吉福康郎のレビュー一覧

  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    武術の技を物理学から読み解く。
    とても判り易いし、活かせる。
    吉福さん、ここ迄は良かったのだけど、最近の本では「気」にいっちゃってるみたい。ちゃんと読んでないけどね。

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    2013年06月29日
  • 格闘技の科学 力学と解剖学で技を分析!

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    ネタバレ

     基本攻撃から防御、練習、実践に至るまで、科学的に解明できた格闘技や武術の技術を素人でも解り易く解説した書。
     これを読むと、一言で【強さ】と言っても、その中には努力や練習の蓄積だけでなく、生まれついてからの境遇から性格、性質から遺伝子に至るまで、様々な要素が含まれていることがわかる。
     また、人は一朝一夕に強くなれるというものではないが、強くなる方法は様々あり、人によって向き・不向きがあることをよく理解し、自分に合った方法を模索すべきということもよくわかった。

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    2012年01月28日
  • 格闘技の科学 力学と解剖学で技を分析!

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     タイトルの通りの内容なのだが、単にパンチやキックの強さを測定したり筋肉の動きを説明するだけではなく「いかにしてダメージを与えるか」「手首の極め方」「握られた手首を抜く方法」さらに「ナイフを持った相手と戦う方法」など実用的な内容が掲載されている。これも著者が格闘技経験者であるから出てくる視点かもしれない。
     この手の本にしては珍しく「気」を扱っている。「そんなものはあり得ない」と言って一蹴するのではなく、考察し解説をするという姿勢は科学者として素晴らしいことだと感じた。

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    2011年12月27日
  • 格闘技「奥義」の科学 わざの真髄

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    武道や格闘技の熟練者の格闘技術はなぜ一般人のそれと比べて著しく違うのか?
    その謎を物理学を駆使して客観的に深堀した本。

    眉唾話や武勇伝のような話に流れず、終始一貫して物理学的なメカニズムを解き明かしているのが良かった。

    1990年代の格闘技盛んな時期に書かれただけあり、多様な格闘技・武道が登場する。
    個人的には少林寺拳法にスポットが当てられる機会が多くて嬉しかった。
    後は相撲推しなのか、相撲に関する技術に紙面の多くを割いていた。

    技術の内容も打突に限らず、投げ、押し、受けと多岐に渡っていた。
    本書は科学的で良いとはいえ、やはり面授面受の武道の世界。
    実際の武道の修練の中で何かを掴んだ人が

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    2024年11月10日
  • 格闘技の科学 力学と解剖学で技を分析!

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    極真空手をやってて、物理学についての基礎などを知っている人にとってはとても良い本だと思った。
    僕は去年極真空手で全国2位の成績を残したことがありますが、そんな僕でも新しい発見をこの本から取り入れることができました。しかし、この本は初心者または物理学が苦手な人にとってはとても難しくて分かりにくいと思うので、星4つにしました。
    なので、この本は今までの練習内容の改善のきっかけにもなるし、どのように相手の動きを抑制していくべきかを学べるのでとても良い本だと思いました!

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    2022年10月16日
  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    タイトル通り、奥義を科学していますが、物理式が多くて難しく感じました。
    言っていることも何となくしか理解できず、「こうすれば簡単に人が倒れるよ、それはこういうトルク回転が……」と言われても、文字表現では限界があって、図解してある部分もあるけれど、結局一知半解のままに終わってしまいました。
    やっぱりこういうのは動画とかでなきゃ分かりづらいですね。。
    僕の評価はAにします。

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    2015年12月26日
  • 格闘技「奥義」の科学 わざの真髄

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    打撃、組技等の格闘技を、簡単な力学から解説する。
    とってもいい本なのだけど、自分の手から気が出てるとか、その辺がサクッと入ってるのが気になる。

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    2015年11月13日
  • 武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密

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    最終章の気についての話は面白かった。
    筆者が腰痛と腹痛を治すために半信半疑で気功の本を読みながら実践していると、自分の手から気がでていることにきづいたという話は嘘やろと思った。気功協会の会長にも相当な気が出ていると言われたらしいだから、筆者気は存在すると確信したらしい
    武術について科学的に書いてるほんかなとおもっていたけど、最終的に筆者の経験から理屈を作るという納得できない感無理矢理感が、面白かった
    武器は科学的に検証してると思った
    筆者が最後の最後で悟りを開いてしまうってことが笑っちゃう
    ちなみに悟りとは問題が起こった時、何一つ解決策は見つかっていないが、いつの間にか悩みから離れ、生きる

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    2015年02月17日
  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    著者は物理学者であり、武術の神秘的な技について、骨格や筋肉、五感、反射という身体の構造・機能を元に解明を試みる。著者自身が実践して検証しているため、説得力も高い。実際の道場では、考えるより感じろ、気の流れ、天地の心と一つになれ、等、その技ができた時にやっと分かるような説明で、稽古にあまり役立たないことが多い(気がする)。
    この本は、捌き、崩し、極め、といったどの武術でも基本となる動きの観点から説明しているため、どの武術、武道にとっても役に立つと思われる。日々の稽古で意識すると、その日から動きが変わる、とても実践的な本である。

