまった。
そんな中で指針の一人としているのが、ピーター・バラカン。彼の番組や書いているものを追っているわけではないけど、まとまったものがあるなら読んでみたい存在。この本は休刊となった月刊PLAYBOYに連載されていたものに加筆、再構成したものだ。
名前すら聞いたことがないアーティストが10人近く。聴いてみたいアルバムが20を超えるが、お金がないし、近所のCD店にはないものばかり。偏っているといや偏っているが、これだけの刺激をくれる人は多く