きたやまおさむのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【コブのない駱駝/きたやまおさむ】
私がフォークルを初めて知ったのは小6の時、知ったと言っても 当時の担任が昼休みにMDで 帰ってきたヨッパライを流したからだった。
最初は面白い曲だなと思ったけど、録音時にゆっくり歌って回転数を速めた独特の声は不気味で少し聞くのが嫌になったことを思い出す。
きたやまおさむ先生を知ったのは今年最初のKトラ(ALFEE坂崎さんのラジオ)のゲストだった。
テーマは反戦と平和の歌、知ってる曲も知らない曲も流れて 話がわかりやすくておもしろかった。(笑うという意味ではなく聞き入るという意味で)
フォークルの曲は1曲しか紐づいてなかったけど、あとになって あれもこれもフォークルの曲だったのか と知る。
元ミュージシャンで、作詞家、普段は精神科医という経歴のきたやま先生が分析した自分、メンバーのことなど 難しいながら読みやすい本だった。
本のタイトルになっている フォークルの曲、コブのない駱駝を初めて聞いたときは小6のときと同じように面白いと思ったがよく解釈すると今の 多様性 という言葉に通じる気もする曲だ。
加藤和彦もはしだのりひこも居ない今、フォークルを生で見ることはできないけれど 今更ながら曲を聞きながら1960-70年代を想像したいと思う。
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Posted by ブクログ
2019年作品。著者を知ったのは、もちろんザ・フォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」を聴いた時でした。当時の私は小学校低学年。歌っているのは人間なんだろうかと不思議でした。テープを早回ししてレコードにしたものだと知り驚きました。革新的なレコードでした。この本は、友人であり人生の先輩でもある前田重治氏との共著です。3部から構成されています。第一部では、著者の作詞した20曲の歌詞について、前田氏が考察し著者がコメントすると言う内容。第二部は、著者の自己分析。第三部は、前田氏と著者の対談。私が面白く感じたのは第一部です。彼の曲はコミックソングに類するもの・女性目線の優しい可愛いもの、多彩です。ただウケを狙ったものはなく、どこか虚無的で死に対する恐怖などを込めた楽曲の多いことも知りました。盟友加藤和彦氏との絆の深さ、彼の自死が与えたショック。はしだのりひこ氏との微妙な確執も感じ取れます。個人的には著者に、もっとメディアへの露出を希望します。軽妙なトークでありながら、深いお話が聴けそうな気がします。
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Posted by ブクログ
アメリカ南西部、ユタ州の小さな出版社から発表された個人の日記の抜粋。
著者は文学者や哲学者ではなく、立派な肩書きもないただの男とのこと。
ぼくたちがある物事を受けて、感じたことに真っ直ぐ誠実になる。それが日々の生活で遭遇する様々な出来事に自分らしく対処するために必要なことだという。
何か困難に衝突した時に原因を外的要因に押し付け、自身については悩みがないように振る舞うことや、他人との軋轢の最中で本当に気に入らない事に気付けないことはよくある事だと思う。
心がどう感じているか、がすなわち自分らしさで、自分自身と言っても差し支えないかも知れない。
ただ、不思議なことに自分は過去の経験から形成されているにも関わらず、5分後の行動さえ予測出来ないほど未完成で曖昧なもの。
その時その時に自分がどう感じているか分析して、自分自身を対処する方法を考えて、責任を持って動くしかない。
これはある意味では良いもので、実力不足、相応しくないと考えてはいても、面白そうだから飛び込んでみようとする自分を肯定する道具にもできる。
他人と揉めた時、相手がどう思っているかきちんと考えると言うのは皆が解っていることだが、同時に自分がどう思っているか素直に感じることは弁証法的に問題を止揚するためになくてはならないとハッとさせられた。
共感できない内容もあったが、それも自分、ということで。
あれこれ考えているととりとめもなく、長くなってしまうので記録はここまで。 -
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Posted by ブクログ
「あの素晴らしい愛をもう一度」のザフォーククルセダーズの方と後から知った。
親友、戦友の加藤和彦氏の自死を踏まえて書かれた本であると知り、また見方が変わった。
「加藤君には2人の人間がいた。1人は楽しく明るく前向き。もう1人は厳しく完全主義で怒ると怖い人。今回はそのもう1人が自分を殺してしまったんだと思う。曲を制作する時は人の意見も聞いてくれたんだけど、最後の幕引きでみんなの意見を聞いてくれなかった」Wikipedia参照
むなしさを生きがいで埋めなくていい。あやふやなものがあってもいいし、許容してあげる自分がいればいい。
我々現代人も間を嫌い、ネットに入り間を埋める。
むなしさを感じた時、それが人生に必要な間であると考え、自らをむやみに消費することがなくなれば、人生はより良いものになりそうだ。 -
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