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    2014年02月27日
  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    武術の不思議な奥義を科学で証明して行くと同時に、著者が簡単な技から少しずつ習得して行く流れで、思ったより分かりやすい。このての本は、現在の自分の武術レベルによって評価が変わってしまうのが、難点か、、。

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    2011年08月25日
  • 格闘技「奥義」の科学 わざの真髄

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    [ 内容 ]
    神秘的に見える「奥義」も、実は力学的に高度な合理性にもとづいたわざであることを、本書は明らかにする。

    [ 目次 ]
    第1章 突きと蹴りの奥義
    第2章 投げの奥義
    第3章 あたりの奥義
    第4章 押しと突っ張りの奥義
    第5章 デモンストレーションの奥義
    第6章 受けの奥義
    第7章 組み手の奥義
    終章 最強格闘技は存在するか?

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速

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    2010年05月23日
  • 武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密

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    ・数式が出てくると理解は難しい!
    ・力学、生理学で説明されても、出来るようにならないのでモヤモヤ感が残る。
    ・最終章の気とか心とか悟りの話は理解不能。色々苦労されたんだなあとは思うが…

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    2024年09月12日
  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    奥義の神髄の理解には到達できなかったが、スポーツ打撃の基本ぐらいは体の動きと一致して腹落ち理解できた気がした。
    それよりも科学分析できるんだ、ということ自体が驚きだった。

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    2023年04月16日
  • 武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密

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    打撃系の武術や刀剣・弓矢などの物理の話が8割、脳生理学的な話が1.5割で最後の5%が、精神的な話というか唯物論では説明できない何かについて書かれています。サイエンスの本というよりは、サイエンス系の雑学本というところでしょうか。
    また、見開きの右側のページに、図解というか漫画・イラストによる解説なのですが、これが無駄にといったら失礼だが、妙にかっこいい!
    ふ~ん、と思いながらパラパラみましたが、むしろ最後の5%が惹かれました。
    現代の科学では説明できない現象もあります。そこにこそ発見やイノベーションがあるんだなーと思いつつ閉じました。

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    2021年08月15日
  • 武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密

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    【文章】
    とても読み易い
    【ハマり】
     ★★★・・
    【気付き】
     ★★★★・

    武術の動作が力学的に説明されていてわかりやすい。

    ・仕事も含めた日々の行いを、心を込めて行うことが悟りへの近道

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    2020年08月16日
  • 格闘技の科学 力学と解剖学で技を分析!

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    ありそうでなかった本。打撃系、組み技系を問わず、技がどんなときに最も有効に極まるかを力学や人間の体の仕組みをもとに解く。各項目1ページほどの文章量しかないので説明が専門的だとわかりにくいところがある。見開き片側の図がよかった。

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    2020年03月01日
  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    かなり面白い

    パワーだけでは限界があるので、
    技術でそれを超える

    筋肉の使い方や、適度な鍛え方が参考になった

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    2015年06月27日
  • 武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密

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    <目次>
    第1章  武術とは何か?
    第2章  打撃の科学
    第3章  剣術・居合の科学
    第4章  武器の科学
    第5章  歩法・体さばき・感覚を欺く科学
    第6章  崩しの科学
    第7章  気・心の科学

    <内容>
    科学者による武術などの科学的分析。物理学の力関係の図などはわかりやすいとは言えなかったが、これはこの本の(多分シリーズの)構成の問題で、もっと詳しく述べた方様子がわかる。もう少し丁寧に書いてほしかった(これは編集へ)。最終章などは、科学を超えた部分である意味一番おもしろかった。

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    2014年12月08日
  • 武術「奥義」の科学 最強の身体技法

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    ちょっと(?)難しかったので,
    流し読みで済ましてしまいました。

    丹念に読み込めば,
    得るものは多いかもしれない。

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    2013年06月07日
  • 武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密

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     格闘技とは似て非なるものである、『武術』。ルールが存在する格闘技とは異なり、実用的かつ論理的に、時には欺いて相手を倒す武術の秘密を、物理学から解剖学まで、色々な科学的視点から探った、好きな人にはたまらない本。

     武術に被せられた「秘密」という名のベールを剥がし、ソレが無根拠な噂や創作作品による誇張やまやかしややらせなどではなく、あくまで弛まぬ修練の産物である「技術」であることを、素人にも理解し易いようにできるだけ図を取り入れ、苦心しながら解説している。惜しむらくは、これが「書籍」であるために、読む者に説明が伝わりきっていない感がある。これはぜひ「映像作品」にしてほしい解説書だ。

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    2013年06月01日